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文献詳細

雑誌文献

精神医学16巻7号

1974年07月発行

文献概要

海外文献

Die Objektivierung psychiatrischer Syndrome durch multifaktorielle Analyse des psychopathologischen Befundes/Psychiatry and Pseudopsychiatry

著者: 水野鍾二1 柏瀬宏隆1

所属機関: 1慶大精神神経科

ページ範囲:P.673 - P.673

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 精神医学的診断学における議論には,しばしば2つの研究方法が対比させられる。それは,個人の印象と経験に基づく記述という,より質的な方法と,印象を処理・操作しそれによって記述を標準化,計量化し,科学的検査としての要請を満たすような量的な方法とである。
 後者のごとき精神医学における計量統計的方法は,古典的臨床的経験と記述に基づいて明らかにされたものを保証するのか,あるいは他の結果をもたらすことになるのであろうか? われわれはMax-planck-Institüt für Psychiatrieで1969,70年に入院した全患者に2つのスケール評価尺度),すなわちIMPS(Lorr,Klett,McNair,Lasky)とAMP(Skala der Arbeitsgemeinschaft für Methodik und Dokumentation in der Psychiatrie)を用いて精神病理学的症状を把えてみた。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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