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文献詳細

雑誌文献

精神医学2巻3号

1960年03月発行

文献概要

研究と報告

抗てんかん剤Gemonil(Metbarbital)による治療経験

著者: 佐藤時治郎1 浅野昭一1 酒井敏子1 佐藤愛1 山田旭1 熊谷秀夫1

所属機関: 1東北大学医学部精神医学教室

ページ範囲:P.165 - P.170

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 Gemonilは1948年Petermanによつて新抗てんかん剤として,臨床面に導入され,てんかん患者の60%に有効であるとのべられた。ついでPerlsteinによつてInfantile myoclonic spasmsに著効があり,かつ器質性脳疾患によるてんかん発作にとくに有効であると発表された。
 Gemonilは化学的には5-diethyl-1-methyl barbitulic acidで第1表のごとき化学構造式を有する。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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