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巻頭言
“学術雑誌”について
著者: 切替辰哉1
所属機関: 1岩手医科大学神経精神科
ページ範囲:P.978 - P.979
文献購入ページに移動 現在,日本精神神経学会に新生のための長い混乱が続いており,学会の定款に定められている機関雑誌「精神神経学雑誌」のあり方についても批判が起こり,その後,あり方についての検討のために長い時間を要した。そのために編集委員の交代が遅れていたが,先頃漸く,私は四年の長きに渉った編集委員長を辞めることができた。その間に感じた,実際は「精神神経学雑誌」についてのであるが,一般に“学術雑誌”についての感想を思いつくままに述べてみたい。
“学術雑誌”にもいろいろ種類があって,その性格がそれぞれ異なることは言うまでもないが,まず考えなければならないことはその性格である。そこに“学術雑誌”のあり方が位置づけられ,そこで編集方針が基礎づけられるからである。すなわち“学術雑誌”の性格づけがなされなければならない。
“学術雑誌”にもいろいろ種類があって,その性格がそれぞれ異なることは言うまでもないが,まず考えなければならないことはその性格である。そこに“学術雑誌”のあり方が位置づけられ,そこで編集方針が基礎づけられるからである。すなわち“学術雑誌”の性格づけがなされなければならない。
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