この特集は昭和45年以来続けられてきた「社会精神医学」の第5集となっている。土居さんに代って編集委員になられた荻野さんと相談の上,今度の執筆者になって頂いた2〜3の方々と話し合った結果,「精神医学における日本的特性」という古くて新しいテーマが選ばれることになった。そして,この考えの裏づけとなるトランスカルチュラル精神医学の概念をめぐって,荻野氏他の力作がのせられ,この概念についての座談会には,人類学の中根さんと心理学の河合さん,精神医学から木村氏,逸見氏のご出席を願った。
特集の日本的特性について,いろいろな意見が出たが,大別して精神療法における特性と治療状況に関連する特性の2つの領域に分けることになった。前者については,他の雑誌でも取り上げているが,ここでは森田療法,内観治療,精神分析療法および人間学的心理療法の日本的特性をめぐって,永年おのおのの療法を続けてきた4人の執筆者の最近の考え方を,特にトランスカルチュラルな観点から書いて頂いた。したがって精神療法における特異性と普遍性の問題が中心になっており,近藤氏は森田療法の普遍性を強調し,村瀬氏は「素直さ」をめぐって内観治療の文化拘束性と普遍性について述べている。東洋的精神療法の代表とされる森田療法と内観治療の国際的,文化的普遍性が述べられたことは,岩崎氏が日本における精神分析療法の発展について,教育制度や治療構造の差を指摘し,特に日木人の退行強調傾向に注目していることとともに,文化的差異を越えての普遍性を主張していることが興味を惹く。特に霜山氏の論文は,日本的特性として「タテ社会」や「甘え」といったキーワードによって割り切ることの問題点を指摘しつつ,むしろ稀有ではあるが特性的なものとの関わりをもつ症例からの発想を重要視している。そこでは治療者自身が体験したある女性患者の特異な状況が述べられている。この患者は冷たい人間関係の中で愛情を拒み続けてきたが,治療者の温かさに出会った時,希死の念慮を生じている。論者はこれをソ連における強制収容所における自殺例の記録と対比しており,このような稀有な症例に対する反応が文化的に異なることを重視している。ここから源氏物語に示されるサナトス志向性や,死の三人称化による希死思想へと連がっていく発想は,極めて魅力的である。
雑誌目次
精神医学17巻13号
1975年12月発行
雑誌目次
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
巻頭言
特集にあたって
著者: 加藤正明
ページ範囲:P.1346 - P.1347
A.精神医療にみられる日本的特性
森田療法に関連して
著者: 近藤喬一
ページ範囲:P.1348 - P.1354
I.はじめに
精神療法がある特定の社会の文化的環境や価値体系と,その本質において密接かつ不可分の結びつきがあることは当然である。このことを,筆者1)は以前他の論文で指摘した。すなわち,いかなるタイプの精神療法であっても,その治療法の根底にある個人や人間関係についての概念や規定の仕方,更には精神的に健康であるということをどのような観点から規定するか,疾病観はどのようなものであるか,などの事がらは,その精神療法が生まれた社会の中で歴史的に形成されてきた,その社会や集団に固有な内的および外的生活様式の総体―つまり文化と切っても切れないかかわりがあることを示している。森田療法は,わが国における日本人が創始したほとんど唯一の精神療法であるといっても差支えあるまい。この意味でこの治療法の拠って立つ原理なり技法なりが,この国に固有な土着の文化に深く根ざしたものであることは事新しく言うまでもない。ほとんどそのすべてといってよいほど,わが国の精神医学における主立った思想や治療技術が欧米からのいわば外来種である中で,森田療法は例外的に,現代日本の精神医学を代表する唯一の“国産”の思想といってよいだろう。ここで思い出されるのは,森田がその生前に,みずからが編み出した治療法が海外でも理解されることを期待して,一度ならず二度までもドイツの学界に原稿を送ったが,よくわからないという理由でそれが結局受理されずじまいに終わったという事実である。