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臨床症状よりPick病と診断した61歳,男子に約6カ月間L-DOPAを投与し,無為および衝動行為の改善が約3カ月間みられた。その後投与を続けるも無効となった。これらL-DOPAによる改善症状とPick病および黒質病変の関係について若干の考察を加えた。
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