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研究と報告
児童生徒に流行した「こっくりさん遊び」について—第1部 集団ヒステリーを招来した事例
著者: 日下部康明1 中沢正夫1
所属機関: 1群馬大学医学部精神神経科教室
ページ範囲:P.255 - P.259
文献購入ページに移動 以前から行なわれ,最近特に流行傾向を示した占いの一種である「こっくりさん遊び」により集団ヒステリーを招来した事例について報告した。このヒステリー症状は催眠,並びに膝関節痛であったが,その症状発現に,その占いの目的,グループ形成の有無などグループ・ダイナミクスが関与していることを,症状発現した同学校同学年の2組間を対比させることにより明らかにした。
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