昨年6月国立国府台病院に勤めるようになって1年経った。馴れない仕事に右往左往している毎日であるが,懸案の精神科病棟の更新築もめどがついて,ほっとしているところである。予算が内定してから設計図が完成するまで短期だったのに,医師や看護婦のほとんど全員の合意がえられたのは大変うれしいことであった。ことに私たちとの話しあいのなかで,その都度私たちの要望をほとんど受け容れて,何回も設計図を書き直してくれた厚生省関信越地方医務局の営繕課長その他建設担当の人たち,更新築決定を強く押してくれた本省の整備課長その他の人たち,そして私たちと厚生省の間に立って深い配慮してくれた病院の事務部長や会計課長その他の事務職員の誠意と熱意には心から感謝している。
この新病棟建設についての討論の間,私が絶えず考えていたことは,「これからの精神科医療はどのような方向に進むであろうか。そして精神科病棟はどのような機能をもつであろうか。そのためにはどのようにつくらねばならないか」ということであった。ことに単科精神病院ではない総合病院として国立病院のなかの精神科はいかにあるべきか,それに伴って病棟はどうあらねばならないかは私たちの現実の重要課題であった。
雑誌目次
精神医学20巻6号
1978年06月発行
雑誌目次
巻頭言
総合病院の精神科
著者: 高臣武史
ページ範囲:P.590 - P.591
特別講演 Pierre Pichot教授来日講演
うつ病の疾病分類について
著者: 小口徹 ,
ページ範囲:P.592 - P.600
I.はじめに
うつ病に対する積極的な治療の発見はまず電気ショック療法,次に主として三環系とMAO阻害剤を代表とする抗うつ剤によってもたらされたが,このことが,第二次世界大戦後,うつ状態の研究に対する興味を復活させた。治療効果は,すべてのうつ状態において必ずしも同一ではないので,うつ状態の疾病分類学研究を,従来以上の精密度をもって再開することが不可欠なことは,まさしく自明である。最近の10数年間,この領域に臨床家,心理学者,生化学者,生理学者,遺伝学者が参加して著しい進歩がもたらされた。現在までに得られたと思われる成果を,大筋にそって,この論文の中で紹介したい。
病的人格の諸概念
著者: 三好暁光 ,
ページ範囲:P.600 - P.608
病的人格(personnalité pathologique)というとわれわれは,アメリカ精神医学会の診断統計基準第三版(diagnostic statistic manual, DSM Ⅲ,1977)での「人格障害(personality disorder)」,つまり「適応の障害,あるいは自らが苦しむ形の,重篤な,柔軟性を欠いた是正しがたい行動タイプ」を考える。「この行動タイプは,普通,青年期がもう少し早くあらわになり,成人になってからずっと続く。時には,中年ないし老年になってうすれてゆくこともある。その表現は,本来的な性格諸特徴,つまり環境とかかわりを持つ際に本来的にそなわった特異な構えであり,その人個人のさまざまの表現あるいは社会的行動に際して,広い範囲に現われる」。
病的人格という名称と見解は精神医学のはじまりから知られている。その最初は,19世紀初頭,Pinelの「逸脱のない狂気(manie sans délire)」の記載(1809)で,彼の「精神疾患に関する医学哲学的論稿(Traité médico-philosophique sur l'aliénation mentale)」に現われる。彼の理念はEsquirolによって取り上げられ,広く複雑なものになった。それは「モノマニー(monomanie)」概念(1837)で,Esquirolはそれによって今日の病的人格にあたる臨床像を描いている。しかし「悖徳(moral insanity)」の名で,反社会的行動を特徴とし,著者によれば「道徳感(moral sense)」の先天的欠如によるとされる病的人格像を示した(1835)のは,とりわけPrichardであった。この「悖徳」の概念は,イギリスできわめて長く用いられた概念である。それは1927年の法律でもなお,「性悪で犯罪傾向の強い心的欠陥を有する」人びとが,「道徳的欠損者(moral defectives)」の名で定義されていることからもわかる。病的人格の今一つの起源としては,1857年Morelによって導入された精神変質の理念を考えなくてはならない。Morelの理論ではいくつかの病理学的なタイプが記載されているが,それらの状態は変質の結果とされている。そしてその臨床像からは現代の病的人格のいくつかのものが浮かび上がるのである。たとえばMorelが「素因者」と呼んだものは,ほぼ今日の循環性人格に当るし,「遺伝性狂気」と呼んだいくつかのグループのうちには,とくに今日の分裂性人格と,Prichardの「悖徳」が入る。今世紀初頭になると,MagnanがMorelのこの変質理論を系統的に考察しなおし,3つのタイプの不均衡変質者を記載した。