昨年8月末から9月にかけて,ホノルルで行なわれた第6回世界精神医学会に出席する途次,北陸の精神科医を主とした約10名の団体を組んで,アメリカ西海岸の精神病院,大学を見学してきた。そこで気づいたことであるが,アメリカの地域精神医学が私が留学した15年前と比べて,非常に地についた活動をしているということである。
例えば,カリフォルニア州のNapa州立精神病院の院長Linn博士の話では,現在ここでは,2,000人の入院患者(15年前は3,800人)に,2,000人の職員が勤務しているが,ダイレクトにこの病院を訪れる患者はなく,すべて郡のcounty mental health centerを通じて患者が紹介され,退院する際には,その患者の入院病歴のコピーならびに今後のcareについての医師のrecommendationをつけて再びもとのcounty mental health centerへ送られ,そこで色々の施設(halfway house,supervised apartment livingなど)を利用してのaftercareがとられているということであった。すなわち州立精神病院は,地域精神医学の一環としての役割を果たしており,精神病院と精神衛生センターとの役割分担が確立しているわけである。
雑誌目次
精神医学20巻3号
1978年03月発行
雑誌目次
巻頭言
大学精神医学と地域精神医学
著者: 山口成良
ページ範囲:P.232 - P.233
展望
Diphenylhydantoinの抗けいれん作用
著者: 田代信維 , 武市昌士 , 向野良介 , 松島道人 , 荒木隆次
ページ範囲:P.234 - P.246
I.はじめに
Diphenylhydantoin(DPH:Phenytoin)は現在抗てんかん剤として臨床上最もよく使用されているものの1つであり,大発作の治療にはなくてはならない薬剤である。このDPHはPutnamとMerritt(1937)86)によって,動物実験で抗けいれん作用が著明であることが確かめられ,またMerrittとPutnam73)によって1938年に臨床的に有効であることが報告された。動物実験結果と臨床治療結果が一致するというこの画期的な報告は臨床家や基礎研究者に新しい研究の方向を示唆した。またこの抗けいれん剤,DPHには催眠性がないということも31,73),それまでの常識を変えるものであった。
以来この魅力ある薬剤の抗けいれん作用については多くの研究者達によって精力的に研究がすすめられ,他の抗けいれん剤に類のないほど多くの報告がなされている。その薬理作用についてはWoodbury(1969)113)またWoodburyとKemp(1971)115)の総説や,GoodmanとGillnan(1970)42)の薬理学書がある。このDPHは神経系のみならず他の臓器にも作用し,また合成系や代謝系にも作用するが,本文では主としてそれ以後の研究成果をもとに神経系に関するDPHの作用に限定して,特にその抗けいれん作用について紹介したい。
研究と報告
40歳台の妄想・幻覚精神病
著者: 林三郎 , 上田宣子
ページ範囲:P.247 - P.255
I.はじめに
今日の精神医学において,精神分裂病の疾病概念の混乱の中で,概念の基本的な修正が多くの人達によって論じられている。
精神分裂病と呼ばれる疾患群の本質についての研究・治療は現代の最大の課題であるが,内因性精神病のより細分化された疾患概念を詳細に記載していくことによって,新しい疾患概念の把握の可能性を示そうとする方向にKretschmer18),Pauleikhoff21),Weitbrecht28),藤縄9)らが存在する。他方,新たな「単一精神病」概念において,一つの可能性を見出そうとする方向にConrad4),Ey5,6),Janzarik12),千谷25)らが挙げられる。さらにこれと関連して,向精神薬物療法が,診断を異とする各種の精神病でも類似の病像を示すものに同じく有効であるという治験から,Rennert23),Kühne19)らの精神病の普遍的病因論がある。
われわれは上述の状況をふまえて,40歳台の妄想・幻覚精神病の数例について報告するが,特に取り上げたいのはこれらの症例において,共通の特徴として,初発年齢が40歳台であり,そのすべてが男性であり,性格と状況との関連が明確であり,かつ向精神薬物療法で簡単に治癒したという事実が認められたなどの点である。
