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文献詳細

雑誌文献

精神医学2巻6号

1960年06月発行

文献概要

薬剤

抑うつ状態に対するJB 516の使用経験

著者: 那須敏雄1 小田晋1 小林健一1

所属機関: 1東京医科歯科大学神経科

ページ範囲:P.381 - P.388

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Ⅰ.まえがき
 抑うつ状態に対する薬物療法のうち,いわゆるStimulantとよばれる一連の薬物が最近,かなり知られてきており,カフィロン,メチルフェニデート,ピプラドロールなどが用いられてきている。
 これらは,いわゆるParasympothomymeticaとして,その中枢刺激作用をうつ状態の治療に応用しているわけなのであるが,したがつてそれ自体の効用と限界をあわせもつているわけである。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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