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文献詳細

雑誌文献

精神医学10巻11号

1968年11月発行

研究と報告

接枝分裂病と診断され,女性的言動を特徴としたKlinefelter症候群の1例

著者: 高坂睦年1 徳永五輪雄1 菊井茂1 吉田俊彦2 本森良治2 内田茂3

所属機関: 1岡山大学医学部神経精神医学教室 2岡山大学医学部産婦人科 3松沢病院

ページ範囲:P.927 - P.931

文献概要

 41歳,身長185.7cm,10年間接枝性分裂病として入院していたKlinefelter Syndromeの1例を記載した。おもな精神症状は興奮期と,女性的態度を示す女性期とが不規則に出没するもので,尿中estrogen,androgenの著明な減少,副腎皮質系ホルモンおよびFSHの増加がありホルモン像と精神症状との関係について考察した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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