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紹介
「精神衛生管理研究会」について
著者: 春原千秋1
所属機関: 1中央鉄道病院神経科
ページ範囲:P.736 - P.736
文献購入ページに移動 最近学校,職場ならびに地域社会における精神衛生管理の必要性が認識され,その社会的要請がたかまりつつあるが,これらの当面する諸問題を解決するため,昭和42年春,阪大金子仁郎教授を会長,東大笠松章教授を副会長として,「精神衛生管理研究会」という研究会が創立された。同会は発足以来春秋2回研究会を開催し,主として学校および職場における精神衛生管理の問題点についての研究発表と活発な討論を実施している。シンポジウムとしては,第1回は「精神障害者のスクリーニングについて」,第2回「精神障害者の復職判定基準」第3回「学校精神衛生の問題点」,第4回「精神障害者のアフター・ケア」がとりあげられ,これらの内容は機関雑誌「精神衛生管理研究」に掲載されている。
ところで第5回研究会は,去る6月14日,東大石川清博士を運営委員として,東京私学会館ホールにおいて開催された。今回は一般演題のほかにシンポジウムとして企業における精神衛生管理の問題がとりあげられ,松下電器健康管理センターの小西輝夫博士と,電々公社東京健康管理所の関口憲一博士が演者として講演された。
ところで第5回研究会は,去る6月14日,東大石川清博士を運営委員として,東京私学会館ホールにおいて開催された。今回は一般演題のほかにシンポジウムとして企業における精神衛生管理の問題がとりあげられ,松下電器健康管理センターの小西輝夫博士と,電々公社東京健康管理所の関口憲一博士が演者として講演された。
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