今年の厚生省予算をみて目立つのは,救急医療が100億円の大台に乗り前年度の6倍強であるという部分である。患者のたらい廻しなどという世論の高まりに応じてのこととも思うが,本腰をいれた内容は,①初期救急体制,②広域救急情報システム,③第二次救急,④救命救急センター,⑤救急医学教育などの整備ないし充実であるという。この仕事は医務局所管で,精神衛生対策を受け持つ公衆衛生局のほうはといえば,これに匹敵する目新しいものは見当らない。この両者の予算の中で精神障害者の救急医療だけが除外されているのだが,それでは精神科ではその必要がないというのかとちょっとひがんでみたくもなってくる。なぜ精神病だけが救急医療の対象から除かれるのか不思議なことと思うのだが,近着の日本医師会雑誌(8月15日号)によれば,救急医療体制整備の具体案という厚生省側の説明が10項目並んでいて,その最後の10番目に「精神科救急は今後検討したい」とある。厚生省に常に批判的である日医でも,どうも精神科だけは別系統で考えようということらしい。それにしても,精神病対策には精神衛生法があってその中の緊急入院制度で救急医療は賄われていると考える専門家は恐らく1人もいないだろう。確かに法的には精神科の特殊性がある。けれども急病救急と救命救急の2つながら身体病と同格であることもまた間違いのない事実なのである。そして救急医療が当面する医療の大きな課題であるとすれば,精神のそれも,ここで少しく掘り下げてみる必要があると思う。
昭和40年の衛生法改正以後の医療の流れをみると,(1)まず措置患者の減少であるが,昨年末全国総数59,793人(21.5%)で45年ピーク時の76,532人(30.6%)以降確実に減じている。もっともベッド増がその少し前の時期から急ピッチで進んだので,措置率のピークは39年37.5%でそれ以来の弓なりの下降を示している。(2)もう1つは精神衛生鑑定で,これも法23条(一般から申請)の大幅減少を示しているが,仔細にみると,大都市(東京)では24条(警察官通報)が地方に比べ非常に高い比率であることがわかり,これが大都市救急医療対策の一面をのぞかせている。措置入院の矛盾については本欄(1975年3月号)で渡辺栄市院長が論述された通りだが,どうやらこの矛盾の解ける兆しはみえて来たようである。このような措置の実情をまず取り上げるのは,もちろんこれが精神科救急医療の基本問題の1つだからである。(3)そこでわれわれは誰しも措置制度の矛盾をなくし,広く開放制のもとに病院のリハビリテーションを推進し,アフタ・ケアが徹底することを願っている。これによって患者の危機的状況を未然に防ぎ(つまり救急医療の数を減らし),予防を第一義とする精神衛生対策が出来上がるのである。(4)しかし残念だが,いつも予防的救急医療で事が済むとは限らない。現実の急病救急にはどうしても訪問,往診という機動性が要求される。すぐに病院へというのではなくいろいろな社会資源の活用も必要となるだろう。そして最後に収容と判定された救急患者は,当然不採算を承知で人員,設備を整えた公的医療機関,それも総合病院の精神科ベッドへという順序となり,それから第二次医療機関へと移行する図式が理想である。
雑誌目次
精神医学19巻11号
1977年11月発行
雑誌目次
巻頭言
精神科の救急医療
著者: 竹村堅次
ページ範囲:P.1114 - P.1115
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
精神医学における情動研究の意義—“こころとからだ”の総論に代えて
著者: 諏訪望
ページ範囲:P.1116 - P.1123
Ⅰ.まえがき
“こころとからだ”という主題は古くから論議の対象になっているものであり,しかもいかなる視点からとりあげるかによって,さまざまな体系の理論が展開される。私は司会の役を引受けることになったが,よく考えてみると,この問題はとうてい私の手に負えるものではない。しかしいずれにしても,このシンポジウムは,一応精神医学を中心として問題を迫究するという制約のもとで進められることになると思う。
ところで論議の過程における混乱を避け,また問題の所在を明らかにするために,予め“こころ”および“からだ”ということばの意味を検討しておくことが必要であると思われる。
心身相関の生化学—こころとからだの接点をめぐって
著者: 嶋津孝
ページ範囲:P.1123 - P.1133
I.はじめに
有史以来,こころの座がどこにあるかについては,多くの論議と思潮の変遷を経てきたが,今日の医学では中枢神経系の機能が,すなわち,こころ(あるいは精神)である,とすることに抵抗を示す人は少ないであろう。
