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特集 児童精神医学 研究と報告
吃音を主訴とする幼児の遊戯療法
著者: 玉井収介1 高木四郎
所属機関: 1国立精神衛生研究所
ページ範囲:P.659 - P.663
文献購入ページに移動 Ⅰ.吃音に関する概観
まず,Leo Kannerにしたがって吃音に関する従来の所説を概観してみよう。
吃音はいくつかの種類に分けられる。たとえば母音の吃音と子音の吃音に分けることもできるしまた,吃り方にしたがつて,(1)最初の子音のくりかえし,(2)最初の音節のくりかえし,(3)くりかえすことなく最初の子音が引きのばされるものに分類することもできる。
まず,Leo Kannerにしたがって吃音に関する従来の所説を概観してみよう。
吃音はいくつかの種類に分けられる。たとえば母音の吃音と子音の吃音に分けることもできるしまた,吃り方にしたがつて,(1)最初の子音のくりかえし,(2)最初の音節のくりかえし,(3)くりかえすことなく最初の子音が引きのばされるものに分類することもできる。
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