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文献詳細

雑誌文献

精神医学10巻12号

1968年12月発行

文献概要

研究と報告

てんかんに対するNitrazepam(Epinelbon)の臨床使用経験

著者: 田所靖男1

所属機関: 1名古屋大学医学部神経精神科

ページ範囲:P.996 - P.1000

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Ⅰ.まえがき
 著者は新しいbenzodiazepine誘導体nitrazepam(Epinelbon)を種々の精神疾患に使用する機会を得たが,今回は少数例ながら抗てんかん剤としてもちいた臨床成績を報告する。
 benzodiazepine誘導体のtranquilizerとしてはすでに周知のごとくchlordiazepoxide,diazepamについでoxazepamが開発されているが,今回著者が三共株式会社より提供を受けたnitrazepam Epinelbon)はRoche社の開発になる1,3-dihydro-7-nitro-5-phenyl-2H-1,4-benzodiazepin-2-one(第1図)である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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