文献詳細
研究と報告
文献概要
I.はじめに
本稿第1篇において63名の薬物依存者を,その性格傾向とくに対人関係の特徴によつてasocial(As),anomic(An),neurotic(N)の3類型に分類し,その分類基準と典型例について述べ,これらの性格偏碕と薬物との結びつきを明らかにした。第2篇ではこの3類型について,agentとしての薬物のみならずhostと,それをとりまく環境要因,治療および予後に関連する要因について比較検討し,その結果について考察を加えたい。
本稿第1篇において63名の薬物依存者を,その性格傾向とくに対人関係の特徴によつてasocial(As),anomic(An),neurotic(N)の3類型に分類し,その分類基準と典型例について述べ,これらの性格偏碕と薬物との結びつきを明らかにした。第2篇ではこの3類型について,agentとしての薬物のみならずhostと,それをとりまく環境要因,治療および予後に関連する要因について比較検討し,その結果について考察を加えたい。
掲載誌情報