ギリシャの哲人であり,医学の祖といわれるヒポクラテスは,次のような文章を残し,こころの座を脳に求める思想のはじまりを開いた。『人は脳によってのみ,歓びも,楽しみも,笑いも,冗談も,はたまた,歎きも,苦しみも,悲しみも,涙のでることも知らねばならない。特に,われわれは,脳あるが故に,思考し,見聞し,美醜を知り,善悪を判断し,快不快を覚えるのである。……』。
その後,こころが脳のどこに局在しているかについては,ガレノスらの流れをひく脳室局在論(16世紀の初め),デカルトによる松果体説(17世紀後半)などを経て,18世紀後半に至り,こころの大脳皮質局在論が提唱されるに至った。
さらに,今世紀に入って,脳定位固定装置の発明によって,脳の深部,すなわち視床下部や大脳辺縁系を含めた脳幹の機能をあばくことができるようになり,現在では,こころの動きのうちでも,知覚,認識,意志や,思考,判断,創造や,記憶,学習のような高次な精神活動は,大脳皮質とりわけ連合野の機能と関係が深いことが明らかになってきた。
これに対して,意識とか,情動,本能や,体内諸臓器の調整のような低次な精神活動,いわば,動物界に共通した生命保持のための原始的活動は,主として,視床下部や大脳辺縁系によって支えられていると考えられる。
ここでは心身相関を,主として生化学的な立場から掘り下げる目的で,"こころ"を上述の脳の働きの中でも,動物界に共通した原始的な機能に限定し,一方,"からだ"を体内諸臓器のいとなみ,とりわけ代謝機能,というふうに置き換え,両者の相関関係を視床下部に接点を求めて述べてみたい。
すなわち,第1点は情動,本能行動の発現と視床下部とのかかわりについてである。情動の変化が体内諸臓器の機能を左右することは,よく知られた事実であり,この意味で視床下部と体内臓器との間には密接な結びつきがあると推定される。
第2は,この点を更に明確にするため,体内諸臓器の代謝が視床下部によって支配されていること,ならびに内臓機能が逆に,視床下部の働きに影響を与える,という事実について述べる。このことは,とりもなおさず,生体の恒常性維持機構(homeostasis)を解明することであり,ここに明確な心身相関の姿をみることができる。
第3に,外部環境と体内諸臓器とのかかわり方の一例として,ある種の外的情報が視床下部の機能と結びついて固定化される,つまり条件づけられると,体内代謝が特定方向に変革されるという可能性について触れる。これを仮に,代謝の条件反射と呼ぶことにする。
これらの解析を通じて,"こころ"と"からだ"の接点としての視床下部の重要性を浮き彫りにするとともに,神経症あるいは心身症(たとえば,消化性潰瘍,高血圧症,喘息,蕁麻疹,狭心症,糖尿症など)の多くは,視床下部と体内諸臓器との間にとり結ばれている相関が破綻をきたすことに起因する可能性のあることを指摘したい。
行動科学からみたこころとからだ
著者: 中尾弘之
ページ範囲:P.1133 - P.1139
I.はじめに
一つの宗教観であるアニミズムでは,人間以外の動物はもちろん,植物や無生物にも,人間と同じ霊魂があると信じられているが,それほどではなくても,動物の行動の中に人間と類似のものを見出し,そこに人間の心と同じものの存在を動物に想定するのは,日常,ごく普通にみられる考えである。もちろんこのような擬人主義に反対の立場もあり,こころという言葉を動物には用いない人もいる。もとより,人間のこころと同じもののすべてが動物にあるものではないが,しかし人間において,こころといわれているものの一部は,動物にもみられるのであり,情動,記憶,学習,葛藤などの言葉は,人間と動物を区別することなく,用いられている。また,動物習性学によると,人間相互の間における非言語的交流と同じ型のものが,霊長類や哺乳類にみられるというのならまだしも,鳥や魚にもみられるといわれ,しかも,鳥の行動観察から得られた知識を人間の行動修正に役立てようとする試みさえある。
このように,こころといわれるもののなかには,人間と動物と共通に考えられるものがあり,私は,このようなこころに関与する視床下部の機能を,ネコを用いて研究しているものである。さらに私は,精神現象を脳の構造を基にして理解したいと考えているものである。このような立場から,「こころとからだ」について私の考えを述べるが,私の考えといっても,それは過去の多くの考えの延長線が交錯して成り立っているのであって,したがって,そのような考えの跡を辿りながら,話を進めてみたいと思う。
心身症者の性格・適応様式および情緒の特質について
著者: 遠山尚孝
ページ範囲:P.1139 - P.1150
I.はじめに