今日,この同じ治療法が欧米その他の外国の研究者たちの間に関心と興味をひき起こし,わざわざその研究のために来日して単に概念上の知識を摂取するだけにとどまらず,とりわけ欧米人には理解も実施も困難だということが定説になっている,いわゆる臥褥療法を含めた入院治療をみずから体験したり,あるいは実際にこの治療法を行っているひとびとすらいるというような現況に思い及ぶ時,改めて今昔の感にうたれるのはひとり筆者のみではあるまい。ひとの考えは時代や文化とともに生きているのであり,時代が変わり文化が変われば,それに伴って思想も変化するのである。森田の生きていた当時,了解困難ということで拒否され無視されてきた森田療法が,今日海外にもその同調者を見出すことができるようになってきているのは,それだけ時代や文化の変化が背景にあったことによるだろう。日本人は古代から外来文化の摂取に熱心であったが,特に明治以来近代化への道をひたすらに突き進む過程の中で,欧米の文物を貪欲にとり入れ続けてきた。その結果,そのときどきの様々な外国の物や思想が紹介され消化され吸収され,それが長期にわたって日木が比較的高度な水準の文明を保ち続けることを可能にした,いわばエネルギーの源泉になってきたことは疑いない。しかしその反面,あまりにも急速かつせっかちにそれらを受け取ってきたために,そしてまた,外からの文化に対してあまりにも敏感で好奇心を持ちすぎたために,土着の文化の育成がおろそかにされてきたことも事実であろう。戦後になって再び海外の研究者との交流が復活するにつれて,徐々に森田療法が彼らの間に知られるようになった。特に,アメリカの精神療法家によってその価値が認められ,そのことを通じてもともとこの療法の発祥の地であった日本でも,いわば逆輸入という形で再評価されるという皮肉な現象が起こったのである。森田が彼の治療法を創始してからすでに60年に近い歳月が流れているが,その間わが国の専門家,特に講壇精神医学の立場からは,ごく一部を除いてこれが大して深い精神病理学理論の裏づけのない単なる民間療法であるというふうに,比較的最近に至るまで不当に低くしか評価されなかったことはいなめない事実であろう。このような事情はなにも精神医学の中の出来事に限らず,その他の分野でも起こったことであって,日本人の舶載尊重の傾向は今に始まったことではない。またそれとともに,我々が物事の技術的な面にのみ重きをおいて,その成立の根底にある思想なり哲学なりを不当に軽視する傾向のあることも指摘する必要があるだろう。このことは我々日本人が欧米文化の産物としての科学,芸術,宗教などを摂取する場合にも如実に現れていることはよく言われる通りである。このような態度が例えば精神医学の分野においてごく少数の例外を除けば,今日までわが国独自の思想,理論や方法が育ってこなかった一つの理由であろうと思われる。精神療法がこの国で育ちにくかったのもこのように事情と関係があるだろうし,現に今日日本には多種多様のタイプの精神療法が紹介されてはいるが,森田療法以外はすべて海外から導入されたものである。我々が海外に出て日本の精神医学についての説明を求められた場合,いわゆる森田療法家でなくても,どうしてもこの治療法のことを口にせざるを得ないだろう。この意味で森田療法およびその理論的根拠である森田理論が,今日改めて関心の対象になってきていることは十分理由のあることだと思われる。
本稿に与えられた題名の意図するところは,森田療法における日本的特性を明らかにするということになるだろうが,実はこれは決してたやすい課題ではない。今まで述べてきたように,この治療法は全く森田独自の発想になるものである。したがって,西欧の精神医学の伝統とは本質的に無関係に成立したものであって,この意味では日本独特の治療法である。しかし,この場合にこの「日本独特」ということばの意味内容に思いをいたすことなく,安易に素通りしてしまうことには問題がある。森田はみずからをKraepelinの未見の弟子と称したことがあるといわれているが,彼がその当時の西欧医学の思想や科学的方法論によって教育され訓練されたことを心に留めておく必要があろう。