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文献詳細

雑誌文献

精神医学17巻4号

1975年04月発行

文献概要

短報

強迫症状および恐怖症に対するClomipramine(Anafranil)の点滴静注法の効果

著者: 西浦信博1 北原美智夫2

所属機関: 1大阪医科大学神経精神病学教室 2京阪病院

ページ範囲:P.395 - P.396

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 Clomipramineの抗うつ効果の卓越していることが知られてすでに久しいが,1967年に強迫症状に対しても著効を示すことが見出され3),また最近は恐怖症にも卓効を現すとの報告がなされている2,4,5,6,8)。本邦では,従来主にうつ病に対しての治験がなされてきたが,強迫症や恐怖症を標的にして,しかも点滴静注法による治療経験の報告は,いまだ見られない。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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