いかなる病いについても,心身の同時的な過程が,あるいは相互作用が認められることを,疑う者は恐らくあるまい。もとより生理学的基盤をもたない心理的事象はなく,心理的事象を伴わない生理学的過程も存しないだろうから。かような観点よりすれば,悪性腫瘍や精神分裂病が心身相関の医学の対象になって不思議ではない。しかしまた一方では,心身症と名づけて然るべく診療の対象とするのが妥当な疾患が存するのであり,医学が本来の総合医学holistic medicineに立ちかえるよう提唱しながらも,心身医学には,また独自の領域で果たすべき使命があるように私には思われる。
ここで心身症とは,ある期間にわたって固定し持続する身体症状が主に認められ,その診断や治療にあたって心理的要因についての配慮が特に意味をもつような病態,と定義づけられる9)。心理学的な接近の意義が大きく,解明を待たれた課題も多様であったから,心身症に関する従来の心理学的研究は多くの成果を上げてきたのであるが,また自ら堀った落とし穴にも陥ったと見られる点がある。例えばかつて精神分析医は,身体症状すなわち無意識の表現と見なし,そこに言語へと翻訳しうるような象徴的な意味を見出そうとした。なるほど身体症状は無意識と等しく,ある表現形態に他ならない。しかし,個人にとって身体症状は,やがては意識化されるような暗黙の意味をもったものとして体験されてはいない。後に明らかになるように,心身症における身体症状はもともと意識化の通路をもたない所に,あるいは意識化への通路が断ち切られた結果生ずるものであり,観察する者には結果から一見容易に意味を解き明かせる如く見えるだけなのである。さらにまた従来の心理学的研究は,心身症各疾患における特異性を解明することに主な関心を払ってきた。それによっていわゆる潰瘍性格やcoronary personalityなどがよく知られるものとなり,また独立—依存の葛藤(消化性潰瘍),攻撃性の抑圧(高血圧症や筋痛症),泣き叫びたい欲求の抑圧(気管支喘息),時期尚早な独立へのあがき(バセドウ病)など疾患による情緒的葛藤の特徴が明らかにされてきた。かような所見が,心身症における器官選択の問題を解き明かす糸口になった意義は大きい。しかし疾患の特異性が強調されるあまり,心身症全体に共通する側面が見落とされて,心—身相関の問題は多様化し,かえって不明に陥る危険も生じてきた。ちなみに,別離不安とそれに対する抑圧を中心とした防衛機制,主として向けられる適応への努力などは,心身症の多くの疾患に共通して認められるものである。
筆者はこれまでの拙い臨床経験から,心身症者の訴える身体症状は,それによって相互の交流が発展する糸口となるものであり,それを手がかりに治療関係を続けていくと,治療関係を媒介にして彼らに共通する体験・関係の様態が見出されるようになり,それに対する操作が治療技法上の鍵となることに気付くようになった。本小論文の目的は,心身症を関係と体験の様式の障害という素朴な観点に立ち戻ってとらえ,臨床的・心理学的な検討を行なうことによって心身症に共通するある性格特徴,すなわち性格・適応様式,対象関係,情緒などの特質を明らかにするところにある。またそれによって,心身症へと病態化する過程の解明にいささかなりとも寄与することをもくろむものである。ここで用いた基礎資料は,診断的面接,心理テスト,心理療法などの方法によって得られた諸記録から成っている。なお本小論文は,既に日本心身医学会で行なった3つの研究発表を基にしており,対象と方法,結果などは,各々の項ごとに記した。
生ける身体
著者: 市川浩
ページ範囲:P.1150 - P.1157
Ⅰ.デカルトの心身論
周知のようにデカルトは,精神と物体をまったく異質な二つの実体--それ自体で存在して,他のなにものにも依存しないもの--と考えました。身体は物体に属するとかれは考えますから,精神と身体は直接交渉することはできません。にもかかわらずデカルトは,現実のわれわれにおいて,精神と身体が全面的に合一していることをみとめます。この合一は全面的であって,精神は身体とすっかり混合し,あたかも一つの全体をなしています。というのも「考えること」を本質とする精神は,物体のように拡がりをもたない以上,身体のうちに特定の空間的位置を占めることはできないからです。そして精神が身体と合一しているかぎり,二種の思考を区別することができる,とデカルトはいいます。一つは「精神の能動」であり,これは精神のみに依拠する意志作用です。もう一つは「精神の受動」としての感覚や情念であって,これは精神のみから生ずるのではなく,それを生みだす「能動」に依存しています。ところが精神が全面的に合一している身体以上に,直接われわれの精神にはたらきかける主体は考えられませんから,精神において受動であるものは,身体においては能動であると考えなければなりません。つまり「精神の能動—身体の受動」また「精神の受動—身体の能動」という対応が成立します。デカルトがこうした精神と身体の相互作用の座として松果腺を考えたことはこぞんじのとおりです。
