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文献詳細

雑誌文献

精神医学11巻9号

1969年09月発行

研究と報告

薬物依存発生に関する研究(第2篇)—発生に関する諸要因の分析

著者: 高橋伸忠1

所属機関: 1東京医科大学神経精神科

ページ範囲:P.693 - P.706

文献概要

I.はじめに
 本稿第1篇において63名の薬物依存者を,その性格傾向とくに対人関係の特徴によつてasocial(As),anomic(An),neurotic(N)の3類型に分類し,その分類基準と典型例について述べ,これらの性格偏碕と薬物との結びつきを明らかにした。第2篇ではこの3類型について,agentとしての薬物のみならずhostと,それをとりまく環境要因,治療および予後に関連する要因について比較検討し,その結果について考察を加えたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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