森田療法が今日我々がみるような治療体系をもった治療法として完成されるまでに,約20年にわたるいわば準備期間があった。この間森田は,当時主として西欧から輸入されたいくつかの治療法を熱心に実地に試みた。当時の用語でいういわゆる神経衰弱(neurasthenia)が,中枢神経系の疲労ないしは衰弱に関係しているという,森田が精神科医としての経歴を踏み出した当時の考え方に従って,最初は主として生物学的に指向された方法を採用してみたが,間もなくこれらの方法がほとんど効果を発揮しえないことに気付いた。とかくするうちに,もともと探究心の盛んな彼は次から次へといろいろな治療法を経験する努力を怠らなかった。今この問題を立ち入って論ずるゆとりはないが,それらのうちの主なものをいくつか挙げてみると,S. Weir Mitchell(1830-1914)の安静療法(rest cure),作業療法,Otto L. Binswanger(1852-1929)の生活正規法,Paul-Charles Dubois(1848-1918)の説得法(Persuasionsmethode),催眠療法などである。森田はこれらの治療法を身をもって体験し,そのうちのあるものはみずからの療法の中にとり入れたものもあるが,むしろこれらが,実際の治療の上ではほとんど不毛であったことから否定的媒介の役目を果たしたという意味で,後年の森田療法の成立における発見的原理となったというほうが正確であろう。
内観療法に関連して
著者: 村瀬孝雄
ページ範囲:P.1355 - P.1365
Ⅰ.内観とは
内観療法は日本独自の広義の精神療法の一つとして,近年,医学領域においても着目されてきた方法である。その特徴については,奥村,佐藤,山本14)(1971),あるいは,佐藤16)(1974)の編による成書に詳しい。この方法では,特に1週間の目覚めている時間のほとんどすべてを内観に当てる集中法が重視されている。集中法の骨子は,周囲から最小限,びょうぶで隔離された狭い空間に身を置いて,自分が過去に深いかかわりを持った人々を1人ずつ選び出し,その人に対して自分はどういうことをしてきたかを3つの観点に立って逐一想起するのである。その観点は,「して貰ったこと」「して返したこと」「迷惑をかけたこと」の3つである。面接者は約2時間おきに内観者のもとを訪れ,その時に調べていることの要約を2〜3分の間聞き,やり方の指導や支持を与えたりあるいは聞き役として援助したりする。
3〜4日目あたりから,内観者は自分がいかに多くの配慮,愛情を身近かな人々から受けて今日に至ったが,それに対して彼のほうからは何のお返しもしておらず,これまで気付かなかった実に多大の迷惑をそれらの人々にかけていたと実感をもって気付くようになる。感謝,負い目,罪の気持が互いに織りなされるように交々湧いてくるにつれ,彼の自己像,他者像にも著しい変化が生ずる。安らぎ,謙虚,希望,償いへの自発的な願いなどが現れてもくる。心身医学的症状の改善が生ずることも稀ではない。
精神分析療法に関連して
著者: 岩崎徹也
ページ範囲:P.1366 - P.1371
Ⅰ.わが国における「精神分析療法」
精神分析療法psychoanalysisということばが,わが国の精神医療の場で用いられるようになってから,既に長い年月がたっている。しかし,わが国におけるこのことばの用いられ方には,それ自体にかなり特徴的なものがある。つまり,欧米諸国で精神科医や心理学者たちがpsychoanalysisということばを用いる時に意味する内容と,わが国で精神分析療法ということばが通常意味する内容との間にはずれが認められる。それらの「ずれ」について,一言で言うとすると,欧米ではpsychoanalysisということばがかなり狭義に用いられるのに対して,日本では精神分析療法ということばが非常に広義に用いられているということになろう。
精神分析療法psychoanalysisとは,精神分析の理論や技法に基づく精神療法であることはいうまでもない。しかしわが国では精神分析的な理論・技法によって行われる精神療法が,一般に,すべて精神分析療法と呼ばれる傾向が著明である。それに対して,欧米における場合,それがどんなに精神分析的な原理によっている精神療法であっても,必ずしもpsychoanalysisとは言わないことが多い。つまり,欧米では精神分析的な諸原理にのっとった精神療法の中でも,以下に述べるような諸条件を満たすものだけをpsychoanalysisと呼んで,これらの条件を満たさない他の精神分析的な接近を,精神分析的精神療法psychoanalytic psychotherapy,精神分析的な方向づけをもった精神療法psychoanalytically oriented psychotherapy,あるいはたんに精神療法psychotherapyなどと呼んで区別しているのが日常的である4,15)。
人間学的心理療法における日本的特性
著者: 霜山徳爾
ページ範囲:P.1372 - P.1378
人間学的心理療法というものをいかなるものと了解したらよいのか。それは森田療法とか精神分析療法とか最初から一義的に心理療法を志向するものと同列に論じてよいのか,これらの疑問がまず生じる。そもそもそのようなものは存在しないという人もいるであろう。それも一つの見解である。しかし常識的には,「現存在分析による心理療法」ということであろう。しかし現存在分析というのは元来は精神医学の方法論であり,基礎論でもあって,それ自身は心理療法ではない。しかしそれでは何故にビンスワンガーが,おのれの学を呼んで「ラポールの心理学」としたのか。それは人間性に対する存在論的構想と現象学的接近によって,轍鮒の急にある患者の存在様式の変様を知り,またそれを患者にも深く洞察させて,虚生の憂いから解き,人格の成熟を期待したからである。その意味では不肖に似たりとはいえ心理療法の基礎を本質的に形成しているといえよう。事実,ボスやコンドロウの著作はその臨床例を示している。しかしこのような人間学的定位はおよそ偏狭でない,すぐれた心理療法家ならばquestio factiとして既に行ってきているものである。現存在分析はそれをquestio jurisとして行うのである。ただ技法的には精神分析に極めて重複するが,解釈学が全く異なるし,治癒像も異なっているといえよう。もっとも現実には,心理療法というものにとっては,理論がまず存在して,それから患者が存するのではない(多くの心理療法家は不思議にもその誤りを犯している)。反対に,患者があって理論が初めておくれて徐々に出てくるというべきであろう。もともと治療法に名称をつけるよりは,それぞれ個別に多様的な患者の世界そのものの理解が問題なのである。長い臨床経験を持ち,労苦多い道程を経た心理療法家ならそのことをよく知っている,まことにどの理論にも妥当せず,どの療法にも抵抗し,そして意表外のアネクドータルな行動で治療者に長く記憶される患者がいるものである。その意味では治療理論上の排他的な論争―学習理論などに固執する人々によくみられる―は単に蝸牛角上の争いであることが多い。また実際に臨床場面での一つの療法の絶対化は,それ自身,患者にとって不幸な果実を生むことになる場合もある。ファウストの内で述べられているように,人はおのれに似たGeistしか呼び出せないことは知っておく必要がある。しかしすぐれた心理療法といわれるものは,もともとは文化の差を超えた,相互に親和性の高いものであって,使用する術語は異なっても,結局は人間の無限の生機,本来の面目に至ることを目指す点では共通である。このような表現は決して哲学的,形而上学的な表現ではなく,最近の人間行動学の進歩が示すように,系統発生的な歴史によってつみかさねられた生得的なものを真に生かし,かつ良く社会化し,制御することである。したがって問題であるのは,生物学的であって,かつ精神的な,普遍性における人間性である。それはその最も深いところにおいては文化の差にほとんど影響されないものである。しかし重要なことは,それだけに逆にそこでわずかでも現れてくる文化による相違は,それだけ一そう意味深くなるということである。
しかしそれだからといって問題はそれほど簡単ではない。他方では治療者の人格というものが文化の差などを容易に乗りこえる面も持ちうるからである。しかしそれは後で触れるので,ここでは考慮の他におくとしても,今日のように文化交流によって文化の多様化と輻輳化が進んでいる時に,「日本的特性」という,いわば一つの一元化的発想そのものが問題であろうし,その特性といったところで甚だ曖昧でかつ抽象的な性質である。それに的確に答えることなど誰でも躊躇を感じないわけにはいかない。そもそもそのような「特性」があるのだろうか,という否定的な考え方もあるであろう。この場合に文化人類学者や精神医学者などによって,例えば「タテ社会」とか「甘え」とかいうキイワードが唱えられて,それが結論であるかのように,それで簡単に割り切ることがよく行われるが,それはこれらのキイワードを言い出した人の意にも反するであろう。何故ならば彼らはそれでいわゆる日本的特性がすべて把えられたなどとは少しも思っていないだろうからである。また社会心理学的に大規模な見本数で「日本的特性」なるものの意識調査をしても分明になるものでもない。もしいわゆる「日本的特性」なるものを把えようとするならば,むしろ従来のような表面的な一般性という形で特性を見出そうとする通常の発想とは別なもの,すなわち「稀有であって,しかもそれによって象徴されるものがその特性的なものとのかかわりを示す症例」を通して考えることはできないだろうか。すなわち,人間性とその文化は系統発生的にしっかりと裏付けられた一般的な蒼古的性質の下にあるから,それだけに文化上のいわゆる特性的なものは或る例外的な特殊な症例の中に一瞬それが現れる,という点こそ考慮さるべきではないだろうか。(なお「日本的特性」ということを先に指摘したように治療者の人格の「日本的特性」と解して考察することも極めて興味深い接近の仕方である。しかしこれも甚だ複雑な内容であり,簡単に扱うことはできない。心理療法家というのはどこの国でも一種のアウトサイダーであることが多く,それは一向にかまわないとしても,どの文化圏でも大家になるほどしばしば言行不一致であり,ときにはその社会的名声が家族や弟子の不幸の上に成り立っていることが多いから,まさに手のつけられない課題である。しかし心理治療家というものは清苦の山林の士にはなれないものであるとつくづく思う)。
B.治療状況の日本的特性
治療共同体の日本的特性
著者: 鈴木純一
ページ範囲:P.1380 - P.1385
I.はじめに
近年わが国においても,治療共同体(therapeutic community)という言葉があちこちで語られ,学会でもとりあげられるようになってきている。しかしながら,私の知る範囲では,治療共同体実践の成果の報告は数少なく,十分な検討がなされているとはいえない現状である。またこれまでに発表された成果についても,治療共同体の定義ないしはイメージといったものにかなりの異同がみられ,混乱があるように思われる。これはわが国に限った現象ではなく,欧米でも種々の混乱を経てそうした問題点が整理されつつある。それは,治療共同体という概念の有するあいまいさの故というよりも,この概念が何よりもprocess(過程)を重んずるために実践者によって特色が分かれるのは,むしろ当然というべきかもしれない。
したがって日本における治療共同体の特性を論ずる場合も,個々の治療共同体の特徴を無視するわけにはいかず,その中から「日本的」といえる属性を抽出するのは容易ではない。それ故,筆者はここで,治療共同体という概念自体の有する特性を明らかにするようつとめ,その上で,筆者が個人的に体験した日本での治療共同体のあり方についての観察を述べようと思う。「個人的」と断ったのは,先にも述べたように,実践者自身の有する特性の影響が,治療共同体という機構形成の重要な因子となるからである。このようないわば個人的な観察が,数多く積み重ねられることにより初めて,日本人による治療共同体の特性が明らかになろうと考えられる。
看護婦・患者関係にみられる日本的特性
著者: 小倉清
ページ範囲:P.1386 - P.1393
I.はじめに
本題に入る前に,与えられた標題から考察される二,三の事柄にまず触れてみたい。