しかし松果腺のはたらきが何であるかという問題以前に,精神と身体をデカルトのように考えれば,両者は本来交渉しえないはずです。ここにいわゆる心身問題が生じます。そこで晩年のデカルトは,他に還元できない原始的観念として〈心身合一〉をみとめます。精神が純粋知性によって明晰判明に理解されるのに対して,心身合一は感覚や情念においてはじめて明晰にとらえられます。そこで心身合一を理解するには,知性や想像力をもちいることを極力さしひかえ,日常の生活と交わりのなかでそれを把握しなければなりません。心身合一は日常の行動のなかでもっとも明晰にとらえられるというわけです。そして精神が身体を動かし,身体が(感覚と情念を生じさせつつ)精神にはたらきかける力の観念(力は接触なしにはたらきかけうるとデカルトはいいます)は,この〈心身合一〉という原始観念に依存しています。だが〈心身合一〉にしても,〈力〉の観念にしても,デカルトはその考えを十分に展開したとはいえません。それらは心身の交渉という事実の確認にすぎないように思われます。まったく共通するところのない精神と身体が,それにもかかわらず,たがいにはたらきかけうるという理由は,どこにもあたえられていません。
研究と報告
周期性傾眠症の臨床的考察
著者: 東保みづ枝
ページ範囲:P.1159 - P.1166
I.はじめに
1925年,Kleine13)は思春期に発症し,2〜20日続く傾眠-明識困難状態を繰り返す症例を,periodische Schlafsuchtとして報告し,1936年にはLevin14)が,これらの症状に過食を伴う症候群に対して,periodic sonmolence and morbid hungerという症候群を提唱した。1962年,Critchley1)はそれまでの報告例と自験例11例について検討し,1)圧倒的に男性に多い,2)青年期に発症する,3)自然治癒の傾向を有す,4)強迫的な性質をもつ大食の4点をKleine-Levin症候群の重要な臨床的特徴として挙げた。わが国では高橋19)が周期性傾眠症28例に対する詳細な検討を行なっているが,その病態生理に関しては,いまだに一致した見解は得られていない。私は,周期性傾眠症と診断しうる5例を経験した。その臨床症状・経過を報告し,主に脳波記録を中心に,周期性傾眠症の病態について考察を試みる。
熱性けいれんから無熱性けいれんへの移行例—Ⅱ.因子分析法による研究
著者: 坪井孝幸 , 山村晃太郎
ページ範囲:P.1167 - P.1171
Ⅰ.まえがき
これは熱性けいれんから無熱性けいれんへの移行例の臨床的・脳波学的・追跡的研究(第1報)2)の続報である。したがって熱性けいれんの概略についてはすでに述べたので,ここでは繰り返さない。本研究の目的は熱性けいれん児を予後から,1)熱性けいれんのみ,2)無熱性けいれんへの移行例,3)熱性けいれんの既往を有し,今回種痘の相談に来院したものの3群に分け,因子分析法を用いて,おのおのの群を構成する要因の抽出を試みることにある。この種の分析を熱性けいれんに応用したのは,本研究がはじめてである。
葡萄膜髄膜脳炎(Vogt—小柳—原田)症候群—特に脳波所見を中心として
著者: 鈴木隆 , 田中宣彦
ページ範囲:P.1173 - P.1179
I.はじめに
Uveomeningoencephalitic syndrome(葡萄膜髄膜脳炎症候群)は重要な神経学的合併症を有する比較的まれな神経眼科疾患であり,葡萄膜炎,いろいろな程度の髄膜脳炎,聴力障害,白斑および白髪などが連合して出現することが特徴とされている。
この症候群の神経学的側面に関しては,徐々に認識されてきており,Walsh8)はこのことを彼の神経眼科教科書にまとめている。
Reedら6)は,とくに本症候群が頭蓋内圧亢進を示したときに,開頭術を必要とする他の急性脳疾患から鑑別することの重要さに注意を喚起している。Pattison5)は仮性脳腫瘍,多発性硬化症,Behcet症候群および耳下腺炎,葡萄膜炎,顔面神経麻痺を伴うuveoparotid feverの異形としてのsarcoidosisなどとの鑑別の困難さを指摘している。また彼は本症候群で重篤な脳炎をきたす症例は,一過性の脳波異常をきたすことを報告したCantat & Rouherらの論文を紹介している。
われわれは眼科的にuveomeningoencephalitic syndromeと診断された症例に脳波学的検索を試みる機会を得たのでここに報告する。
精神病理学におけるEidologie(形相学)の意義
著者: 吉永五郎
ページ範囲:P.1181 - P.1187
I.はじめに
