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文献詳細

雑誌文献

精神医学20巻8号

1978年08月発行

古典紹介

—J. Babinski—Contribution à l'Étude des Troubles Mentaux dans l'Hemiplegie organique cérébrale—〔Anosognosie〕, Anosognosie, Sur l'Anosognosie(大脳性の器質性片麻痺における精神症状の研究への寄与—病態失認)

著者: 遠藤正臣1

所属機関: 1富山医科薬科大学医学部神経精神医学教室

ページ範囲:P.913 - P.920

文献概要

 大脳性片麻痺で観察する機会を得た精神症状に私は注意を惹きたいが,患者を冒している麻痺の存在に患者が気付いていないか,または気付いていないようにみえるのがその精神症状の実体である。
 勿論,知能が著しく減退していて,自分に関することに患者がぼんやりした観念しかもてないような症例を私は考慮からはずしている。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-126X

印刷版ISSN:0488-1281

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