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C.P.C. 松沢病院臨床病理検討会記録・11
脊髄-小脳変性疾患か,いわゆる“けいれん損傷”か
著者: 松下正明1 石井毅1 吉田哲雄1
所属機関: 1都立松沢病院神経病理研究室
ページ範囲:P.835 - P.840
文献購入ページに移動今回は,臨床症状として肝脳疾患猪瀬型に類似していたが,検査所見が合致せず,小脳変性疾患としては,意識障害,痴呆など精神症状が高度であることで否定され,結局は臨床診断のつかなかった症例を検討する。
しかも病理学的には,いわゆるけいれん損傷をみるのみで,診断学的にも結論をうることができず,多くの疑問を残している例である。
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