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文献詳細

雑誌文献

精神医学20巻1号

1978年01月発行

動き

第6回世界精神医学会議印象記〔その2〕

著者: 加藤正明1

所属機関: 1国立精神衛生研究所

ページ範囲:P.92 - P.94

文献概要

Ⅰ.「精神医学における倫理問題」について
 すでにその詳細が述べられているが,若干追加すると,Bukowskyの問題がすでに,1971年のWPAおよびWFMHでとりあげられずに終わったあと,とくにイギリスの精神科医の間に,ソ連の精神医学の乱用を非難するワーキング・グループが積極的な活動を展開した。それはWorking Group on the Internment of Dissenters in Mental Hospitalsと名付けられ,フルボーン病院長D.クラークをはじめとする10名のパネル・メンバーが名を連ねている。このグループは1977年に3つのパンフレットを公表しており,それは“New Bulletin on Psychiatric Abuse in Soviet Union”,“Political Abuse of Psychiatry in the Soviet Union”および“Dr. Semyon Gluzman;The Imprisoned Conscience of Soviet Psychiatry”である。(Hon. Secretary, 13 Armitage Road, Golders Green, London NW 118 QTまたはMargrit Wreschner, 60 Riverside Drive, New York, N.Y. 10024)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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