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文献詳細

雑誌文献

精神医学14巻9号

1972年09月発行

研究と報告

Medazepam(S-804)の光眼輪筋反射に及ぼす影響

著者: 稲永和豊1 小鳥居衷1 磯崎宏2

所属機関: 1久留米大学医学部神経精神科 2久留米大学医学部中央臨床検査部

ページ範囲:P.825 - P.830

文献概要

I.はじめに
 MedazepamはSternbach15)らにより合成されたbenzodiazepine系の薬物で,chlordiazepoxideよりも鎮静,筋弛緩作用が弱いことが特徴としてあげられている(Randallら13))。またdiazepamよりは鎮静,筋弛緩作用が明らかに弱いことも証明された(城戸ら9))。
 著者らは光眼輪筋反射が意識水準の客観的指標として役立つことから各種抗不安鎮静剤(anoxiolytic sedatives)の光眼輪筋反射への影響を調べてきた8)11)。本研究においてもmedazepamの光眼輪筋反射への影響を調べ,またdiazepamとの比較も行なった。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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