20年ぶりに大学へ帰って,はや3年の月日がたった。その間さまざまのことがあったが,それはそれとして,帰った当時は戸惑いすることばかり多かった。その一方は,20年前との驚くべき変化であったが,また一方は20年前との驚くべき無変化でもあった。
しかし何れにせよこの大学も,今一つの曲り角に来ていることは事実のようであった。その最も象徴的な出来ごとは,付属病院の新築移転である。戦前建築され空襲にも耐え,しばらく東洋一を誇った旧病院も,40年余の歴史の中に古びて,改造だけでは現代の医療に対応できなくなり,まったくあらたに建てなおすという思い切った企画が,迂余曲折を経てようやく完成したのである。
雑誌目次
精神医学21巻11号
1979年11月発行
雑誌目次
巻頭言
あたらしい病棟の一隅で
著者: 佐藤壱三
ページ範囲:P.1152 - P.1153
特集 精神分裂病の生物学
序論
著者: 島薗安雄
ページ範囲:P.1154 - P.1154
精神分裂病の発病に関して,生物学的要因を重視するか,あるいは心理的・社会的な因子をより重要なものと考えるか,という点については,精神科医の間でも意見は一致していない。この問題については,歴史的にみても,時代によっていろいろと変動があったようである。
しかし十分に吟味された基礎資料もなしに,これを論じてみても,それは徒らに時間を空費するに過ぎないと思われる。幸いに今日では,その一方のみを唯一の要因として主張する人は少なく,各々がそれなりに意味をもっていると考えている人が多いようである。筆者自身も,すでに他の機会に何回か書いたように脚注),分裂病の発症や経過に対しては,生物学的基盤と,心理・社会的な要因が関与し合うという立場に立って診療や研究を進めている。また「精神分裂病の生物学」という,この特集のテーマにしても,同じような考えが基礎をなしているものと考えたい。
精神分裂病の臨床遺伝—境界域の問題を中心として
著者: 堺俊明
ページ範囲:P.1155 - P.1163
I.はじめに
精神分裂病(以下分裂病と記す)の遺伝研究については従来多くの報告がある。その中でも現在興味深い問題として境界域に関する遺伝研究がある。ところで分裂病の境界域としては,分裂病と躁うつ病,てんかん(真性)などの他の内因性精神病との境界域のほか,分裂病と神経症との境界域の2つが問題となる。ここではかかる境界域の問題について従来われわれが行なってきた臨床遺伝学的研究,ことに家系調査ならびに双生児研究の調査結果について述べる。
神経生理学的側面
著者: 安藤克巳
ページ範囲:P.1165 - P.1175
I.はじめに
精神分裂病者の神経生理学的研究については,これまで脳波,自律神経反射を中心に数多くの研究が行なわれているが,個々の現象については分裂病患者に特異とみられる所見は見出されていなかった。しかし最近,電子機器など研究手段の開発とともに,かなり正常者から偏りのある現象が得られるようになり,またある一定条件下で示す反応の様式に共通した特徴がみられるようになっている。
分裂病について観察できる生理学的指標としては,脳の機能状態を直接反映する脳波や誘発電位,閉瞼時眼球運動,中枢神経機能の変化を自律神経機能の変化を通して観察する方法,動いている振子を目で追う追従眼球運動や,図形を認知する際の視線の動きをとらえるアイカメラによる記録など生理学的,心理学的にみる方法,さらに分裂病の脳機能障害,とくに連合領域における障害について有力な根拠を与えると思われる局所脳血流の研究などがある。これら分裂病の神経生理学的研究の中で,とくに近年コンセンサスの得られている現象や,今後の分裂病研究の手がかりとなる問題のいくつかを取り上げ,眺めてみたい。
精神分裂病における一次性行動異常
著者: 町山幸輝
ページ範囲:P.1177 - P.1183
精神分裂病の臨床形態は著しく多様で,そのため疾患の概念についてしばしば混乱が生ずる。分裂病の理解のためにはその症状の整理,特に構造化がかかせない。このような努力は古くからなされてきてはいるが(たとえばE. Bleuler2,13)),なお十分ではない。われわれはここ数年分裂病患者および家族がしあす行動異常についていくつかの検索をおこなってきたが5〜12),患者には精神病的症状とは独立の一次性の行動異常(欠陥症状)が存在すること,そのような異常は発病前からみとめられること,また患者と家族には共通の認知障害が存在することをみいだした。ここでは,それらの知見を統合して分裂病症状の構造化をこころみ,かつ分裂病における一次性異常の重要性について論ずる。
