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国立岡山病院研究検査科
著者: 村上元正1
所属機関: 1研究検査科
ページ範囲:P.281 - P.285
文献購入ページに移動 岡山駅に程ちかい山陽沿線に国立岡山病院が新設されてから3年有半になろうとしているが,現在では入院550床,外来患者1日平均650名に及ぶ総面積4900余坪の近代化された病院の中で,研究検査科は一部をのぞき殆んどが2階に配置され,面積は222坪をもっている。スタッフは専任医師1名,技術士12名,助手1名で,その配属は血液検査2名,一般検査1名,病理検査2名(内1名は医師)細菌検査1名,血清検査2名,生化学検査5名(内1名は技師長)電気生理検査1名よりなり,検査科長,技師長統括の下に日常業務を遂行している。検査件数の増加(最近1ケ月平均18,616件)に伴い,それぞれ異った性質をもつ業務の作業量分析の必要性を痛感し,その検討を数ヵ月来行なっている。院内での検査室の立場はあくまで院長直属で,特に検査室の独自性と独立性を強調し,また一方現在の時点での自分をよく反省し,能力と技術の向上をはかっている。
検査室1ケ月のスケジュールを紹介すると,毎週水曜日は語学研究会(英語)と業務打合せ会,第3木曜日は抄読会を行なっており,院外関係では技師会活動へ参加し,また臨床検査研究会(1回)血液同好会(1回)病理同好会(2回)に出席して,各自研鑚の資としている。なお昭和37年より39年末迄の学会発表演題は13題に達している。
検査室1ケ月のスケジュールを紹介すると,毎週水曜日は語学研究会(英語)と業務打合せ会,第3木曜日は抄読会を行なっており,院外関係では技師会活動へ参加し,また臨床検査研究会(1回)血液同好会(1回)病理同好会(2回)に出席して,各自研鑚の資としている。なお昭和37年より39年末迄の学会発表演題は13題に達している。
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