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文献詳細

雑誌文献

精神医学18巻2号

1976年02月発行

海外文献

Thought Disorders in Schizophrenia before and after Pharmacological Treatment/Biochemical Research into Psychosis—Results of a New Research Strategy

著者: 有波忠雄1 桜井照美1

所属機関: 1東医歯大分裂病研究会

ページ範囲:P.158 - P.158

文献概要

 思考障害は分裂病の主な症状のひとつであるが,この論文では心理テストを用いて,薬物療法前後の思考障害を数量化し分析している。この種の論文は世界中でもほとんどないようである。
 対象と方法:現在までの研究より,思考障害は「連想障害」と「概念思考障害」の2つに大きく分けられている。そこで,前者にはKent-Rosanoff連想テストを,後者にはPayneの対象分類テストを用いて,未治療初回入院の分裂病患者77人と多数の正常人を対象に検査を施行した。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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