文献詳細
研究と報告
文献概要
1)著者は,抑うつ症状を呈した11症例について,Iproniazidを使用したので,その治療経験を報告し,あわせて海外の文献を紹介した。
2)psychic-energizerとしてのlproniazidによる療法では,重篤な肝障害という重大な副作用と,一過性の副作用をともなうので,その使用にあたつては慎重を要する。
3)Iproniazidは,軽症のうつ病,ことに結核合併のうつ病に使用することは有効と考える。
2)psychic-energizerとしてのlproniazidによる療法では,重篤な肝障害という重大な副作用と,一過性の副作用をともなうので,その使用にあたつては慎重を要する。
3)Iproniazidは,軽症のうつ病,ことに結核合併のうつ病に使用することは有効と考える。
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