神経内分泌学から
著者: 山下格
ページ範囲:P.1185 - P.1192
I.はじめに
精神分裂病の内分泌学的研究は長い歴史を持っている。それは屈折した,日の当らない道のりであった。その理由は精神分裂病が内分泌疾患ではないことに由来する。
精神分裂病が思春期に多発することは,性腺をはじめとする内分泌腺の活動が何らかの形で発病機制に関与することを暗示する。Kraepelinはその教科書の第5版において,早発痴呆を粘液水腫,クレチニスムスと並べて代謝疾患に含めた。しかし後にKraepelinはいう6)。「私もまた性器内の過程が早発痴呆とあるいは何処かで多少とも関連をもつものではないか,という考えを述べたことがある。しかしこの考えを証明する所見は何処にも見当らなかったことを強調しなければならない」。
それでも精神疾患の内分泌学的研究は絶えまなく続けられてきた。それはホルモンの動きが,内分泌機能とともに,それにまつわるさまざまな生体機能を表現するからであるといってよいであろう。それはKraepelinが最後まで精神分裂病に存在すると信じた,「ときには潜行性に生じ,ときには嵐のように襲う自家中毒6)」の端的な表現であるかもしれない。またそれは生体に加えられたストレスの指標であるかもしれない。また生体が体験する不安や怒りなどの情動変化も,その動きに反映されるかもしれない。また末梢ホルモンの分泌が中枢神経系の神経細胞から産生される神経ペプタイド(放出および抑制ホルモン)に支配されることから,逆に末梢ホルモンの動きによって中枢神経系の機能が或る程度察知できるかもしれない。あるいはそれは,神経ペプタイドの放出にかかわる脳内モノアミン活性を反映することがあるかもしれない。したがって極端な言い方をすると,精神分裂病の内分泌学的研究は,内分泌学的研究であって内分泌学的研究ではない,ホルモンを道具に使って精神分裂病に関連する生体の機能をひろく推し測ろうとする研究である,ということもできるのである。
われわれの教室ではほぼ4半世紀にわたって,「情動の精神生理学的研究」を中心とする生化学的研究を続けてきたが17,21),ふりかえってみると初期には糖質代謝や水分代謝,次いでさまざまな指標を用いた自律神経および内分泌機能の検索が行なわれ,やがて脳内のモノアミンあるいは酵素活性の測定に重点が移った。しかしわれわれとしては特に途中で方針が変ったという感じもなく,いずれも内分泌と関連の深い仕事と考えているのは,このような理由からである。
その研究所見については,最近,本誌の創刊20周年記念特集に「内分泌学的研究」24)と題して概要を報告した。再び本文の依頼を受けたので,前報とは異なった視点から検討を加えることにするが,なおかなりの重複は避けられない。御諒承と御寛恕をお願いする次第である。
精神分裂病—精神薬理学の立場から
著者: 稲永和豊
ページ範囲:P.1193 - P.1201
I.はじめに
精神分裂病の病因を解明する一つの方法として,抗精神病薬の作用機序を明らかにする方法がある。これは精神分裂病のみでなく,うつ病の病因解明の場合にもいえることである。現状においては抗うつ薬の作用機序のほうが,分裂病治療薬の作用機序よりもかなり明らかになってきているようである。
筆者は今までに臨床神経生理学的方法,臨床精神病理学的方法を用いて抗精神病薬に関する研究を行なってきたが,今日までに得られた結果について述べ,それらの結果から推定される精神分裂病の病態生理についての筆者の考え方を述べてみたいと,思う。
この研究の中に含まれる仮説にはかなり独断的なところもあるかも知れないが,治療的研究にとってはこの種の作業仮説を立てることも必要である。
研究と報告
入院森田療法をうけた対人恐怖患者の追跡調査
著者: 鈴木知準
ページ範囲:P.1203 - P.1211
I.はじめに
