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研究と報告
躁うつ病の病態生理学的研究—不安と尿中カテコールアミンの関係
著者: 松下兼介1 松本啓1
所属機関: 1鹿児島大学医学部神経精神医学教室
ページ範囲:P.1159 - P.1165
文献購入ページに移動I.緒言
近年,精神疾患の病態生理学的研究がさかんに行なわれるようになり,精神と身体の研究が探究されつつあり,内因性躁うつ病においても,ここ数年来,アミン,電解質代謝異常がもっとも重要視され,それらの代謝との関連において,自律神経,内分泌機能が注目されてきている。
われわれの教室でも,内因性躁うつ病を中心に,アミン,自律神経,ポリグラフ,内分泌機能など,多角的に把え,その本態を究明せんと試みている11,15〜17)。
近年,精神疾患の病態生理学的研究がさかんに行なわれるようになり,精神と身体の研究が探究されつつあり,内因性躁うつ病においても,ここ数年来,アミン,電解質代謝異常がもっとも重要視され,それらの代謝との関連において,自律神経,内分泌機能が注目されてきている。
われわれの教室でも,内因性躁うつ病を中心に,アミン,自律神経,ポリグラフ,内分泌機能など,多角的に把え,その本態を究明せんと試みている11,15〜17)。
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