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私がFulbourn病院で体験した治療共同体
著者: 相場均12
所属機関: 1フルボーン病院社会精神医学担当 2早稲田大学
ページ範囲:P.1109 - P.1115
文献購入ページに移動社会精神医学の背景ということから前提に話したいと思います。現在,Church of Englandが国教会となっていて,一応宗教の自由が保証されているわけです。医療も教育も私立以外は全部無償,それから経済に関しては,成長率が鈍くていろいろ複雑な推移の結果,今年の初めにECに加入して,国民所得が毎年0.5%ずつ上積みされて5年間で11億ポンドの国民所得の増加をもたらして,投資,それから実質賃金の上昇を可能にしております。朝日年鑑にはイギリスの上記の状態がかなりくわしく書かれています。
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