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文献詳細

雑誌文献

精神医学14巻9号

1972年09月発行

C.P.C. 松沢病院臨床病理検討会記録・11

脊髄-小脳変性疾患か,いわゆる“けいれん損傷”か

著者: 松下正明1 石井毅1 吉田哲雄1

所属機関: 1都立松沢病院神経病理研究室

ページ範囲:P.835 - P.840

文献概要

I.はじめに
 今回は,臨床症状として肝脳疾患猪瀬型に類似していたが,検査所見が合致せず,小脳変性疾患としては,意識障害,痴呆など精神症状が高度であることで否定され,結局は臨床診断のつかなかった症例を検討する。
 しかも病理学的には,いわゆるけいれん損傷をみるのみで,診断学的にも結論をうることができず,多くの疑問を残している例である。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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