対人恐怖という概念でまとめられる諸症状をもった神経症の人達で,1963年1月から,1974年12月までに当診療所に25日から6カ月入院森田療法をうけて退院した患者は,528例,男性391例(74.1%),女性137例(25.9%)である。この528例は同じ期間に入院治療をうけた神経質タイプの神経症1046例(ヒポコンドリー224例,不安神経症160例,強迫神経症662例)の50.5%にあたり,また神経質の近縁症状である抑うつ神経症173例,強度の強迫行為57例,離人神経症13例を加えた1289例の41.0%に,また強迫神経症662例の79.8%にあたる。この対人恐怖のうち2例(男性)(0.38%)は自殺している。自殺2例は調査以前にわかっていたのでアンケートを出していない。この528例の患者は,入院に際して自ら治療を希望して入院したもので,家族に無理に入院させられたものは1人もいない。著者が初診時40〜60分を費して詳細に問診したもので患者の希望に従って入院し,著者が自ら治療にあたったものである。
対人恐怖的症状には単純な人見知り,恥かしがりの程度のものから,分裂病との境界を思わす症状のものまである。そして大別すると,関係妄想性のない普通の対人恐怖と関係妄想性のある対人恐怖とがある。著者は青年期の一過性で,単純で,強迫観念と言われない程度の人見知り,恥かしがり程度のものを除いて,関係妄想性のないものを平均的対人恐怖という言葉で,関係妄想性のあるものを関係妄想性対人恐怖という言葉で表現した。小此木3〜5),笠原8)の対人恐怖の段階の記述があるが,それらをも参考にしながらその範囲について述べる。強度の生存欲から対人的の不安,精神葛藤を起こす型の強迫観念を,森田は神経質タイプの神経症の中の対人恐怖と考えた。この森田の対人恐怖の大部分はここでいう平均的対人恐怖に入る。この型の範囲は一般に14〜15歳から重大な動機などなく発呈することが多く,そして純粋な強迫観念にとどまっていて,敏感性になって関係念慮を起こしてもその程度が軽度で,妄想的な確信にまでいたらない程度のものであり,症状としては対人的不安,緊張,ふるえ,他人の視線,赤面,体・顔のこわばり,吃音,よく声が出ない等にとらわれる程度にとどまっているものが多い。笠原の段階でいえば純粋に恐怖症にとどまっている段階のものであり,また高橋(徹)の言う―まだ十分考えがまとまっていないといわれるが―本態的対人恐怖16)(中核的対人恐怖)というものも,大部分はここでいう平均的対人恐怖に近いように思う。
関係妄想性対人恐怖の範囲は,自己の視線,表情,態度,体臭などに敏感性になり,関係妄想的になって,まちがいなく他者に悪い影響を与えていることが他者の行動,態度によって直感的にわかると確信し,あるいはそれほどまででなくとも判然としていると主張するものであるが,その程度にとどまっていて妄想様観念はそれ以上に発展しない程度のものである。笠原の言う自己視線恐怖というのはこの範囲に入る。更に重症性で人格の障害があると思われるものは,小此木の言うように分裂病との境界と思われるもので,ここでいう関係妄想性対人恐怖という範疇から除いた。この境界領域の一つの例として,学校の教師が生徒のがやがやの声の中に「つんとすましている」とか,あるいはガス(放屁)恐怖の患者が電車に乗った場合,がやがやの声の中に「くさいくさい」という声を聞き,このことを他者に影響を与えている証拠として確信している重症の関係妄想性のものがある。これは錯覚的要素の多いものから,中には幻聴と区別できなくなるものがあり,更に声なき夜半にもその声を聞く幻聴のものまで存在する。ここまでくると分裂病を考えなくてはならなくなる。
当診療所に入院したものは自ら希望して来たものであるためと思われるが,関係妄想性のものも一般に笠原8)の記述しているものより軽症のものが多く,われわれの所を訪れたものは関係妄想性の傾向をはじめからおびていると思われるものも勿論あるが,徐々に敏感になっていったもののほうがより多いような印象を受ける。
アンケートを発送した526例のうち,現在の心的態度の判定の回答をよせたのは359例―男性264例(73.5%),女性95例(26.5%)―である。その初診時のカルテの記述と,アンケートでの症状に関する質問の回答との両方から判断して,関係妄想性と平均的対人恐怖に分った。平均的は199例(55.4%)―男性156例(78.4%),女性43例(21.6%)―関係妄想性は160例(44.6%)―男性108例(67.5%),女性52例(32.5%)―であった。
