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文献概要
研究と報告
てんかんに対するNitrazepam(Epinelbon)の臨床使用経験
著者: 田所靖男1
所属機関: 1名古屋大学医学部神経精神科
ページ範囲:P.996 - P.1000
文献購入ページに移動Ⅰ.まえがき
著者は新しいbenzodiazepine誘導体nitrazepam(Epinelbon)を種々の精神疾患に使用する機会を得たが,今回は少数例ながら抗てんかん剤としてもちいた臨床成績を報告する。
benzodiazepine誘導体のtranquilizerとしてはすでに周知のごとくchlordiazepoxide,diazepamについでoxazepamが開発されているが,今回著者が三共株式会社より提供を受けたnitrazepam Epinelbon)はRoche社の開発になる1,3-dihydro-7-nitro-5-phenyl-2H-1,4-benzodiazepin-2-one(第1図)である。
著者は新しいbenzodiazepine誘導体nitrazepam(Epinelbon)を種々の精神疾患に使用する機会を得たが,今回は少数例ながら抗てんかん剤としてもちいた臨床成績を報告する。
benzodiazepine誘導体のtranquilizerとしてはすでに周知のごとくchlordiazepoxide,diazepamについでoxazepamが開発されているが,今回著者が三共株式会社より提供を受けたnitrazepam Epinelbon)はRoche社の開発になる1,3-dihydro-7-nitro-5-phenyl-2H-1,4-benzodiazepin-2-one(第1図)である。
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