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雑誌詳細

文献概要

研究と報告

Pick病の精神症状に対するL-DOPAの影響

著者: 貝谷壽宣1 加藤秀明1

所属機関: 1岐阜大学医学部神経精神医学教室

ページ範囲:P.85 - P.88

 臨床症状よりPick病と診断した61歳,男子に約6カ月間L-DOPAを投与し,無為および衝動行為の改善が約3カ月間みられた。その後投与を続けるも無効となった。これらL-DOPAによる改善症状とPick病および黒質病変の関係について若干の考察を加えた。

掲載雑誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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