内因性精神病の発病要因として年代と性別を重視する観点は別に目新しいものではない。すでに内因性精神病の好発年齢,妄想主題の年齢や性別との関係については多くの研究がある。たとえばKretschmerの「敏感性関係妄想」,Pauleikhoff20)の「30歳台の妄想・幻覚精神病」などが有名であるが,Friedmann8)の「軽パラノイア」,Gaupp10)の「頓挫パラノイア」,さらにJanzarik13)の「対人接触欠損のパラノイド」などの研究があり,わが国では藤縄の「20歳台後半における一過性妄想精神病」,植元26)の「思春期妄想症」などの論文がある。藤縄は,精神病と年代の問題について,生理学的,心理学的な年代の特性だけでなく,生活史的,性格的ならびにその年代での対人的布置などに特徴がみられ,その年代における挫折が特有の症状群,疾患類型を形成する可能性を示すと述べている。つまりある年齢層において,その年代と性別は固有の問題性をはらんでいるものであり,歴史的,社会的背景によって影響されるものではあるが,男女のその年代の固有の危機をもはらんでいるものである。この問題については児童精神医学,思春期および老年期の精神医学において研究されている。しかし中年期(40〜55歳,van den Berg27))について,教科書的には遅発性精神分裂病(M. Bleuler1)),妄想型精神分裂病,嫉妬妄想を主とした妄想発展,更年期精神病などが挙げられているが,中年期の固有の問題性,危機あるいはその年代と性別のもつ固有の意識構造と精神病とのかかわりについての研究は少ない。
われわれは上述の如く,年代と性別-生活史-性格-発病状況-病像-治療状況-経過から,予後良好な40歳台の妄想・幻覚精神病の一群を見出すことができたと思うので症例を報告し,年代と性別に固有の意識構造がいかに精神病に関与しているかを考察する。
多重人格の1症例
著者: 斉藤正武 , 宮崎忠男
ページ範囲:P.257 - P.263
I.はじめに
1人の人物に継時的に2つ以上の人格が交互に出現する現象は,多重人格あるいは交代意識と呼ばれ,極めて珍しいものとされている。この現象についての記載は古く,1815年症例Mary Raynoldsに関してEllicottが報告したのが最初といわれている15)。その後,19世紀後半から20世紀前半にかけての欧米では,多重人格に対する関心が高まり多数の報告が相次いでなされるに至った。詳しく文献的考察を行なったTaylorら15)によると,1944年までに報告されたもののうち,明らかに多重人格と呼べる症例は76例であったという。しかし,20世紀後半になると本症に関する報告は激減し,最近ではLudwigら10)の症例,さらに日本でも「私という他人」という題名で翻訳されたThigpenら17)の症例をみるに過ぎない。
このような変遷についてSutchiffeら14)は,時代精神を背景とした一種の流行によるものではないかと述べ,さらにほとんどの症例で催眠が施されているなど治療による影響が無視できず,近年では多重人格の概念自体に疑問が投げかけられてきたことによる,と考察している。そして,現在ではこの種の現象については古典的歴史的意味で語られることが多く,過去の不可思議な事例として批判的に受け取られている16),といえよう。しかしまた,多重人格にみられる多彩でドラマチックな現象は,人格とか意識の問題を論ずる場合多くの示唆を与えるものとして,今日でも好んで引用されていることも事実である。
一方,わが国においては,本症に関する報告は極めて少ない。われわれの知る限りでは,古くは中村古峡8)により,比較的近年では中村敬三12)により観察されたものをみる程度である。
われわれは最近,多重人格と考えられる症例を経験し,特にその交代人格の発展および治癒に至る経過を,詳しく観察することができた。われわれの症例でも催眠が施されるなど,治療による影響は無視できないが,これも含め興味ある所見が得られた。
Capgras症候群を呈した精神分裂病の1症例
著者: 榎本貞保 , 松下兼介 , 松本啓
ページ範囲:P.265 - P.269
I.はじめに
Capgras症候群12)は,1923年にフランスのCapgrasおよびReboul-Lachauxによって瓜二つ錯覚(L'iliusion des sosies)として初めて記載されたものであるが,一般には身近なある人物が,まったく生き写しの別人と入れ替わったように信じられる替玉妄想のことをいう。Pauleikhoff14)は,ドイツ学派で人物誤認(Personenverkennung)と呼ばれる症状のうち「未知の人物を既知の人物と誤認する」のではなく,「既知の人物を未知の人物,しかも既知の人物と瓜二つの人物と誤認する」ものをいい,臨床的には,本症候群を示す患者はほとんどすべて女子であることは注目に値し,また大半は分裂病者であるとしている13)。
本邦では,木村ら7)が「家族否認症候群について」の中で,高柳16)は「二重身について」の中で言及し,また村上ら11)は「精神分裂病における単数妄想について」の中で症例を例示して論じているが,これ以外の症例報告としては,最近,原ら2),平川5),今井ら6)がそれぞれ1例を報告しているにすぎない。この理由について原ら2)は,フランス学派は特殊な疾患として取り扱う傾向があるのに対し,ドイツ学派は一症状にすぎないとの考えであり,従って本邦でもただ単に人物誤認としてカルテに記載し,その特殊な意味を考えようとしなかった結果かもしれないとしている。一方,精神医学の教科書では,Arietiら1)は,rare and unclassifiable syndromesの中で,Lehmann8)は,unusual psychiatric disorders and atypicalpsychosesの中で,また中根12)は,比較的まれな精神医学的症状群として取り扱っている。いずれにせよ,この症候群が現われると,つねに症候学的優位を占めて臨床症状に大きな影響を及ぼすとされている1,12,17)。また村上ら11)は,家族内妄想の一典型であり,心因論的力動論的ないしは生活史的研究の好個の研究対象といえるとしている。
最近,われわれは,このCapgras症候群とともに多彩な妄想を呈した精神分裂病の1症例を経験したので,その妄想形成の機制について若干の精神病理学的考察を加え報告する。なお症例記述に際しては,患者の秘密保持のため実在する人物については偽名を使用した。
音楽てんかんについて—自験例と文献的考察
著者: 河合逸雄 , 藤繩昭 , 木村繁男
ページ範囲:P.271 - P.278
I.はじめに
Gastautによれば広義の反射てんかん(induced epileptic seizure)は,てんかんの約1%を占めるが19),音楽てんかんmusicogenic epilepsyもこの種に属するものである。本症は文字通り,てんかん発作が昔楽を聞くことによって誘発されるものであるが,後述するように,音楽の内容は極めて要素的なものから高次な水準まであり,また,かならずしも,特定の音楽を聞かぬ限り,てんかん発作を生じぬというほど発作と音楽が一義的に対応しているわけでない。さしずめ,本症の定義は,あるてんかん患者において,音楽を聞くことと発作出現とが密接に関連している場合を音楽てんかんと呼ぶことになろう。現在のところ,著者らの調査によれば,世界で70例近くの報告があるが,わが国ではおそらくはじめての経験なので,自験例を報告し,併せて文献的考察を行なう。本症の総説としては,Titeca47),Poskanzer35),Janz22)があり,わが国では福山16,17)が紹介している。
熱性けいれんから無熱性けいれんへの移行例—Ⅲ.最尤推定法と判別関数法による研究
著者: 坪井孝幸 , 山村晃太郎
ページ範囲:P.279 - P.282
Ⅰ.まえがき
これは熱性けいれんから無熱性けいれんへの移行例の臨床的,脳波学的,追跡的研究(第1報)4),同因子分析法による研究(第2報)5)の続報である。
本研究の目的は,熱性けいれんを予後から 1)熱性けいれんから無熱性けいれんへの移行例,2)熱性けいれんのみにとどまる例の2群について,主成分分析法により両群を構成する因子を抽出し,最尤推定法により因子数と因子負荷量を求め,ついで判別関数法により各因子に重みづけを行ない,両群の判別を試みることにある。
Mental Diplopia,概念思考発作,笑い発作を呈する精神運動発作の1例
著者: 村崎光邦 , 山角駿 , 鈴木市郎 , 石郷岡純
ページ範囲:P.283 - P.292
I.はじめに
1899年Jackson13)によって鉤回発作uncinate fitが鉤回に限局した病巣の発作発射によるものであることが報告され,さらに脳波の発見とともにGibbsら6)やLennox16)らによって,従来てんかん代理症として一括されていた精神運動発作と側頭葉との関係が次々に明らかにされてきている。今日では,側頭葉のみならず,前頭葉眼窩面,視床背内側核,視床前核,帯状回など大脳辺縁系内の病巣からも生じることがわかっている22,28)。
今回,われわれはJackson14)がInental diplopiaとして記載し,Penfield24)がdoubling of consciousnessと説明した,いわゆる精神発作や概念思考発作,既視感,未視感などのほかに笑い発作をも呈するという多彩な精神運動発作の1例を経験したので報告する。
分裂病様症状を伴うてんかんの1例—その人間学的考察
著者: 人見一彦
ページ範囲:P.293 - P.301
I.はじめに
従来より,てんかん患者に往々に分裂病様状態が出現することはよく知られており,症状論的にも,病因論的にも,臨床脳波学的研究成果をふまえて種々の検討がなされている。
しかしこのような立場はどちらかというとその脳生理学的発生機序に関心が注がれるあまり,その精神症状に関しても,その病的過程から説明されがちであり,その症状を有する「てんかん者」の存在様式自体が問題とされることは少なかったようである。
だがこの問題はその存在様式を単に現象学的,人間学的に了解するということにとどまらず,Tellenbach以来,精神症状の治療の困難性が指摘され,今なおいわゆるTherapieresistenz3)が問題とされる以上,病者に治療的接近を試みる際に,大きな示唆を与えてくれるものと思われる。
われわれは,そのような頑固な治療抵抗性を示す,25歳のてんかん性精神病患者の精神症状発現以来,約6年間にわたる臨床的観察を通じて,種種の抗けいれん剤,抗精神薬の投与によっても,あるいはその一時的中断によるけいれん発作の発現によっても容易に精神症状の改善が見られなかったにもかかわらず,そのような状況のもとで,治療者と共にバレーボールに参加するという共同行為を通じて,治療の転換がはかられ,その後寛解状態に至った症例の報告を通して,病者の住んでいる世界を現象学的に明らかにし,その環境世界とのかかわり合いの身体性の地平での問題点を示唆しながら,治療的働きかけの側面についても言及したい。
総合的コミュニティ・ケアにおけるアルコール外来—川崎市における予後調査をもとにして
著者: 中村希明 , 霜田一男
ページ範囲:P.303 - P.311
I.はじめに
最近アルコール症の治療に回復者グループである断酒会をシステムに組み入れた報告がみられるようになったが,それらは病院の治療経験の発表4,12)が主であって,独立した外来機関としての報告は少ない1)ようである。川崎市精神衛生センターにおいては,アルコール症のアフター・ケアの一環として,昭和46年より断酒会の育成,調査8),47年からは断酒会を治療システムに組み入れたアルコール外来を開設し,すでにその成績の一部7)は発表したが,今回は昭和47年より4年間の受診者374名についての予後調査を行なったので,行政機能をもつ公衆衛生機関である精神衛生センターが直接医療サービスを行なう意義と併せて発表する次第である。
ヒトの睡眠に対するCloxazolamの影響
著者: 小鳥居湛 , 櫻田裕 , 中沢洋一
ページ範囲:P.313 - P.318
I.はじめに
Cloxazolamは,国内で合成されたbenzodiazepine誘導体に属する緩和精神安定剤である。その薬理実験から,同じbenzodiazepine系のdiazepamに類似した作用をもつといわれ,とくに,抗不安作用はdiazepamよりすぐれているといわれている14,16,23)。その他,筋弛緩作用28),抗けいれん作用17)も臨床治験から確かめられている。Benzodiazepine系薬物の中には,nitrazepamやflurazepamなどのように催眠作用が強いものもあり,その多くは終夜睡眠ポリグラフィーによって,睡眠に及ぼす影響が検討されている。cloxazolamは,他の緩和精神安定剤と比べると,強力な抗不安作用をもつ他に,抗うつ作用もみとめられ9,10,14,16,23,28),さらに,不眠に対しても有効であるという報告もある10)。しかしながら,ヒトの睡眠に及ぼす影響を,終夜睡眠ポリグラフィーによって検討したものはない。今回,われわれは,健康な成人を対象にして終夜睡眠ポリグラムを記録し,cloxazolamの2mgおよび,4mgを頓服投与した場合の,睡眠に及ぼす影響を検討したので報告する。
古典紹介
—A. Zeller—Zweiter Bericht über die Wirksamkeit der Heilanstalt Winnenthal—vom 1. März 1837 bis zum 29. Febr. 1840
著者: 宇野昌人
ページ範囲:P.319 - P.330
この療養所の活動第2報は,開設当初3年間の活動に関する前回の報告に引き続くものである。最初の報告には,当所の建物の配置や身体的,精神的療法を詳細に述べた。
前回報告後まもなく狂躁病棟の拡張計画が完了し,その整備の適切さが証明されてきている。つまり,2つあったアウテンリート式保護室は他の保護室と同じものに改造された。というのはここでも,それが,より好ましく,より人道的な設備の代用にしかすぎず,どうしてもやむをえない場合たまに使うだけだということがわかってきたからである。次にこの病棟の中庭に広いわらぶきのあずまやを設け,日差しの強い暑い日にも患者が戸外で過ごせるようにした。療養所の建物の外装は全部明るく気持のよいしっくいとし,以前には十分でなかった窓も全体と調和するように設けられ,正面の建物にコの字型に囲まれた大きな中庭は,舗装の破損したところもあったのだったが,いまでは立派な噴水を備えて,気持のよい立派な庭となった。