icon fsr

文献詳細

雑誌文献

精神医学17巻8号

1975年08月発行

古典紹介

—Wagner von Jauregg—Über die Einwirkung der Malaria auf die progressive Paralyse

著者: 大塚俊男1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部精神神経科

ページ範囲:P.863 - P.870

文献概要

 進行麻痺に対して,つい少し前にはかなり治療的に無力であると思われていたのに(たとえば1894年のNothnagelの専門書の中のKrafft-Ebingによるその疾患を取り扱ったもの,およびその時代の精神医学のたいていの教科書を見よ),多方面からこの疾患の改善を目指した治療の試みが行われ,そして,有効な成果が報告されたことによって,最近の何年間に急激な見解の変化が生じてきた。
 用いられた治療方法に二群,すなわち,特異的および非特異的方法がある。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら