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文献詳細

雑誌文献

精神医学17巻3号

1975年03月発行

文献概要

短報

精神科領域におけるHaloperidolの少量療法

著者: 西浦信博1 北原美智夫2

所属機関: 1大阪医科大学神経精神病学教室 2京阪病院

ページ範囲:P.299 - P.300

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 1958年にhaloperidolが初めて臨床に応用されてから,しだいに本剤が抗不安薬,抗精神病薬としてすぐれた作用を有することが立証され,チック7,11〜13,18,23〜25)やてんかん性精神病6,20)に対しても有効であることが認められてきた。また最近では,老人性精神病に本剤の少量投与がすぐれた効果を現すことも報告されている2,19,21,22,27)
 今回われわれはhaloperidol(Brotopon)の少量を各種の精神疾患に試用し,若干の結果を得たので,本剤の少量投与の臨床的意義とその応用について少しばかり検討を加えたい。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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