文献詳細
文献概要
巻頭言
望ましい司法精神医学の発展
著者: 中田修1
所属機関: 1東京医科歯科大学犯罪精神医学研究室
ページ範囲:P.1006 - P.1007
文献購入ページに移動わが国における司法精神医学の教科書としては,前に述べた榊俶・呉秀三の著書のほかに,代表的なものとして杉江董著の犯罪精神病概論(1924),三宅鉱一著の責任能力(1930),内村祐之著の精神鑑定(1952)が挙げられる。最近,懸田克躬・中田修・武村信義編の司法精神医学(中山書店,1976)が出された。私はこの全書はわが国の司法精神医学に一時期を画するものであると思う。
掲載誌情報