それは知能の不均衡者,感覚の不均衡者,および意志の不均衡者の3つである。第一のものは「上位変質者」とも呼ばれたものであり,第二のものは心気症者,攻撃者,強迫者,病的愛他者と病的エゴイスト,情欲者,そして「悖徳者」を含み,最後の意志の不均衡者は衝動者に当る。このうちで「上位変質」の記載はフランスで長い生命を維持して,これに相当する人びとは一般に「Magnan型不均衡者」と呼ばれた。Magnanによればその性格像は,「きわめて動かされ易く,ひきずられ勝ちな人びと」で,その人びとは「信念を欠いてすぐに考えを変える……。意志が弱く,歎きはするがうまく避けることのできないあらゆる種類の苦痛に沈み込む」。他方でこの人びとは心に脆いものを持っており,これといった原因もないのに急性に妄想性エピソードを示しやすいといわれている。このエピソードは短期間で跡を残さずに治るが再発しやすいもので,「Magnan型変質者の多形性妄想発作(bouffées délirantes polymorphes des dégénérés type Magnan)」と呼ばれている。今まで述べてきたようなさまざまの記載を通して,一定の病的人格の枠組が段々と展開されるのであるが,Prichardの「悖徳」,Magnanの「不均衡者」の流れをみると,そこにとりわけ社会的不適応という特徴が浮かび上がってくる。アメリカの公式命名法での「反社会性人格(antisocial personality)」の起源はここにある。この人格のタイプは英語圏で「精神病質人格(psychopathic personality)あるいは単に精神病質(psychopath)」と呼ばれることもあるのは注意しておきたいと思う。この名称はCleckleyの有名な書物「健康の仮面(The mask of sanity)」で一般化された。
研究と報告
分裂病の早期兆候
著者: 清田一民
ページ範囲:P.609 - P.617
I.はじめに
KraepelinとLange7)によると,分裂病を含む精神病一般は通常緩徐に始まり,何らの前兆(Vorboten)もなくて突然起こることは非常にまれであり,特に注目すべきは,感情生活の小さな変化が数週から年余にわたって唯一の徴候であることであるという。Bleuler1)は,分裂病の始まりは多くは徐々であり,急性に始まったと思われる場合でも,病歴をよくとると多くはその前にある性格変化または他の分裂病性徴候を見出すものであると述べている。ただし,そのような早期から,直接患者を診察し,極期の症状が現われるまで追跡できる機会はきわめて少ない。したがって,Bumke4)が前兆と呼び,Mayer-Gross10)が前駆症(Prodrome)と称している時点に相当する早期の症状についての研究は少ないのであろう。最近,Gross6)は,前駆症に先行する非特徴的な前兆として前哨症状群(Vorpostensyndrome)を区別している。わが国では村上11),安永13),中井12)らの研究がある。昨今は精神科の外来診療が増加し,かなり早期の分裂病を診る機会が以前よりも多くなっていると思われるが,まだ,前兆ないし前駆期に相当する早期の患者が精神科を訪れる例はあまり多くない。その時点の患者は,医家を訪れようとしないか,または内科,耳鼻科,眼科などを受診し,分裂病以外の疾患として処理されている例がかなり多い。そこで,分裂病の発症の原点を求めて,その「起始過程」を分析した。本論文は,発病からかなり長年月を経た症例の「寛解過程」を追求した別報8)と対照的に企図されたものである。
うつ病の経過後巫者となった1症例
著者: 木戸幸聖 , 永島正紀 , 有高謙一
ページ範囲:P.619 - P.626
4カ年にわたり遷延したうつ病相の経過後に神秘体験の出現から巫術を身につけるに至った中年女性の1症例について報告した。
患者は,魔を払う「オクジ」を授かることを信仰の深さのしるしとみなす某宗教の信者であり,超自然的存在と人との係わりあいを信じる特殊な神秘的宗教観が,病像,症状の起伏,治癒機転に反映した。また,神秘体験の出現と巫者への発展の背景には,うつ病体験を独特の宗教観で意味づけようとする態度と巫者への傾斜に親和性をもつ特異な性格傾向および家系的素地が認められた。
民俗踊“鶏舞”の自動化,習慣化のみられた1症例
著者: 三田俊夫 , 柳沢正博 , 岡本康太郎 , 酒井明夫 , 岡本芳文 , 三條昭二 , 切替辰哉
ページ範囲:P.627 - P.631
(1)症例は農耕を職業とした58歳の女性である。その病像は肉親,親方夫婦,弟の葬送,年回忌,干蘭盆を契機に不安・苦悩状態が急速に深まり,夢幻状態に移行し,引き続き民俗伝承である“鶏舞”(一種の念仏踊り)が現われる一連の表現形式を有し,それが自動化と習慣化を示した。
(2)著者はその病像を若干の考察の中で,原始意志的反応形式に求め,かつその病理構造を文化精神医学的に日本の古来の農耕民の心性と現代社会の精神的文化落差に求めた。
