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研究
血清中非タンパク性窒素の超微量比色測定法—アルカリ性次亜臭素酸塩法
著者: 梅田重雄1
所属機関: 1国立金沢病院研究検査科
ページ範囲:P.534 - P.537
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臨床生化学測定の微量ないし超微量化は既に常識となりつつある。ことに多量の血液採取が困難な未熟児,新生児を対象とする場合,その必要性は大きいと思われる。筆者の所属する施設でもこの要望にこたえるため生化学測定の超微量化を計画し,現在その準備を進めているので,この機会に,小児科領域で比較的測定頻度の高い血清中非タンパク性窒素測定の超微量化を試み,臨床的に充分な精度で測定できたので,その概要を報告する。
臨床生化学測定の微量ないし超微量化は既に常識となりつつある。ことに多量の血液採取が困難な未熟児,新生児を対象とする場合,その必要性は大きいと思われる。筆者の所属する施設でもこの要望にこたえるため生化学測定の超微量化を計画し,現在その準備を進めているので,この機会に,小児科領域で比較的測定頻度の高い血清中非タンパク性窒素測定の超微量化を試み,臨床的に充分な精度で測定できたので,その概要を報告する。
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