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文献詳細

雑誌文献

精神医学16巻1号

1974年01月発行

文献概要

研究と報告

禁断症状を示した慢性Chlordiazepoxide中毒の3例

著者: 林泰明1 東恒子1 門田耕一1

所属機関: 1国立岡山病院神経科

ページ範囲:P.77 - P.82

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I.はじめに
 昭和38年に睡眠薬の一般市販が規制されるようになったが,これにかわっていわゆるminortranquilizerが乱用される傾向にあることについて,早くから警告がなされていた。なかでもmeprobamateについては,奥村らの禁断症状を呈した症例の報告1)以来,多数の慢性meprobamate中毒の症例が報告2〜4)されてきた。
 そして昭和46年に至ってようやくminor tranquilizerも厚生省により要指示薬に指定されたが,その効果については,なお十分な注意と努力を要するものと思われる。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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