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文献詳細

雑誌文献

精神医学16巻4号

1974年04月発行

文献概要

古典紹介

Karl Ludwig Kahlbaum:Ueber Heboïdophrenie

著者: 浅井昌弘1 保崎秀夫1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部精神神経科

ページ範囲:P.415 - P.422

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 私が類破瓜病(Heboidophrenie)というのは,青年期に出現し,その症状の特徴が今までに述べられている精神的疾患形態のいずれのものにも一致しないような精神的疾病状態のことである。その特徴とはすなわちつぎのごとくである。
 1)全体的態度の偏倚。とくに社会的関係における人間の精神的個性を構成し,あるいは性格とか,あるいは人格とか,またあるいは気質とか呼ばれているものを含めた,心的特性の複合体についての偏倚と異常。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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