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第9回国際精神療法学会は,ノールウェイのオスロ大学で,昭和48年6月25日より30日まで,45力国,1,050人の参加者のもとで開かれた。筆者の限られた英語能力のため不十分ではあるが,この学会の雰囲気と内容とについて報告する。
学会のメインテーマは,"精神療法とは何か"であり,精神療法の各派の間に理論的・方法論的相違があるが,この学会の目的の一つは,共通の分母を捜し求め,逸脱の限界を定めることであるとした。そこで学会の講演や発表は,メインテーマに関係深いものに限られ,また講演数を少なくして,グループ討議が重視された。
学会のメインテーマは,"精神療法とは何か"であり,精神療法の各派の間に理論的・方法論的相違があるが,この学会の目的の一つは,共通の分母を捜し求め,逸脱の限界を定めることであるとした。そこで学会の講演や発表は,メインテーマに関係深いものに限られ,また講演数を少なくして,グループ討議が重視された。
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