文献詳細
文献概要
研究と報告
熱性けいれんから無熱性けいれんへの移行例—Ⅲ.最尤推定法と判別関数法による研究
著者: 坪井孝幸1 山村晃太郎2
所属機関: 1東京都神経科学総合研究所遺伝学部門 2東京都神経科学総合研究所疫学部門
ページ範囲:P.279 - P.282
文献購入ページに移動これは熱性けいれんから無熱性けいれんへの移行例の臨床的,脳波学的,追跡的研究(第1報)4),同因子分析法による研究(第2報)5)の続報である。
本研究の目的は,熱性けいれんを予後から 1)熱性けいれんから無熱性けいれんへの移行例,2)熱性けいれんのみにとどまる例の2群について,主成分分析法により両群を構成する因子を抽出し,最尤推定法により因子数と因子負荷量を求め,ついで判別関数法により各因子に重みづけを行ない,両群の判別を試みることにある。
掲載誌情報