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文献詳細

雑誌文献

精神医学10巻7号

1968年07月発行

文献概要

特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム) Ⅱ部・一般演題から

精神分裂病患者への集団精神療法のこころみ

著者: 阪本良男12

所属機関: 1大阪市立大学医学部神経精神科 2阪本病院

ページ範囲:P.549 - P.553

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I.はじめに
 集団療法のなかでも,精神分裂病に対する集団精神療法のこころみは,主に米国にはじまり,こんにち,その成果はしだいに注目されつつあるが,まだその歴史も浅く,一つの治療手技として確立されるまでにいたつていない1)〜11)
 われわれは約2年前から一つのこころみとして,入院中の精神分裂病患者に集団精神療法を行ない,当初予想したより,はるかに良好な成果をあげえたので,その経験を要約し,あわせて若干の症例をあげ,精神療法における,この療法の意義について論じたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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