青森県南部地区に限局してみられたWilson病の4症例—遺伝疫学および臨床症状とその推移について
著者: 大沼悌一 , 小田桐正孝
ページ範囲:P.633 - P.642
I.はじめに
過去10数年間,弘前大学医学部神経精神科にて経験した7例のWilson病のうち,4症例が青森県南部に限局しており,最近経験した1症例を通じて,詳細な家系調査を行なったところ,これら4症例が互いに何らかの血縁関係があることが判明した。その遺伝様式,遺伝子頻度ならびに臨床症状とその経過について報告する。
少量の再注射で急性幻覚妄想状態の再現をみた慢性覚醒剤中毒の7症例
著者: 佐藤光源
ページ範囲:P.643 - P.648
Ⅰ.緒言
覚醒剤の慢性使用が使用開始時にはみられなかった異常な精神症状を引き起こし,現象学的に精神分裂病,とくにその幻覚妄想状態と同様の状態をもたらせることは周知の事実である。このため,慢性覚醒剤中毒は精神分裂病の病因を追求する好適な研究モデルとして取り上げられ2,5,10,17,21,22),これまでにも種々の方法を用いた研究が行なわれてきた。とくに,分裂病の病因としてドーパミン過剰仮説1,7)が脚光をあびている現在,その研究モデルとしての価値は一層大きなものになっている。
本邦における慢性メトアンフェタミン中毒の流行は第二次大戦の敗戦を契機に始まり,大流行のあと1955年にはほぼ制圧されている。しかし,その後も根強く存続し,最近になって再び増加して戦後第2のピークをなしつつあるといわれている。慢性覚醒剤中毒の臨床的研究はこれまでにも多くみられるが,1950年代の広範な資料をもとにした立津らの詳細な記述19)で代表され,最近遭遇する慢性覚醒剤中毒者の病像の理解に役立っている。しかしながら,その著書のなかで提起された問題点,つまり,排泄のはやい覚醒剤がなぜ脳に永続する機能変化を残すのか,再注射なしにどうして再燃して内因性精神病様状態を来すのかという疑問は,その後の多くの研究にもかかわらず十分明確にされてはいない。
左利き患者にみられた右半身の多彩な身体図式障害と触覚失認の1例
著者: 菊池あつ子 , 山縣博 , 細川武
ページ範囲:P.649 - P.654
I.はじめに
身体図式障害の中で,半側に限って奇異な訴えをする一群の症状があるが,その内容は様々である。Ajuriaguerra et Hecaen1)は,半側の忘却,無使用のような無意識的なもの,半側の喪失感,変形異物感,phantom体験のような意識的身体図式障害およびBabinski型の半側麻痺の否認の3者に分類した。このような症状を呈するには,心的水準の低下,人格反応の問題,運動麻痺あるいは知覚麻痺の程度などいろいろな条件が関与しているといわれている。多くは,ほとんど左半身に限られており,右半身に出現するのは稀である。このことから,従来身体図式障害の最高中枢は劣位半球,殊に右頭頂葉領域が重視されているのだが,右利きにおける右半身図式障害の症例も報告されており,この場合は,多くGerstmann症候群を合併している2)。
われわれは,左利き患者で,脳血栓後の右半身麻痺とともに,右半身の興味ある身体図式障害と触覚失認を合併した症例を経験したので,ここに報告し,皆様の御批判を仰ぎたい。
てんかん性の機序によると思われるTransient global amnesiaの1例
著者: 鶴紀子 , 新里邦夫 , 三原忠紘
ページ範囲:P.655 - P.661
I.はじめに
Transient global amnesia(以下,TGAと略)の主要な臨床像は,発作的に出現する高度の記銘力障害と逆行性健忘で,発作は通常数時間持続し,発作後発作期間中の健忘を残す。病態生理的には,海馬—間脳系の一過性の選択的機能障害と考えられている。その病因について,FisherとAdamsはてんかん発作と一過性脳虚血発作を有力視したが,てんかん発作については,1回きりの発作が多いこと,逆行性健忘を起こすこと,脳波上明確なてんかん性発作波を欠くことなどから疑問があると述べている8)。その後の報告では,一過性脳虚血発作など脳血管障害とみなされる症例が多く,てんかん性発症とみなされる症例は,Lou, GreeneとBennettの報告のみである11,20)。
今回,われわれは臨床症状からTGAと診断されるが,若年発症で,入院後再発し,発作性に出現した記銘力障害は約1カ月持続し,記銘力障害回復後3カ月間に及ぶ逆行性健忘を残した症例で,深頭蓋針電極を用いた内側頭下導出によって,右内側頭下部(本症例の優位半球)に初発するてんかん性発作波を証明したので報告し,その病因について考察する。
古典紹介
—Karl Birnbaum—Simulation und vorübergehende Krankheitszustände auf degenerativem Boden(Vortrag in der erweiterten Sitzllng der Berliner gerichtsärztlichen Vereinigung am 14. Januar 1909)