標題が単に「特性」ではなくて,「日本的特性」となっていることからして,外国における特性との対比において日本ではどうなのかということが暗にひめられているようである。あるいは対比とまではゆかなくても,外国にはなくて,日本に特徴的なこととなるのであろう。外国といっても私はアメリカのことしか知らないし,またアメリカといっても広大な国であるだけに,場所によって大変違う点もあろうから,その一部についてしか私は知識をもち合わせない。しかし同じことは日本についても小規模ながらいえるであろう。私は日本全体の状況を広く把握しているわけではない。いずれにしても私個人の狭い体験からしかものがいえないのであって,ここで述べられることは包含的なものではなく,私の個人的な印象に基づく一つの視点を提示するという程度の事柄にすぎないことをまず頭においていただきたい。
精神病院における患者役割意識の日米比較研究
著者: 山本和郎
ページ範囲:P.1394 - P.1404
この論文では日本のある精神病院の中の患者生活に存在する役割問題と役割概念に関する6つの有意味な因子をとりだした。更に,日本と米国の患者の間にある対人関係と要求表出の様式の文化的差異について考察した。日本では,病院スタッフ・患者関係は恩情的で家族に似た関係であり,日本の患者はたえず自分の受身的な依存要求を満足させるために病院スタッフに目を向けている。回復する手だてとしてそのスタッフからの恩恵を信ずるままでいることである。米国では,病院スタッフ・患者関係は,日本よりも感情的でなく,より機能的である。米国の患者は病院スタッフとの関係を契約的なものとしてみ,依存の直接的表明は少ない傾向がみられる。これらの文化的差異は日本と米国の一般的な社会文化による依存要求に対するコントロールと受け入れ方の差異として一部分理解されることができる。
老年精神医療の日本的特性
著者: 長谷川和夫
ページ範囲:P.1405 - P.1412
Ⅰ.まえがき
わが国に系統的な老年精神医療が実在しないのにもかかわらず,標題のごとくその日本的特性について述べることは,もともと不可能なことであろう。
しかしながら,われわれ臨床医が,日常の診療の中で,老年期の患者が次第に増加し,精神医療の中でも,大きなウェイトを占めつつあることは,体験していることである。そこで老年精神医療が,今後,精神医療の中で,健全な発展をしてゆくことを期待して老年精神医療に直接に,あるいは間接に関係している,広い老人の医学的および社会的問題をも含め,老年期の精神疾患の実態などについても,諸外国のそれと比較しながら,日本にみられる特徴点を述べてみようと思う。
わが国精神医学・医療の輸入文化的特性
著者: 小此木啓吾
ページ範囲:P.1413 - P.1419
I.はじめに——方法論上の問題
広くわが国の学問,文化,社会諸制度,とりわけ明治以後の,“日本的特性”を語ろうとすれば,それらがいずれもその起源において,欧米からの輸入品から成る一種の輸入文化としての側面を持つ事実に注目せざるを得ない。そしてわが国の精神医学・医療の“日本的特性”についても当然,まず第一にこの特質をあげねばならない。
そこでもし,我々がこの見地からわが国精神医学・医療の特性を系統的に明らかにしようとすれば,さしあたり次の2つのアプローチが提起されるであろう。
座談会
Transcultural Psychiatryについて
著者: 加藤正明 , 逸見武光 , 木村敏 , 河合隼雄 , 荻野恒一 , 中根千枝
ページ範囲:P.1420 - P.1432
はじめに
司会(荻野) 今日は,transcultural psychiatryという比較的新しい学問をめぐって,これに造詣のふかい加藤正明先生,木村敏先生,逸見武光先生,それに隣接領域の側からの御発言や御教示を頂く目的で,ユンク心理学の河合隼雄先生と文化人類学の中根千枝先生においで頂いたわけです。土居健郎先生にもぜひ出席して頂く予定だったのですが,残念なことに御都合がわるくてどうしても出られないことになりました。