現在の精神病理学の混迷を打開するため,1975年9月26日から2日間,ドイツ語圏精神病理学にあずかる研究者を集め,オーストリアのGrazで第1回日独墺精神病理学会議が開催された。そのテーマの1つは方法論の再検討であり,それにかかわる諸問題の解決策を討議することにあった。
この危機状況2)は,すでに1957年K. Conradにより指摘され,当時その解決策として「ゲシュタルト分析」が提唱された。この方法は基礎となる心理学自体のもつ限界もあって,提唱者の意図に反し,その後の発展がみられず,危機は解決されぬままに進行し,現在の混迷状態に陥るに至った。
私はこの会議で,Eidologieを解決策の1つとして提唱したが,この方法論は,これまで情神病理学研究の場で,ほとんど論ぜられたことがなく,したがって本論文で,学としてのその意義を述べたいと思う。
古典紹介
—Kleist, K.—Über zykloide, paranoide und epileptoide Psychosen und über die Frage der Degenerationspsychosen—第1回
著者: 飯田真 , 坂口正道
ページ範囲:P.1189 - P.1199
ヒステリー,躁うつ(循環)病,パラノイア,てんかん,分裂病といった既知の疾患の種類に,即座に分類できるような体質的基盤の上にある定型的な精神病の他に,この大疾患型に編入できないような相当量の非定型的で一般的でない(ungewöhnlich)疾患例がある。それにもかかわらず,それらを無理してこのような診断に押しこめようとすれば,疾患の種類の境界をぼかしてしまい,そのことが結局このような疾患概念の解体をひき起こすことになりかねない。その際,その一般的でない精神病を大疾患群の一つもしくは他のものに入れるとか入れないということは意味のないことである。この精神病はどんな疾患群にもあてはまらないのだから。Kraepelinによる躁うつ混合状態の学説に従って,多くの人はこの一般的でない精神病を躁うつ混合状態として理解できるだろうと期待した。躁うつ病についてのKraepelin自身の記述もまた,彼自身が躁うつ性感情精神病の基礎症状からまったくはずれている少なからざる症例を,混合状態としてとらえうると信じていることを明示している。その後Gaupp,Kretschmer,Hoffmann,Kahnらはこの精神病の混合という考えを本質の異なる疾患にも応用し,ある種の一般的でない精神病を躁うつ病と分裂病の混合として,また他のものをヒステリー性の病状と循環性の病状の混合として,もしくは更に別の疾患の組み合わせとみなした。もちろんある場合にはある一般的でない循環病性の病像は,患者が躁うつ性素因の他に別の側面から受け継いだ分裂病性遺伝負因をも持っており,それが病気の形であらわれたものとして理解できるかも知れない。しかしながらこういった説明のしかたは,非定型疾患のすべてにあてはまるものではない。同じことは外的障害(脳損傷,中毒,感染症),身体的疾患現象(例えば重篤な貧血,代謝障害,脈管腺障害),年齢や性の有する形態変遷的影響,病的過程そのものの強さ,などの相互作用についても言える。すべてこういった事情を考慮することは重要であるが,しかしなお“構造分析”(Birnbaum)とか“多次元的考察方法”(Kretschmer)といったものの助けをかりてもあらゆる診断学上の困難さを克服することができないだろう。それは一つにはこういった絡みあいが,大部分の非定型疾患例において明白には存在しないという理由からではなく,また特に多くの非定型精神病の症候像が他の既知の病像のいかなる混合とも認められないという理由からでもなく,何か単純な本源的なものと思われるからである。
だから支配的な思考習慣から自由にならねばならず,一般的でない精神病をありのままにとらわれずに記載し,推移するままに観察しなければならない。その際定型的精神病との比較を決してためらう必要はない。逆にまず既知の病型を基点として用い,われわれの知識を更に発展させる場合に,それによって歴史的な関連を保つのがよい。そうすれば多くの非定型疾患がいろいろな定型精神病と近縁であることが分かる。たとえそれが精神病もしくはそれが発生してくる体質的基礎の部分現象に一致するものであれ,遺伝生物学的親和性にすぎないものであれ……。一般的でない精神病は一部はヒステリーの“副精神病”や“辺縁精神病”としてあらわれるし,一部は躁うつ病やパラノイア,てんかんの辺縁精神病として存在する。もちろん多くの場合,ある一般的でない疾患例がどのような“主精神病”の辺縁精神病として帰属されるべきなのかという疑問が生ずることはあろう。というのは症候学的,遺伝学的な糸は単に一つの主精神病からのみでなく,二つもしくはそれ以上の主精神病からたどれるからである。他方では大精神病圏と密接な近縁性がまったく証明されえないこともある。その際忘れてならないのは非定型疾患例を主精神病に併合することは,これらの領域に暫定的整理をつけるために,単に実践的歴史的な理由から歩まれた道であるということである。しかしながら一般的でない精神病がすべて大精神病圏との近縁関係をもっているはずだということではない。
