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文献詳細

雑誌文献

精神医学18巻2号

1976年02月発行

研究と報告

神経科精神科病歴におけるProblem-Oriented System(POS)の採用について

著者: 吉本博昭1 平口真理1 山口成良2

所属機関: 1金沢医科大学神経精神医学教室 2金沢大学医学部神経精神医学教室

ページ範囲:P.159 - P.167

文献概要

Ⅰ.まえがき
 Problem-Oriented System(POS)またはProblem-Oriented Medical Record(POMR)は,1968年Weed8)の提唱によって開発されたものである。このシステムを精神科の病歴に初めて採用したのはGrant and Maletzky2)(1972)およびHayes-Roth,Longabaugh and Ryback3)(1972)で,その後,数篇の論文が外国において発表されているが,わが国の精神科においてこれを採用したのが我々のところが最初ではないかと思う。以下,金沢医科大学病院神経科精神科で採用しているPOSについて紹介する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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