icon fsr

文献詳細

雑誌文献

精神医学16巻10号

1974年10月発行

文献概要

研究と報告

条件反射学的方法によるラットのうつ病モデルの研究

著者: 永山治男1 木戸淳彦1 森田武東1 高橋良1

所属機関: 1長崎大学医学部精神神経科学教室

ページ範囲:P.863 - P.869

文献購入ページに移動
 (1)ラットを用い,自発移動運動量を指標に,音を条件刺激,tetrabenazineを無条件刺激として条件づけを行った。
 (2)一定回数強化後,条件刺激のみで一定時間続く運動静止期が出現するようになった。
 (3)Imipramineを前投与すると,この運動静止期は不完全化した。
 (4)以上により,これを人間のうつ病の動物モデルと考えた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?