文献詳細
文献概要
研究と報告
新抗てんかん剤としてのB169の臨床治験
著者: 六川二郎1 陣内伝之助1
所属機関: 1大阪大学医学部第2外科学教室
ページ範囲:P.625 - P.630
文献購入ページに移動Ⅰ.緒論
B169すなわち2-〔β-pyridyl-(2′′)-ethenyl〕-3-(2′-methylphenyl)-quinazolinone-(4)はBoltzeら(1963)1)により合成されたquinazolinone誘導体(第1図)であり,本剤の抗痙攣作用と体内代謝に関する動物実験はすでに森ら(1969)2)により発表された。
ここに本剤のてんかん患者に対する臨床治験の第1報を報告する。
B169すなわち2-〔β-pyridyl-(2′′)-ethenyl〕-3-(2′-methylphenyl)-quinazolinone-(4)はBoltzeら(1963)1)により合成されたquinazolinone誘導体(第1図)であり,本剤の抗痙攣作用と体内代謝に関する動物実験はすでに森ら(1969)2)により発表された。
ここに本剤のてんかん患者に対する臨床治験の第1報を報告する。
掲載誌情報