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文献詳細

雑誌文献

精神医学10巻8号

1968年08月発行

研究と報告

精神分裂病者の社会適応経過—外来初診後3年間の経過調査

著者: 国友貞夫1 石川辰夫1 丸山甫1

所属機関: 1群馬大学医学部精神神経科教室

ページ範囲:P.609 - P.612

文献概要

I.はじめに
 精神分裂病の予後についての研究は多いが,その対象はほとんどが入院した分裂病者にかぎられている。今回,1962年に群馬大学精神神経科を初診した分裂病者の予後調査をしたのは,以下のような理由による。
 1)通院治療のみで社会復帰している例が増加していて,精神分裂病の予後を知るには入院患者と外来通院患者(初診のみの患者を含めて)についての調査を必要とする。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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