文献詳細
文献概要
研究と報告
精神分裂病でみる機能的類型とその予後—方法論的試み(第2部)
著者: 広田伊蘇夫1
所属機関: 1都立松沢病院
ページ範囲:P.661 - P.667
文献購入ページに移動前回の報告では,配置された乱数の追跡を手法として,発病経過10年以上の分裂病例でみるいくつかの類型を示してみた。この手法は機能的にみるならば注意の持続というよりは,むしろ注意の配分様式に視点をおくものである。そこで今回は注意の持続の様式に焦点をあて,分裂病例でみる類型を調べることとする。
掲載誌情報