次に山下がその著の中18)で対人恐怖100例中,面接回数10回以下で症状消失というものを12例(12.0%)あげているが,われわれが入院治療した患者は対人生活の困難に耐えかねて自ら自費入院に踏み切った人達で,外来の面接では歯の立たなかったものがほとんど大部分のように思う。
対人恐怖症の予後調査の文献は極めて少ない。強迫神経症の森田療法の治療効果については,森田6,9)は147例,竹山15)は286例,御厨10)は65例の退院時治療者の判定した全治,軽快,未治の統計がある。それの追跡調査については,阿部1)の62例の11/2〜3年後の調査があり,外来患者については与良17)の72例(平均1.9回面接のもの)の5〜9年後の追跡調査がある。更に中川11)も東大神経科等の外来で神経衰弱,神経質,強迫神経症と診断されて治療をうけた531例の7〜17年後の追跡調査をしているが,強迫神経症として記述しているものは24例である。これらの強迫神経症の大半が対人恐怖と思われるけれど,特別に対人恐怖を区別して取り上げていない。ただ慈恵大学第三分院森田療法室2)の,退院12カ月後の対人恐怖15例の予後調査がある。この15例は対人恐怖以外の強迫神経症5例より予後不良と述べている。また山下は100例の対人恐怖を例示した中で追跡調査ではないが,面接による治療か小集団精神療法と思われるが,症状消失27%,軽快54%,不変19%と述べている18)。
著者も1951年5月から1966年2月までに,当診療所に20〜150日間入院森田療法をうけ退院した強迫神経症316例のアンケートによる追跡調査13)を1966年の4〜5月に行なった。その結果を述べると,住所不明でアンケートが戻ったもの25例,家族から病死の連絡があったもの2例,未回答のもの78例(回答未回答合計291例の26.8%)であり,そして現在の心的態度を判定して回答をよせたものが211例(291例の72.5%)であった。高度の改善状態A段階+B段階は114例(211例の54.0%),相当度の改善状態C段階90例(42.7%),改善されない状態D段階7例(3.3%)であった(A,B,C,D段階のことは後述してある)。しかしこの調査では1964年4月から1966年2月までに退院したものの回答は,退院してから3カ月〜2カ年のもので,調査の早すぎると思われるものを相当数含んでいる。またこの調査は対人恐怖を含む一般の強迫神経症のものであって,対人恐怖を区別したものではなかった。
アルコール性小脳変性症を疑わせた2症例—臨床所見とコンピューターX線断層像
著者: 中村潔 , 中川英範 , 相沢均 , 今野渉 , 藤田雅彦 , 三田村幌 , 岡本宜明 , 小片基
ページ範囲:P.1213 - P.1220
I.はじめに
1905年Andre-Thomas39)は,慢性アルコール中毒症を基盤として発症した小脳失調を臨床的に記述するとともに小脳皮質とくに虫部の上部に病理学的変化を認めたことを記載した。これに続いてJakob,Lhermitte,Noicaらにより類似症例の臨床病理学的記載がなされた22)。またRomano34)は慢性アルコール中毒者5例に認められた下肢の運動失調などの特徴的な臨床像から,これらをalcoholic cerebellar degenerationと診断し報告している。その後もSkillicorn36),Chodoff7),Alajouanineら1),Deckerら9)により臨床的観察の報告がなされた。さらに1959年に至り,Victorら42)は小脳症状を伴う慢性アルコール中毒症50例につき臨床病理学的に詳細に検討した。彼ら42)はそれまでの文献中に報告されていた120例についても整理し,他の型の小脳変性症と鑑別点を吟味した結果,アルコール性小脳変性症が臨床病理学的に一つの疾患単位であることを示唆した。その後も,Ames4),Allsop & Turner3),Grahamら13)により報告された症例を数えると,諸外国では今日までにほぼ200例に達するようである。一方,本邦においては著者らの知る限り,河部ら17)の学会抄録で1例を認めるのみでアルコール性小脳変性症の報告例はきわめて少ない。
他方,慢性アルコール中毒症者の気脳写像に脳萎縮を反映した異常所見の認められることは文献的に考察されており27),近年CT所見に関しても報告がある10〜12,14)。しかし,本邦では,岡本ら30)の報告以外にいまだみられないようである。すなわち,岡本らは慢性アルコール中毒者82例中20%に小脳萎縮所見を認めた。今回われわれは,臨床的に種々の小脳症状を呈し,脳CT像で小脳萎縮所見を認め,これらのことからアルコール性小脳変性症と思われた2症例を経験したので報告したい。