動き
世界精神医学会「ハワイ宣言」案
著者: 大熊輝雄
ページ範囲:P.1200 - P.1201
文明がはじまって以来,倫理は治療技術のもっとも重要な部分であった。現代の社会における医師の忠誠をめぐる葛藤,治療者・患者関係の微妙さ,精神医学的概念,知識,技術が人間性の法則に反する行為のために乱用される可能性などのすべては,精神医学の技術や理論を実践する人たちにたいして,高い倫理的水準を未だかつてないほど必要にしている。
精神科医は,医学の実践者としてまた社会の構成員として,すべての医師に課せられた倫理的要求およびすべての男女がもつ社会的義務と同時に,精神医学に特有の倫理的問題を考慮しなければならない。
紹介
—千谷 七郎 著—「今日の精神医学から」—(宮脇 昭・藤井 隆・時実 利彦・千谷 七郎 共著『人間とはなにか』所収)
著者: 飯田真
ページ範囲:P.1202 - P.1204
本書「人間とは何か」は日本文化会議の月例講演会でそれぞれ生態学,生物学,大脳生理学,精神医学における代表的研究者が「人間とは何か」という主題について行なった講演を一冊の本にまとめたものである。本書に収められている論文はいずれも興味をそそられる内容のものであるが,ここでは千谷七郎氏の「今日の精神医学から」に焦点をしぼって紹介したいと思う。
千谷氏は自己完結的な独自な学問体系の構築を試みている,日本における数少ない磧学の1人であり,氏の単一精神病論,躁うつ病一元論はよく知られている。また病跡学の上でも「漱石の病跡」をはじめ多くの優れた業績を発表されている。昭和30年代に発表された躁うつ病の精神病理学や病跡学についての氏の先駆的研究は当時まだ若い精神科医であった私の眼を開かせ,躁うつ病や病跡学への関心をひきおこしたことがなつかしく想起される。
基本情報
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バックナンバー
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66巻11号(2024年11月発行)
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66巻10号(2024年10月発行)
特集 不登校の理解と支援
66巻9号(2024年9月発行)
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66巻8号(2024年8月発行)
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66巻7号(2024年7月発行)
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特集 精神疾患の気づきと病識
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63巻10号(2021年10月発行)
特集 統合失調症の心理社会的治療—どのように使い分け,効果を最大化するか
63巻9号(2021年9月発行)
特集 産業精神保健の現状と課題
63巻8号(2021年8月発行)
特集 認知症診療における精神科医の役割を再考する
63巻7号(2021年7月発行)
特集 自殺の現状と予防対策—COVID-19の影響も含めて
63巻6号(2021年6月発行)
特集 強迫についてあらためて考える
63巻5号(2021年5月発行)
増大号特集 精神科クリニカル・パール—先達に学ぶ
63巻4号(2021年4月発行)
特集 精神医療に関する疫学のトピック—記述疫学,リスク研究からコホート研究まで
63巻3号(2021年3月発行)
特集 サイコーシスとは何か—概念,病態生理,診断・治療における意義
63巻2号(2021年2月発行)
特集 いじめと精神医学
63巻1号(2021年1月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症ただなかの精神医療
62巻12号(2020年12月発行)
特集 身体症状症の病態と治療—器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
62巻11号(2020年11月発行)
特集 若年性認知症の疫学・臨床・社会支援
62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論