著者: 中田修
ページ範囲:P.663 - P.672
皆さん!精神医学の進展に伴い,精神病の詐病(Simulation von Geisteskrankheit)の問題もここ数年間に変化を遂げました。そして精神病に関する知識が進歩するにつれて,精神障害の詐病は非常に稀であるという見解がますます普及したことは,見逃すことができません。しかしこのような趨勢にもかかわらず,精神障害の詐病の頻度が高いことを強調し,それが今後増加することを予想する学者が,少数ではあるが,ごく最近まで繰り返し現われています。このような学者の出現はとにかく今日では注目をひく現象であり,その解明が望まれています。さて,これは一部は次のような事情に基づくと思われるが,こういう考えは今までにも出されています。すなわち,これらの学者は詐病の概念を比較的広くとり,精神的に低格な被告人(Angeschuldigte)が釈放されたいために非常にしばしば行なう,歪曲,誇張,虚言,欺瞞などのすべてを精神病の偽装と見なすことであります。他の学者であれば,このような行動を被告人の精神病質低格の表出と症状にすぎないと考えます。さらに,それはおそらく次のような事情にもよると思われます。すなわち,観察者のかなり多くは,少なくとも,豊富な司法上(forensisch)の材料を取り扱っている場合には,現実に,比較的しばしば真の詐病者を見ていることであります(ただし,私の考えでは,正常者が行なう精神障害の詐病を科学的に完全に異論なく証明することは,多くの文献から想像されるよりはずっと困難なことであります)。
しかし私の考えでは,以上のことは説明のために十分ではありません。とりわけここでは次のことが同時に問題になると思われます。すなわち,多数の司法上の材料では,ある病像,しかも次のような病像が,とりわけしばしば観察されるということであります。その病像というのは,非常に目立つ(auffällig)もので,しばしば,精神医学で通常みられるすべてのものから非常に異なり,今日でも詐病だと言われがちなものであります。私がここで言っているのは,変質者(Degenerative)に拘禁時に出現する,あの一過性の病態であります。ここで問題なのは,司法上重要で,大都市の犯罪者にとくに豊富に出現する事例であり,その個人は,平素の状態像では狭義の精神病者に該当しなく,平素の状態像の目立った特徴によってたとえば精神薄弱者,類てんかん者,ヒステリー者,神経衰弱者,あるいは単に心的低格者などと見なされるが,拘禁時には目立って変化した外的行動を示します。その行動というのは,それを観察する者が,たとえその病的な基本状態,つまり精神病質低格を是認していても,異常な振舞いそのものは,随意的に誇張されたもの,あるいはまさに意図的に偽装されたものであると,説明しないではいられないようなものであります。
動き
第18回ノルディック精神医学会より
著者: 本間昭
ページ範囲:P.673 - P.675
I.はじめに
1976年6月16日より3日間フィンランドのトウルクで第18回ノルディック精神医学会が開催された。筆者はオーフス大学オーフス精神病院付属細胞遺伝学研究施設に1975年12月より1976年10月まで滞在したがその間に上記の学会についての情報を得ることができた。筆者は過去の学会の傾向の推移についての詳しい知見はもたないが,後で触れるように疫学的精神医学と結びついた地域精神医学はこの学会のひとつの大きな流れをつくっているようにみえる。この地域精神医学は北欧精神医学の大きな特徴ともいえる。また滞在中にオーフス大学精神科主任教授であるProf. Erick Strömgrenより北欧精神医学のひとつであるデンマークにおける精神医学の特徴について話を聞く機会を得たので,学会については抄録を中心にして合わせて報告する。
この学会はデンマーク,フィンランド,アイスランド,ノルウェーおよびスウェーデンのノルディック5カ国で3年毎に持回りで開かれており今回の2大テーマはPsychiatric preventionとCrisis interventionであった。これらのテーマは前回1973年にアイスランドのレイキャビクで開かれた学会のテーマPsychiatric services planningとFamily therapy & organizationの継続とみることができる。今回のテーマは上の2つ以外に次の6つのテーマが取り上げられた。Epidemiology and prevention,psychopharmacology,psychiatric epidemiology,child and youth psychiatry,psychosomatics and mental hygiene,preventive psychiatry,さらに特別講演としてフィンランドのAnttinenによるPublic health center and mental health workおよび同じくTähkäによるOn the curative factors of psychotherapyがあった。以下主に2大テーマについての興味ある発表を紹介する。
資料
米国の卒後教育—Mayo ClinicプログラムとN. I. M. H. による批判
著者: 丸田俊彦
ページ範囲:P.677 - P.684
I.はじめに
N. I. M. H.(National Institute of Mental Health)が1975年に5,000万円の巨費を投じて行なった205の精神科卒後教育施設・機関の実体把握調査は,最近漸減しているN. I. M. H. 総予算の再興を計るという政治的背景を持つばかりでなく1),1970年代後半に向かって確実に高まりつつある精神医学の基本問題再検討への動きの一端であった。すなわち,精神医学がこれまではたしてきた社会的,医学的役割への失望,不満は,精神科医のみならず他科の医師の間に,社会の中に広まっており,精神科医は,自己のidentity再検討なしに前進することが困難になってきたのである2〜5)。
米国精神医学は,第二次世界大戦の経験をとおしてその臨床的重要性を確立し,戦後新設されたN. I. M. H. の莫大な予算を通して拡大を続け,1948年に5,000人足らずだった精神科医の数は,現在28,000人を越えた6)。その間,自我心理学の展開とともに精神医学の主流となった精神分析は全米をその嵐の中に包み,あたかも米国精神医学=精神分析の感さえ与えた。しかし,1950年代に始まる向精神薬,向うつ剤,リチウムなどの開発は,精神医学に生化学的・神経生理学的側面を与え,精神科医を再び医学の本流へと押し戻そうとしているし5,7),また,地域精神医学(community psychiatry)の展開は,精神医学と社会科学との関係に大きな波紋を投げかけている8)。加えて,1978年に施行予定のD. S. M.-Ⅲ9,10)は,これまでの分析的臭いの強いD. S. M.-Ⅰ.,Ⅱ11)とは逆に,記述的,統計学的色彩が強く,その採用にあたっては多くの議論がまき起こされることが予想されるし,現に,“神経症(Neurosis)”という用語の削減をめぐって精神分析医を中心としたグループからの強い反対を受けている。
こうした変遷の中で,精神科医のidentityは常に揺れ続けてきた6,12,13)。はたして医師のみが精神分析士(psychoanalyst),精神療法士(psychotherapist)となる特権を持つのか。ソーシャルワーカー,心理学者,看護婦もまた,すぐれた分析士,療法士であるのではないか。医学―内科・外科病棟のある総合病院―において,精神科医の役割とは何なのか5)。“医師と精神科の人(physician and psychiatrist)”という言い方があるように,社会通念において,また精神科医の心の中においてすら,精神科はすでに他科から決別してしまっており,精神科医は医師としてのidentityを失いかけているのではないか7)。もし幸いに精神科が存続・発展を続けるとしたら,20年後の姿はどうなっているのか。そして,そのために若い世代(レジデント)は何を学び,何を知っていなくてはならないのか。これらの問題の総括点として出て来たものがレジデント制の内容の定義付け(注:今までは教育年限,教育施設の規定が中心であった)であり12〜14),その実体調査であった6,15)。Mayo Clinicでも,他のプログラム同様2人の調査委員(site visitors)による終日の実地調査が行なわれ,その結果,多少の教育予算とともにいくつかの批判を受けることになった。これらの批判は,施設の教育主任宛親展の形で口達され正式な文書とはなっていないが,メモとして残されたその内容を見ると,逆説的な形でMayoプログラムの特色を素描しており,N. I. M. H. の将来への展望(それが過去への郷愁からのものか,新しい時代への先見かは別として)がうかがえる。
本論文は,Mayo Clinicプログラムの詳細を臨床的な立場から報告し,N. I. M. H. がそのプログラムに下した批判の全文を教育主任の許可のもとで掲載することによって,“症例報告”的な形で米国卒後教育をとらえようとした。更に,考察においては,日本で医学部を終了後4年間をMayo Clinicプログラムに学んだ者の立場から,日・米卒後教育の比較検討を試みた。
基本情報
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61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
5巻8号(1963年8月発行)
5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論