文献詳細
研究と報告
文献概要
I.はじめに
入院,外来を問わず,臨床場面でわれわれには接触性が問題になるけれども,単に接触性なし,悪し,良しという表現を用いるだけだった。患者との出会いの中で接触性がどの程度なのか考えながら,治療を進めねばならない。
われわれは臨床で,たびたび使用するこの言葉を,具体的に,段階的に把握できないものだろうか。一つの試論として,治療者から患者へ向かう言語表現と,患者からの反応を中心として,接触性について段階的分類を試みた。1症例を通して接触性が如何に変化してきたかを考えてみた。
入院,外来を問わず,臨床場面でわれわれには接触性が問題になるけれども,単に接触性なし,悪し,良しという表現を用いるだけだった。患者との出会いの中で接触性がどの程度なのか考えながら,治療を進めねばならない。
われわれは臨床で,たびたび使用するこの言葉を,具体的に,段階的に把握できないものだろうか。一つの試論として,治療者から患者へ向かう言語表現と,患者からの反応を中心として,接触性について段階的分類を試みた。1症例を通して接触性が如何に変化してきたかを考えてみた。
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