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研究と報告
向精神薬療法中の精神神経疾患患者の眼科的所見(1)—眼科学的異常所見出現の概観
著者: 大熊輝雄1 小椋力1 赤松哲夫1 久田研二1 瀬戸川朝一2 玉井嗣彦2 松浦啓之2 久葉周作3 土江春隆3
所属機関: 1鳥取大学医学部神経精神医学教室 2鳥取大学医学部眼科学教室 3安来第一病院
ページ範囲:P.33 - P.42
文献購入ページに移動近年chlorpromazineに始まる各種向精神薬が開発され,薬物療法は精神科領域における最も重要な治療法として広く行われるようになり,精神科医療施設に入院あるいは通院して加療されている患者の大多数がなんらかの薬物療法を受けているといっても過言ではない。
しかし向精神薬療法の普及とともに,向精神薬の副作用も治療上の重要な問題となってきている。
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