文献詳細
研究と報告 分裂病的心性と青年期
文献概要
青年期に,精神分裂病が発病しがてくることは,めずらしいことでもない。ここでこの症例を報告するのは,その発病の経過中に書かれた手記に興味をおぼえたからである。その克明に書きこまれた3冊のノートの中に,青年期に特有な心性が躍動し,しかも精神分裂病の心理を考えてゆくうえに興味ある,いくつかの問題を含んでいると思われたからである。
掲載誌情報
研究と報告 分裂病的心性と青年期
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