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研究と報告
熱性けいれんから無熱性けいれんへの移行例—Ⅱ.因子分析法による研究
著者: 坪井孝幸1 山村晃太郎2
所属機関: 1東京都神経科学総合研究所,遣伝学部門 2東京都神経科学総合研究所,疫学部門
ページ範囲:P.1167 - P.1171
文献購入ページに移動これは熱性けいれんから無熱性けいれんへの移行例の臨床的・脳波学的・追跡的研究(第1報)2)の続報である。したがって熱性けいれんの概略についてはすでに述べたので,ここでは繰り返さない。本研究の目的は熱性けいれん児を予後から,1)熱性けいれんのみ,2)無熱性けいれんへの移行例,3)熱性けいれんの既往を有し,今回種痘の相談に来院したものの3群に分け,因子分析法を用いて,おのおのの群を構成する要因の抽出を試みることにある。この種の分析を熱性けいれんに応用したのは,本研究がはじめてである。
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