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文献詳細

雑誌文献

精神医学13巻12号

1971年12月発行

文献概要

特集 社会変動と精神医学

社会変動と精神医学

著者: 加藤正明1

所属機関: 1国立精神衛生研究所

ページ範囲:P.1128 - P.1132

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I.はじめに
 精神医学が社会変動とどのようにかかわりあってきたか,相互にどのような影響を与えあってきたかという問題をここに論じようとする。このさい社会変動social changeなるものを精神医学との関連において,どのようにとらえるか,どの側面をとくに強調しなければならないかということが,最も重要なポイントになるのであろう。
 とくに日本の現状はきわめて迅速かつ広汎な社会変化が進行していることであり,この変動を都市化,産業化,核家族化,情報過多,過疎化,過密化,大衆社会化,管理社会化,オートメーション化,第2次産業優位などのさまざまの面でとらえることができる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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