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研究と報告
文献概要
学童期(11歳7カ月,小学6年)に発症した全生活史にわたる心因性健忘(全生活史健忘)の1例を報告し,虚言との鑑別や心的機制などについて検討した。本症例は,少なくともわが国における全生活史健忘の報告のなかでは最も若年者の症例であった。この例外的な年少者発症を,持続的な葛藤が存在した状況とそれにより形成された自我の歪み(強さ)の両者が存在したことにより発症したと考えた。
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