icon fsr

文献詳細

雑誌文献

精神医学16巻6号

1974年06月発行

海外文献

Depot Phenothiazine Treatment in Acute Psychosis:A Sequential Comparative Clinical Study/Epileptische Psychosen:Kurzreferat Uber die Literatur der Jahre 1850-1971

著者: 鍋田恭孝1 平野正治1

所属機関: 1慶大精神神経科

ページ範囲:P.631 - P.631

文献概要

 最近Depot-type fluphenazineの処方が欧米において増加する傾向にあるが,それらは外来の慢性患者を対象にしていることが多く,急性患者に関しては,あまり多く使用されず,また知見も少ない。このレポートは,急性のしかも要入院とみなされた患者に対して当初よりこの種の薬物(fluphenazine enanthate,以後F. E. と略す)を使用し,その効果をchlorpromazine(以後C. P. Z. と略す)と比較したものである。
 方法は46名の要入院急性患者を任意に3群に分け,第1群に対してはF. E. 単独を,第2群に対してはC. P. Z. 単独を,第3群に対してはその両者の併用がそれぞれ行われ,3群間にて相互に効果が比較されている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら