何時の世にあっても,医師が生涯研修しなければならぬことは自明のことである。ことに現在のように日進月歩の医学の中にあっては,各自が意欲的に努力しなければ,患者に対して最善の治療ができなくなる。1960年以来W. H. O.(世界保健機構)では医師の卒前・卒後教育に関して,各国の厚生省や文部省に意見を送ったという。わが国でも日本学術会議の医療制度特別委員会では,先ずは専門の科に熟達した医師を作ろうということで,各科の学会において専門医制度が検討されることになった。麻酔科の如きは1963年からすでに専門医制度を発足させており,その後他の8科が専門医ないし認定医制度を設けて,数年間特定の病院で研修した者を学会が試験その他の方法で認定している。
精神科においても,十数年前から日本精神神経学会において,専門医制度が検討された。しかし,多くの反論があった。いわく,精神医療の向上を日ざすよりは,エキスパートづくりに口がいき,階層差を作り,再び医局制度を作って,せっかく民主化傾向がみられていたのに時代逆行である。特定の教育病院にのみ,若手医師が集められるため,他の病院へは非常勤医が多く行くことになり医療の質が低下し,患者にしわ寄せがいく。その若手医師は研修の名のもとに数年間低賃金でしばられる。研修病院といえども指導医の数は圧倒的に少なく,制度を作っても実は上らない。もし,本気で指導医が教育に時間を裂くならば,必然的に患者へのサービスが悪くなり,研修病院においてもまた,患者にそのしわ寄せが及ぶ。そんな制度をうんぬんしているより前に,精神医療を改善するためには,しなければならぬ重要事項が多いではないか。時期尚早。その他あげればまだあろう。確かにもっともな点があるので,私もそのような欠点のある制度であるならば,そのままの形で押し進めようとは思わない。
雑誌目次
精神医学20巻10号
1978年10月発行
雑誌目次
巻頭言
精神科生涯教育
著者: 更井啓介
ページ範囲:P.1038 - P.1039
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
通院治療
著者: 湯浅修一
ページ範囲:P.1040 - P.1047
I.はじめに
最近,通院治療の重要性は,とみに高まってきた。それに関連し,わが国の分裂病者治療現況を集約すれば以下の如くである。
第1に,非常に高い受療率を示す。第2に,通院治療の比重が増大してきている。第3に,しかしながら外来のみで治療を完結することは難かしく入院率も増えている。第4に,さいわい,入院しても退院可能性も上昇している。第5に,それとともに再発,再入院率も増加した。第6に,残念ながら入退院の繰り返しの挙句,長期在院者も増え続ける傾向がある。第7に,経過の善し悪しにかかわらず,治療が長期化している。
結論を先取りしていえば,これらの現実をふまえて,分裂病者の治療体系を再編成する必要があると考える。
入院治療
著者: 吉松和哉
ページ範囲:P.1048 - P.1055
I.はじめに
精神分裂病者の入院治療については論ずべきことが数多くある。しかしここではいくつかの間題にしぼって考察することにしたい。ただその前に,日本における精神病床数がその必要度に対しほぼ十分の数に達しているにも拘らず,地域的偏在や病院間の機能分担と相互連繋がほとんどなされていないこと,また特に日本の精神病院のもつ内容的問題点,例えば患者の個別性やプライバシーが空間的にも心理的にも尊重されなさ過ぎること,更に入院治療の適応およびその長所と短所を十分把える必要のあることなど,いくつかの事柄を指摘しておきたい。
ところで入院治療は外来治療,社会復帰活動など地域に密着した包括的な精神医療の中の一部を占めており,その内容として薬物療法から個人精神療法,集団療法,作業療法など多岐にわたる活動を含んでいる。Bullard1)はいわゆる治療以外の病院サービス活動のリストとして実に27項目を挙げているが,結局“atrophy of disuse”の予防こそ,その病気に対する直接的治療と同様に,病院活動の中心であると述べている。このことを十分承知したうえで,以下筆者の臨床経験の範囲内で強く印象的に感じた事柄をいくつか取り上げて論じたいと思う。
リハビリテーション
著者: 山崎達二
ページ範囲:P.1055 - P.1060
I.はじめに
今回のシンポジウムで筆者に与えられた課題は精神分裂病の治療の具体的な流れの中でのリハビリテーション活動を考えるということであるが,本来リハビリテーションはいわゆる治療の枠を越えた幅広いかつ複雑な面を持っていることはいうまでもない。
一口に精神分裂病といっても病者の人間としての生き方はさまざまである。治療者の側からみればそこでは何らかの方法論に基づく症候学的な解釈が加えられ治療する努力が続けられているけれども,リハビリテーション活動ではそういう努力の上に生活全体での病者の適応がうまくいってほしいという願いをこめて援助をしているのが特徴である。
したがって精神医学的なリハビリテーションにおいては,何らかの形で治療が始まる時から一緒にリハビリテーション活動も始まるといってもよいわけで,しかも病者の生活上のあらゆる問題を合むというまさに総合的な活動といえる。
しかもそれは極めて具体的,実践的なもので1例1例にその病者の社会的復権への努力が含まれているわけで,ここである基準のもとに一緒にして一般的な治療論で再構成してしまうことは筆者の本意ではない。
ただ限られたスペースであるし読者の参考のためには,まず具体的な1人の症例の経過をたどりある程度一般的に問題をとり出しながら症例をふり返りたいと思うが,もちろんここにあげる症例は決して説明のための特別なものではなく,むしろ読者のかかわっている同じような経過の多くの分裂病者の1人として考えていただきたい。
コミュニティ・ケア
著者: 鈴木純一
ページ範囲:P.1061 - P.1067
Ⅰ.コミュニティ・ケアという言葉
精神医学ないし精神医療従事者の間で,コミュニティ・ケアという言葉はかなり前より用いられており,最近は,研究,臨床の報告等も発表されるようになった。外来語にしては発音も容易であり,使いやすい言葉の一つである。しかし,他のキャッチフレーズやスローガン等と同様に,言葉の意味は必ずしも明確でなく,またそれを用いる人によって多少異なった意味合いを持つことにしばしば気付かされる。
そこで本小論では,精神医療におけるコミュニティ・ケアとは何を意味するのか,更にわが国においてどのように実践されているか,あるいはさるべきなのかを考察したい。コミュニティという英語には通常,共同体,共同社会等という訳語があてられており,その社会学的な定義についてはここで論ずることはできない。しかし精神医療概念の中で,どのように用いられてきているかについて辿ってみることにより,その意味について考えてみよう。
あとがき フリーアクセス
著者: 宇野昌人
ページ範囲:P.1067 - P.1067
精神分裂病の治療論はいまや百花繚乱の観がある。60数年前クレペリンは,「早発痴呆は真の原因がわからないので,目下のところその治療を考えることはできない」と,早発痴呆の全300ページに及ぶ記述のうち治療にはわずか5ページしか割かなかったのであるが,このことばの前半の事情は現在でも変わっていないのに対して,後半の変わり方はめざましい。これほどまでに治療への関心が高まったことには,やはり向精神薬の出現によって多面的な治療的アプローチが可能になったという事実を見過ごすわけにはゆかないであろう。それにしてもこれは容易ならぬ道である。依然手さぐりながら,さまざまの治療的試行が,疾病の原因,誘因,動機,経過などをにらみ合わせながら行なわれているのが現状といえよう。
精神医学総合研究所のシンポジウムも今度で5回目を迎え,当研究所の活動の一つとしてすっかり定着してきた感がある。これまでのテーマをふりかえってみると,その力点はどちらかといえば基礎的な問題におかれていたといえよう。それは発足まもない研究所が,方法論や理論的基礎の検討を通してみずからの,足場固めを行なっている姿の反映でもあったが,開所5年目に入ったいま,そろそろ各論的なテーマに移ってはどうかとの声が所内に高まってきた。それを受けて今回はまず精神医学最大の関心事の一つ,精神分裂病を臨床的な角度から取り上げようということになった。このことはもちろん,これまで取り上げられたような基本的な諸問題の研究が,一段落したことを意味するものではない。こうした諸問題は研究の基本であって,わずかの期間に解決される性質のものではなく,研究所としてたえず問い続けてゆかねばならないものだということは言をまたない。
研究と報告
精神疾患患者同士の結婚について
著者: 田中雄三 , 田中潔 , 柏木徹 , 福間悦夫 , 川原隆造 , 国元憲文
ページ範囲:P.1069 - P.1077
I.はじめに
精神科における薬物療法の普及とともに,家庭生活を営みながら通院治療を受ける精神疾患患者の数が増加してきた。それとともに入院中心の時代と異なって,就職や結婚の問題がかれらにとって身近な問題として存在し,その成否がまたかれらの病状に影響を与えることから,精神科医が好むと好まざるとにかかわらず,これらの解答困難な問題に直接関与しなければならないことがある5)。特に精神疾患患者の結婚問題は,精神疾患が慢性疾患であり再発入院を繰り返しやすいこと,一般に入院期間が長期にわたること,精神疾患に対する社会的偏見があることなどにより困難な問題となっている。したがって病状が寛解に達した後も適当な配偶者にめぐまれず,結婚年齢が遅れたり独身をよぎなくされる場合が多い。しかし一方では患者同士が院内で親密となり,後に結婚にいたるケースもまれではない。精神疾患患者同士の結婚といえば,おおむね家人の反対はもとより,医師も消極的な態度をとることが多いのが実情であろう。そこで著者らはこれら精神疾患患者同士の結婚状態を調査し,その結果をもとに患者同士の結婚について何らかの指針を得ようとした。
本邦におけるMichigan Alcoholism Screening Test(MAST)の応用—資料の統計学的検討を中心として
著者: 三田村幌 , 小片基 , 岡本宜明 , 真田博志 , 山本明 , 寺岡政敏 , 佐藤邦衛 , 村山東平 , 中川英範
ページ範囲:P.1079 - P.1096
I.はじめに
アルコール飲料消費量と並行してアルコール依存者の急増傾向が叫ばれている今日,社会的ならびに医学的観点からアルコール依存者の早期発見の努力が必要であり,本邦に適したAlcoholism Screening Testの開発は緊急を要する課題のように思われる。
本論文はSelzer1)(1971)が開発したMichigan Alcoholism Screening Testを本邦のアルコール依存者と非依存者904名について調査した資料とその統計学的検討である。すでに小片ら2)は第10回日本アルコール医学会(1975)でMASTの紹介とその意義と限界を指摘したが,第12回同学会(1977)における額田らの「ALCADD変法10項目」3),河野らの「KAST」4),ならびに谷らの「日本版MAST」5)にみられるように,Alcoholism Screening Test法の開発に関する研究が胎動しはじめており,今後さらに各方面からの新たな試みが期待されよう。本論文のねらいはそのための資料を提供することと著者らの今後のAlcoholism Screening Test開発と提案の基礎を示すことにある。
両相性うつ病の病前性格と強迫症状
著者: 海老原英彦
ページ範囲:P.1097 - P.1104
I.はじめに
この小論は,躁病あるいは躁病相をしばしば繰り返す両相性うつ病の病前性格を把握することを意図している。このようなパターンを示す両相性うつ病の病前性格は,単相性うつ病に比べ,これまで関心をはらわれることが少なかった。しかし最近,藤縄らはこの面への注意を換起し,「マニー親和型」の概念5)を提唱した。このマニー親和型は,メランコリー親和型(Tellenbach, H.)に循環性格が混合した類型として要約されている。
著者は躁病および両相性うつ病の病前性格のモデルとしてこの類型に注目し,このモデルを念頭におきつつ,これまでの臨床観察によって得られた資料の考察をすすめてきた。その結果,「マニー親和型」の概念を設定するにあたっては,この類型が示す強迫性格や強迫症状等をkey-wordとして検討をすすめることが必要であるとの予備的結論を得た。
これまでの諸家の臨床観察は,躁病では強迫症状が少ないことや,強迫症状を示すうつ病者は,躁病に転じることが少ないことを明らかにしてきた。このことは,うつ病に強迫症状が出現することがまれでないことや,強迫性格者がうつ病に落ちいることが,珍しくないこととまさに対照的である。このような臨床的な事実から,強迫症状や強迫性格は,躁病の発病やうつ病の躁転に対し抑制的な因子として作用すると仮定することができよう。
また,かねて指摘されているように,メランコリー親和型と執着性格は,具体的な性格像において,几帳面性,徹底性,良心性など類似の標識を示すことが少なくないが,共通の標識の1つとして強迫性要素をあげることができる。
この小論は数ある両相性うつ病の病前性格の中で,類似するところの多いメランコリー親和型と執着性格に焦点をしぼり,この類型を病前性格とする両相性うつ病者が,躁病期やうつ病期あるいは発病前に示す強迫症状を中心テーマとしてとらえ,さらにそれをTellenbach流の2つの人問存在のあり方,つまりSein fur andere(自律的に生じた他者献身)とSein fur sich(防衛的な自己本位)をkey-wordとして分析しつつ,「マニー親和型」を考察したものである。
循環性格と同調性性格については,強迫症状を示した症例が少なかったので,研究結果を参考として呈示するにとどめた。
うつ病の比較文化精神医学的研究—京都・宇治ならびに伊勢・志摩の調査から
著者: 東村輝彦 , 波多野和夫 , 柴原堯 , 玉置美智子 , 服部尚史
ページ範囲:P.1105 - P.1112
I.はじめに
ここ数年うつ病患者の増加とその病像の変化が注目されるようになり時代精神との関係や社会的背景などが数多く論じられている。そのなかで大原1)は,うつ病の病像が地域によって異なることを指摘しているが,わが国においては,比較文化精神医学的立場に立つうつ病の研究はほとんどみられず,わずかに日本人とドイツ人のうつ病像の差を検討した上田2),木村3)らの報告や症状の変遷をtransculturalな視点から論じた近藤4)の報告があるにすぎない。
われわれは,今回うつ病の比較文化精神医学的な研究を試みたのでその結果を報告する。われわれが本研究を試みるに至った契機は,共同研究者の一人東村が三重県から京都に転任してきた時の印象として同じうつ病の患者でも京都の患者には治療に手間取ったり,円滑な治療関係を作りにくい患者が少なからずみられたことによる。もしその印象のようにうつ病患者の病像や治療状況などが地域によって異なるとするならば,どのような相違があるのか,そしてそのような相違をもたらすものはなんであるかを検討してみようというのがわれわれの研究の目的である。以上のような目的からわれわれは,京都・宇治ならびに伊勢・志摩のうつ病患者について,発病状況,病像の治療への反応という点などに留意しながら症例の分析に重点をおいて比較文化精神医学的調査研究を試みた。
「右側半側空間過注意症状」を示した右半球脳損傷例について
著者: 渡辺俊三 , 北條敬 , 大沼悌一 , 林進 , 菅原英保 , 小野寺庚午
ページ範囲:P.1113 - P.1121
I.はじめに
脳の機能の左右差の概念はBroca4)が1861年「人間は左半球で話す」と述べて以来100年ちょっとになるが,当時,左半球は優位脳ではあるが,言語以外の機能については,左右まったく同じではないかと考えられていた。
右半球機能についての報告は,1874年のJackson8)に始まる。以来右半球に関する研究も多少なされてきたが,左半球の言語面に関する研究の進歩に比べると遅々としたものであった。総説的なものとしては,Benton2),Joynt and Goldstein10)の報告があり,本邦では大橋11,12)の報告がある。
大橋11,12)は,左右大脳半球損傷における関連症状をあげているが,右半球症状として言語面では,準視空間性失書・失算,行動面では,視覚構成失行,着衣失行,認知面では,半側身体失認,相貌失認,半側空間失認,空間知覚障害,地誌的失見当,地誌的記憶喪失をあげている。Joynt and Goldstein10)は劣位半球症状群として,空間知覚障害,構成障害をあげている。
これら右半球症状は,身体空間,視空間に関するもので,その障害は左右両側にみられるものもあるが,多くは,左半側身体,左半側空間に関するものである。これらの左半側の身体・空間障害例では,健側の右側に対する詳細な観察が一般に乏しいように思われる。
大脳病理学の歴史は,限局論と全体論の大きな2つの流れに分けられるが,上に述べたように,右半球障害としては左半側の空間・身体障害の観察のみにとどまり,健側の右側についてはあまり研究がなされなかったということは,主として脱落症状のみをとらえようとする限局論的思考が支配的であったためかもしれない。患側の左側に特異な所見が認められる症例にあって,健側の右側がそのまま病前と同じ正常な機能を保持しているであろうか,はなはだ疑問と言わざるを得ない。
この度,われわれは多彩な右半球巣症状を有する症例において,右側半側空間に対して,「過度の注意」が払われた特異な2症例を経験したので報告する。
短報
炭酸リチウム剤投与中に洞房ブロックを来した1例
著者: 木戸淳彦 , 中根允文 , 高橋良 , 深谷真彦 , 橋場邦武
ページ範囲:P.1122 - P.1124
I.はじめに
精神科領域において,リチウム剤使用が増加するに伴い,種々の中毒作用が知られるようになり11),稀には重篤な副作用の症例も報告されてきた6)。最近われわれは炭酸リチウム投与中の一女性患者に,症候性の洞房ブロックが発生したのを経験した。このような副作用は稀で,本邦では未だ報告例はないので,ここに報告し外国の文献例と比較検討してみたい。なお本症例の心臓電気生理学的検索の詳細については,深谷らが別に報告の予定である14)。
古典紹介
—Gilles de la Tourette—Etude d'une affection nerveuse caractérisée par de l'incoordination motorice accompagnée d'écholalie et de coprolalie—第2回
著者: 保崎秀夫 , 藤村尚宏
ページ範囲:P.1125 - P.1135
第二章
前章で記載してきた症状は「それ自体で疾患すべてを構成し得るもの」であるが,大部分の症例で一時的にしか構成し得てないし,先に述べた症状より,もっともっと特徴的な新たな現象がはっきり現われてくるようにみえる。それには種々のものがあるので,その出現する順に従って記載してみよう。
私共が,疾病出現の日付を強調しないのは,すでに述べた如く,症例に含まれているのは,数カ月間から16年間にわたり,非協調性運動のみが存在し得たものだからである。むしろ,日付について語るならばそれはあまりに不規則的であるということだ。反対に発症の様式は,かなり規則的であるように思える。すなわち新たな現象の恒常的かつ特殊な漸次的推移が次のような事実を生じながらみられる。
動き
F. Lhermitte一派の神経心理学研究動向
著者: 大東祥孝
ページ範囲:P.1137 - P.1143
神経心理学の領域においてN. Geschwindに代表されるBoston学派が古典的連合論associationnismeの再興ともいえる離断学説disconnexiontheoryを提起してすでに久しく1),爾後の研究に多大の影響を及ぼしてきたことは否定できない事実であるが,一方,今世紀初頭,Wernicke,Liepmann,Dejerineらの"連合主義者associationniste"に対し"偶像破壊者iconoclaste"として登場したPierre Marieの立場を弁護2)し,そこにjacksonnismeを導入することによってこれを継承発展せしめたと考えられるTh. Alajouanine,F. Lhermitte一派の研究活動は,ある意味で連合論の対極ともいえる視点から出発しており,したがってその一連の研究成果や,とりわけdisconnexiontheoryに対する最近の見解は,注目に値するものであるに違いない。筆者は1976〜1977年度のフランス政府給費留学生としてF. Lhermitteの診療科に籍を置き,そこでの診療研究体制やF. Lhermitteを含めた各スタッフの学問的立場を知る機会を得た。F. Lhermitte教授は1978年秋,日仏医科会の招きで訪日の予定ときく。この機会に,今まであまり詳しくは知られていなかった彼の研究グループの概要を,筆者の知りえた限りで紹介しておきたいと思う。
François Lhermitte(写真1)は1921年の生まれで,周知の如く高名な神経科医であったJeanLhermitteの子息であり,1950年に《Les Leuco-Encéphalites, étude anatomoclinique et expérimentale》なる学位論文3)を公にし,1950年代はTh. Alajouanine,J. Delay,P. Castaigne,J. C. Gautierらと神経学領域の研究を行ない,1950年代後半からTh. Alajouanineの高弟の一人として失語論を主とする神経心理学領域の研究に従事し始め,Alajouanineの創始したParisのSalpêtrière病院の言語センターCentre du langageを引継いで1965年,神経学,神経心理学診療科Service deneurologie et de neuropsychologieの教授となった。
資料
Diagnostic and Statistical Manual Ⅲ(D. S. M. Ⅲ)—新しい米国精神医学診断基準
著者: 丸田俊彦
ページ範囲:P.1145 - P.1149
I.はじめに
D. S. M. Ⅲは,Diagnostic and Statistical Manualof Mental Disorder,Edition Ⅲの略称で,1952年の初版以来,1968年の第二版に続く2度目の改訂である。D. S. M. Ⅰ. とD. S. M. Ⅱ1)が,試験的実施(Field Trial)を行なうことなく,「各界権威の合意による最終案」として発表されたのに対し,今回の改訂にあたっては,N. Y. State Psychiatric InstituteのR. L. Spitzerを中心とした,D. S. M. Ⅲ特別委員会が設置され,最新の臨床,研究データをもとに草案を作成,それを各方面(各専門分野のみならず,各地域,各人種など)の研究者,臨床医が実際に使用(Field Trial)し,更に,そのフィードバックをもとに草案の修正を繰り返すという,より"民主的",より"科学的(統計学的)"な方法がとられている。1974年9月に委員会が発足して以来,議論の白熱化する中で,第一次草案2)が4月15日(1977)に発表されたが,この草案は,すでに第一期試験的実施(Field Trial)データ,および最新の研究データをもとに書き替えが進められており,例えば4月15日時点で,Schizophrenic Disorderのもとに分類されていたSchizoaffective Disorder3,4)は,10月15日時点においては別項目となっている(表1参照)。
本論文は,この作成途上にあるD. S. M. Ⅲの基本内容と,これからの方向を論じたものである。
基本情報

バックナンバー
66巻12号(2024年12月発行)
特集 「治療を終える」に向き合う
66巻11号(2024年11月発行)
特集 「難治例」の臨床—治療に難渋する時の診断,治療,そして予防
66巻10号(2024年10月発行)
特集 不登校の理解と支援
66巻9号(2024年9月発行)
特集 —身体疾患の患者・家族のこころを支える—コンサルテーション・リエゾン精神医学
66巻8号(2024年8月発行)
特集 現代における解離—診断概念の変遷を踏まえ臨床的な理解を深める
66巻7号(2024年7月発行)
特集 アディクション—コロナ禍で変わったこと,変わらないこと
66巻6号(2024年6月発行)
特集 精神疾患の気づきと病識
66巻5号(2024年5月発行)
増大号特集 精神科診療における臨床評価尺度・検査を極める—エキスパートによる実践的活用法
66巻4号(2024年4月発行)
特集 精神疾患・精神症状にはどこまで脳器質的背景があるのか—現代の視点から見直す
66巻3号(2024年3月発行)
特集 精神疾患への栄養学的アプローチ
66巻2号(2024年2月発行)
特集 うつ病のバイオマーカー開発の試み
66巻1号(2024年1月発行)
特集 性差と精神医学—なぜ頻度や重症度に差があるのか
65巻12号(2023年12月発行)
特集 精神科領域の専門資格—どうやって取得し,どのように臨床へ活かすか
65巻11号(2023年11月発行)
特集 精神疾患回復の時間経過を見通す
65巻10号(2023年10月発行)
特集 DSM-5からDSM-5-TRへ—何が変わったのか
65巻9号(2023年9月発行)
特集 拡がり続ける摂食障害(摂食症)—一般化とともに拡散・難治化する精神病理にどう対処するか
65巻8号(2023年8月発行)
特集 複雑性PTSDの臨床
65巻7号(2023年7月発行)
特集 子どものうつ病に気づく
65巻6号(2023年6月発行)
特集 精神科医療の必須検査—精神科医が知っておきたい臨床検査の最前線
65巻5号(2023年5月発行)
増大号特集 いま,知っておきたい発達障害 Q&A 98
65巻4号(2023年4月発行)
特集 わが国の若手による統合失調症研究最前線
65巻3号(2023年3月発行)
特集 災害精神医学—自然災害,人為災害,感染症パンデミックとこころのケア
65巻2号(2023年2月発行)
特集 精神医療・精神医学の組織文化のパラダイムシフト
65巻1号(2023年1月発行)
特集 精神医学における臨床研究のすゝめ—わが国で行われたさまざまな精神医学臨床研究を参考にして
64巻12号(2022年12月発行)
特集 死別にまつわる心理的苦痛—背景理論からケアおよびマネジメントまで
64巻11号(2022年11月発行)
特集 ひきこもりの理解と支援
64巻10号(2022年10月発行)
特集 精神・神経疾患に併存する過眠の背景病態と治療マネジメント
64巻9号(2022年9月発行)
特集 学校で精神疾患を「自分のこと」として教育する
64巻8号(2022年8月発行)
特集 ジェンダーをめぐる諸課題を理解する
64巻7号(2022年7月発行)
特集 Withコロナ時代の精神医学教育の進歩—卒前教育から生涯教育まで
64巻6号(2022年6月発行)
特集 認知症診療の新潮流—近未来の認知症診療に向けて
64巻5号(2022年5月発行)
増大号特集 精神科診療のピットフォール
64巻4号(2022年4月発行)
特集 家族支援を考える
64巻3号(2022年3月発行)
特集 精神神経疾患の治療とQOL
64巻2号(2022年2月発行)
特集 精神科におけるオンライン診療
64巻1号(2022年1月発行)
特集 超高齢期の精神疾患
63巻12号(2021年12月発行)
特集 うつ病のニューロモデュレーション治療の新展開
63巻11号(2021年11月発行)
特集 「実感と納得」に向けた病気と治療の伝え方
63巻10号(2021年10月発行)
特集 統合失調症の心理社会的治療—どのように使い分け,効果を最大化するか
63巻9号(2021年9月発行)
特集 産業精神保健の現状と課題
63巻8号(2021年8月発行)
特集 認知症診療における精神科医の役割を再考する
63巻7号(2021年7月発行)
特集 自殺の現状と予防対策—COVID-19の影響も含めて
63巻6号(2021年6月発行)
特集 強迫についてあらためて考える
63巻5号(2021年5月発行)
増大号特集 精神科クリニカル・パール—先達に学ぶ
63巻4号(2021年4月発行)
特集 精神医療に関する疫学のトピック—記述疫学,リスク研究からコホート研究まで
63巻3号(2021年3月発行)
特集 サイコーシスとは何か—概念,病態生理,診断・治療における意義
63巻2号(2021年2月発行)
特集 いじめと精神医学
63巻1号(2021年1月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症ただなかの精神医療
62巻12号(2020年12月発行)
特集 身体症状症の病態と治療—器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
62巻11号(2020年11月発行)
特集 若年性認知症の疫学・臨床・社会支援
62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論