患者の居室や寝室のどの部屋からもこの庭を直接眺めることができる。こうして療養所全体の外観は,以前にくらべるとずっと親しみやすく好ましい印象を与え,見た目にも,気持の上にもよりやさしく語りかけるものとなった。6年間の経験から,われわれの建築,設備には,療養所の力強い調和のとれた発展のために多少とも不可欠なものすべてがそろっているとの確信を深めている。もちろんこの世の中に完全なものなどあるわけがなく,新建築にも所々に,おそらくああすればよかった,こうすればよかったといったところがある。さらに古い館が備えていたよい点,有用な点のいくつかが,あるいは失われたかもしれない。いずれにせよはっきりいえることは,新しい建物ができたからといって,それで入院患者を1人でも多く治療できるようになるというものではないということである。大切なのは療養所の建物より精神であって,設備がどんなに立派でも,それで精神を補うことはできず,むしろ精神で建物を補うことができるのだと確信はしているが,だからといって新しい建物のほうが古い建物を利用するより有利な点があるということを認めないわけではない。患者は5つの病棟に分けられているが,病棟はいずれもよく見通せて,非常に管理しやすくなっており,相互に接近しすぎても離れすぎてもおらず,採光,通風,眺望,静けさは保障されていて,こうした点で,これ以上のものは望めないほどである。しかし昔の建物に,われわれのところでみられるようにすぐれたところがたくさんあるということは,なかなかないものである。計画されていた運動場は1837年はじめには完成し,以来よい季節には,身体的,精神的治療の促進に著しく役立っている。もっとも恵まれない階層の患者に対する州の保護政策は,引き続きこの療養所の整備完成に示されたばかりでなく,さらに州は養護施設(Pflegeanstalt)を設けて二通りの組織を作り上げた。この養護施設は,療養所と同じく人道主義と進歩した医療という原則にのっとり,精神障害者のために,収容施設(Detentions-anstalt)が真に面目を一新したものである。この療養所と養護施設とを完全に分離するということは,多方面から,信頼に値する専門家からさえも,実にさまざまの形できわめてはげしく攻撃された。しかしわれわれは,州がこの階層の患者の保護においてその課題と技術的なことを完全に解決するには,こうした分離しかないと考えている。この問題ではとりわけ,経済性ということはあきらかに次元が低く容認できないのでさておくとして,理論や恣意によってではなく自然にはっきり示されている比較的治癒可能な精神病者と比較的治癒不能なものとの区別を念頭におかなければならない。療養所と養護施設の完全分離に対するおもな反論はいずれも,要するに完全に分離された養護施設は,療養所と同等ではなく,同一の人道的,科学的精神によって満たされることも活気づけられることもあり得ないという前提に立っている。しかしコルディツのザクセン養護施設においてハイナーがみごとな先例を示しているように,これら姉妹施設がその課題を精神と力と忍耐をもって遂行し,2つの分離された施設が人道性と科学への一つの愛で一致して協力しあうならば,当然その成果は大きくゆたかとなる。しかも2人の人物がそれぞれのきわめて独得な活動範囲において各人の究極的には不可分な一生の課題を自覚し,十分な組織的,人格的統一において彼らの世界を充実させ,それに生気を与えるべきであって,溜ってくるたくさんの患者をかかえた療養所兼養護施設のそれぞれほとんど特異的ともいえるほど違った課題を一人の人物の監督下におくべきではない。たとえその人物が熱心この上なく天分ゆたかで,その上多くの医師の助けをかりることができたとしても成果はあがらない。また2人のそれぞれ独立し同じ地位にある院長が2つの相互に合併した施設の上に立つという場合も同じである。このような場合,2人とも同様に一つの大きな使命に専念するのではあっても,その2人が協調してやってゆくということは,一般に考えられるよりもはるかに困難なのである。というのは,施設の一般的規則とならんでもっとも影響力をもつのは院長の独得の精神に他ならないからである。その精神は所定の規則すべての上に,独創的,支配的にあらわれてくる。それゆえ,すこしでもすぐれた療養所あるいは養護施設は,院長の人柄を反映し,さまざまの形をとってくる。
動き
第4回国際心身医学会議の報告
著者: 石川中
ページ範囲:P.331 - P.333
第4回国際心身医学会議が,1977年9月5日より9日にかけて,国立京都国際会館において開催された。
本学会は,第1回メキシコ(ガタラハラ),第2回オランダ(アムステルダム),第3回イタリー(ローマ)で開催され,今回は第4回で,日本(京都)での開催の運びとなったのである。
資料
北海道大学医学部附属病院精神科神経科における外来初診患者の診療統計
著者: 岡田文彦 , 山下格 , 高畑直彦 , 浅野裕 , 鈴木愷宏 , 片岡憲章 , 深津亮 , 藤枝俊儀 , 今裕 , 小山司 , 相川久志 , 三国雅彦 , 工藤達也 , 工藤順子 , 千葉達雄 , 池田輝明
ページ範囲:P.335 - P.343
I.はじめに
北海道大学医学部附属病院精神科神経科では,諏訪望教授のご退官を契機に,同教授が在任された昭和24年から50年までの27年間について,外来および入院部門の統計的調査を行なった。これらの調査結果の詳細は「諏訪望教授退官記念教室研究診療業績録1)」に診療統計として掲載した。これまでこのような長期間にわたって,詳細に調査された診療統計の報告はきわめて少ない。そこで,精神科神経科あるいはその関連領域にたずさわる多くの方々にとっても,参考になる点が少なくないと考え,本誌上でその大要を紹介することにした。
外来統計についてふれる前に,当科および北海道,札幌市の診療状況について概略を述べておきたい。当科における診療は,昭和3年11月1日,内村祐之教授(現東大名誉教授)のもとに開始された。そののち故大熊泰治教授,石橋俊実教授(現東北大名誉教授)をへて,昭和24年5月から51年3月まで,諏訪望教授(現北大名誉教授)が科長として診療にあたった。この間,昭和38年には外来部門が新しい外来棟にうつり,同じく41年9月には現在の精神科神経科病棟が完成をみた。
昭和24年から四半世紀以上にわたるこの調査期間は,終戦後の混乱期から復興期,さらに高度経済成長期をへて現在にいたる,大きな歴史の流れに相応している。疾患の種類や頻度が,社会情勢や医療事情を背景として変化することは周知の通りである。今回の調査資料も,この間の社会および医療状況の変遷に照らして検討されねばならないことはいうまでもない。
この社会情勢の指標のひとつに,全人口の動態がある。昭和24年当時の北海道の総人口は約418万,昭和50年は約534万で,この間の増加率は1.28倍ほどにとどまるが,机幌市の人口は約28万から約122万と4.3倍以上にまで増加している。
また,人口動態とともに当科の受診患者の動きに影響を及ぼしたのは札幌市および北海道の精神科医療施設数と病床数の飛躍的な増加である。図1はその大要を示したものである。昭和30年代のはじめから40年代の後半まで,施設数および病床数が急角度で直線的な伸びを示している。これは長い間,専門的医療施設にめぐまれなかった北海道内の各都市に,道立,市立などの官公立,赤十字などの事業団体立,および私立の精神病院ないし総合病院併設精神科が続々と設立されたことを意味する。このような医療施設の急増によって,最近とくに新設病院などにおいて入院患者の疾患構成に変化を生じていることが報ぜられている。また上記の医療施設数および病床数が,昭和48年以降横ばい状態にあることは,精神科医療がひとつの曲り角にあることの端的なあらわれとして注目すべき現象である。
基本情報
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63巻11号(2021年11月発行)
特集 「実感と納得」に向けた病気と治療の伝え方
63巻10号(2021年10月発行)
特集 統合失調症の心理社会的治療—どのように使い分け,効果を最大化するか
63巻9号(2021年9月発行)
特集 産業精神保健の現状と課題
63巻8号(2021年8月発行)
特集 認知症診療における精神科医の役割を再考する
63巻7号(2021年7月発行)
特集 自殺の現状と予防対策—COVID-19の影響も含めて
63巻6号(2021年6月発行)
特集 強迫についてあらためて考える
63巻5号(2021年5月発行)
増大号特集 精神科クリニカル・パール—先達に学ぶ
63巻4号(2021年4月発行)
特集 精神医療に関する疫学のトピック—記述疫学,リスク研究からコホート研究まで
63巻3号(2021年3月発行)
特集 サイコーシスとは何か—概念,病態生理,診断・治療における意義
63巻2号(2021年2月発行)
特集 いじめと精神医学
63巻1号(2021年1月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症ただなかの精神医療
62巻12号(2020年12月発行)
特集 身体症状症の病態と治療—器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
62巻11号(2020年11月発行)
特集 若年性認知症の疫学・臨床・社会支援
62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論