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研究と報告
社会適応状況からみたてんかん患者の実態
著者: 渡辺敏也1
所属機関: 1順天堂大学医学部精神医学教室
ページ範囲:P.1061 - P.1070
文献購入ページに移動I.はじめに
てんかん患者の社会適応を考える場合には,患者らの置かれた社会的な背景や社会構造の変化を無視するわけにはいかず,時代の変遷と医学の進歩につれて患者に対する社会の見方もおのずと変ってきている。
従来,てんかん患者の示す精神障害や性格変化などについての報告はきわめて多いが,社会精神医学的立場からの検討は比較的少ない。
てんかん患者の社会適応を考える場合には,患者らの置かれた社会的な背景や社会構造の変化を無視するわけにはいかず,時代の変遷と医学の進歩につれて患者に対する社会の見方もおのずと変ってきている。
従来,てんかん患者の示す精神障害や性格変化などについての報告はきわめて多いが,社会精神医学的立場からの検討は比較的少ない。
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