icon fsr

文献詳細

雑誌文献

精神医学18巻6号

1976年06月発行

特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療

Ⅰ.在宅精神障害者の動態(実態)とその処遇—何に困っているか,何ができるか,何をなすべきか

都市社会(川崎)における問題

著者: 岡上和雄1 岸沢真理子2 栗田正文3

所属機関: 1川崎市社会復帰医療センター 2大師保健所 3栗田病院

ページ範囲:P.596 - P.604

文献概要

I.はじめに
 精神障害者の動態を正確にとらえることは,結論的にいえば,今日の段階では不可能に近いことのように思う。特に,都市においては,その感が深い。その理由については,今,ここで深入りする必要はないであろう(加藤1)は,それについての問題の所在を集約している)。
 しかしながら,その大よその態様を頭に画くことは,みずからの実践の位置,実践の意義を探るために,大変,重要なことである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら