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研究と報告
精神分裂病者の社会適応経過—外来初診後3年間の経過調査
著者: 国友貞夫1 石川辰夫1 丸山甫1
所属機関: 1群馬大学医学部精神神経科教室
ページ範囲:P.609 - P.612
文献購入ページに移動I.はじめに
精神分裂病の予後についての研究は多いが,その対象はほとんどが入院した分裂病者にかぎられている。今回,1962年に群馬大学精神神経科を初診した分裂病者の予後調査をしたのは,以下のような理由による。
1)通院治療のみで社会復帰している例が増加していて,精神分裂病の予後を知るには入院患者と外来通院患者(初診のみの患者を含めて)についての調査を必要とする。
精神分裂病の予後についての研究は多いが,その対象はほとんどが入院した分裂病者にかぎられている。今回,1962年に群馬大学精神神経科を初診した分裂病者の予後調査をしたのは,以下のような理由による。
1)通院治療のみで社会復帰している例が増加していて,精神分裂病の予後を知るには入院患者と外来通院患者(初診のみの患者を含めて)についての調査を必要とする。
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