ところでtranscultural psychiatryという術語は,ここ10年の間に,多くの精神医学者によって称えられるようになり,専門誌も出来ているわけですが,この学問が例えば比較精神医学,文化精神医学,民族精神医学,横断精神医学(cross-cultural psychiatry)またひろく社会精神医学,地域精神医学などとどう違うのか,しかもtranscultural psychiatryは,これらのどの精神医学よりも新しい用語なのですが,わざわざこの用語を創作する必要性が,どこにあったのか,この辺から話を始めたいと思います。
展望
わが国におけるTranscultural Psychiatric Researchの動向
著者: 荻野恒一 , 久場政博 , 溝口純二 , 庄司順一
ページ範囲:P.1434 - P.1457
I.はじめに
ここ10年余りの間に,transcultural psychiatryの領域に属する業績が,世界的に急速に増えてきている事情については,1971年に本誌の「展望」において荻野が述べたが116),その後もこの事情は変わりなく,むしろ国際的交流がますます要求される気運になってきている。我々はこの動向に応えるために,以下に述べるような仕方で,わが国における社会精神医学的,ならびに比較・文化精神医学的業績を通覧し,とりわけ最後に表示した文献182篇を精読し,1篇1篇について討論を進めていった。本論は,この討論を要約した報告である。
古典紹介
—E. Kraepelin—Vergleichende Psychiatrie
著者: 宇野昌人 , 荻野恒一
ページ範囲:P.1458 - P.1462
様々の人間集団における精神障害の比較考察,つまり,一般には性別,年齢別,職種別などで行われているが,これは,基本的には,2つの方面において,精神医学の問題解明に寄与し得る。すなわち,その1つは,精神障害の原因に関する知見への寄与であり,もう1つの寄与は,疾病現象の独特な形成において,病者の人格に由来する影響を検討できるということである。従来の比較精神医学研究は,ほとんどすべて,同一民族内での集団に限られており,フランス人,英国人,イタリア人の精神病罹患率が,我々のものと遠うかどうか,違うとすれば,どんな点においてかといったことに関しては,全くわかっていない。もちろん信頼できる比較は,たんなる状態像ではなく,真の疾病分類ができて初めて可能となるのであるが,臨床的見解に相違があるため,この比較は,さしあたり同一観察者によってしか行うことができないのである。それゆえ,これまで行われた外国諸民族の精神疾患に関する報告のうち,利用できるものはごくわずかしかないが,そこに予想される差異の大きさそのものが,それ自体,特に意味をもち,信頼できるものである場合もあるであろう。
そこで私は,ジャワのボイテンゾルク精神病院において,みずからこのような研究を行うことにした。その病院で,私は,院長ホフマン博士から御好意あふれる便宜を与えられたばかりか,目的達成のため,あらゆる面で好条件に恵まれたのである。そうして,大きな事象そのもののもつ困難にもかかわらず,次のことを明らかにすることができた。つまり,それは,先に触れたような仕方で成果を挙げ得るということ,またそれがどういう面においてであるかということである。
基本情報
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63巻4号(2021年4月発行)
特集 精神医療に関する疫学のトピック—記述疫学,リスク研究からコホート研究まで
63巻3号(2021年3月発行)
特集 サイコーシスとは何か—概念,病態生理,診断・治療における意義
63巻2号(2021年2月発行)
特集 いじめと精神医学
63巻1号(2021年1月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症ただなかの精神医療
62巻12号(2020年12月発行)
特集 身体症状症の病態と治療—器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
62巻11号(2020年11月発行)
特集 若年性認知症の疫学・臨床・社会支援
62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論