両側聴神経腫瘍例にみられた筋活動を伴うREM期
著者: 磯野五郎 , 石井弘一 , 柴田嘉之 , 星昭輝
ページ範囲:P.1221 - P.1228
I.はじめに
いわゆる筋活動を伴うREM期は,これまでにも動物実験3,6,7)をはじめとして様々な疾患で観察され報告されている。それらの疾患のうち主なものは,慢性のアルコールや薬物中毒2,15〜18,20),ナルコレプシー5,9,13),本態性パーキンソン病10),脳幹の腫瘍例1)などである。本邦では,これらのうち後二者についての報告はないようである。
今回,われわれはてんかんとして治療していたvon Recklinghausen病に両側の聴神経腫瘍を合併した例で,終夜睡眠ポリグラム上筋活動を伴うREM期20)を呈した1例を経験した。そこで,この特異なポリグラムを呈する状態を,これまでに報告された動物実験や種々の疾患におけるものと比較検討したので報告する。
精神分裂病症状,眼瞼黄色板,高脂血症傾向を伴うvon Recklinghausen氏病の1例
著者: 大田民男 , 柴田二郎 , 村瀬聿男 , 水津和夫
ページ範囲:P.1229 - P.1233
精神分裂病様症状を呈したvon Recklinghausen氏病の1例を報告した。精神症状は当初は緊張病性昏迷様で,のちになって被害・追跡妄想が加わっていたことが明らかとなった。精神不安定の時期の脳波には軽度の徐波の増加がみられたが,CT検査からは脳の器質変化を示す所見は得られなかつた。
皮膚症状の主なものは全身に散在する皮下結節と色素性母斑,いわゆるcafé-au-laitであった。
本症例では上記の症状以外に両側の眼瞼に黄色板がみられ,これと関連するかと考えられる血清の中性脂肪の増加を主とする高脂血症傾向が存在した。以上のことからvon Recklinghausen氏病と合併症の問題につき考察した。
短報
てんかん患者の結婚について
著者: 田中雄三 , 梅沢要一 , 川原隆造 , 宮本慶一 , 挾間秀文 , 上田肇
ページ範囲:P.1235 - P.1237
I.はじめに
てんかん患者の結婚状態については,すでにわが国でもいくつかの調査報告がなされている1〜3,5,7)。てんかんは薬物により比較的簡単に発作を抑止することができるため重篤な脳器質障害を伴わない限り,結婚に際してそれほど障害にならない疾患と言うことができる。しかしながらてんかんに対する社会的偏見は依然として強く,また慢性疾患であるため持続的服薬が必要であり,治癒の見通しが不明なこと,各種抗てんかん薬による催奇性や優生上の問題などがからんで,てんかん患者の結婚に際し困難を生じることも事実である。また,てんかんはいわゆる「結婚適齢期」以前に発病するものが多く,実際臨床場面においても患者や家族から結婚相談を受けることが少なくない。
今回,著者らは,てんかん患者の結婚状態について一実態調査を行なったので,その概略を報告する。
古典紹介
Ph. Chaslin—Groupe Provisoir des Folies Discordantes〔Éléments de Sémiologie et Clinique Mentales, Asselin et Houzeau édit., Paris, p. 772-p. 838, 1912〕—第2回
著者: 小泉明
ページ範囲:P.1239 - P.1255
言語性不統一精神病(Folie discordante verbale)
妄想型不統一精神病の少し脇にある型のものを置くことができると思うが,それはいわゆる妄想を持ってはおらず,極度の言語性支離滅裂を示すものである。さらに,妄想型の妄想は,確かに深いものか,そしてほとんど言語的な表現ではないのか? それが何であるにせよ,他の型の脇に取って置くことが私には興味深く思われた非常に純粋な言語性不統一病型をお目にかけたい。また支離滅裂さの比較的目立たない妄想を持った純粋さの少ない他の1例をも供覧したい。
言語性精神不統一病。完全に支離滅裂な言語。人工的な数々の語。―Giv. ヴィクトール・アンリは42歳で1904年9月8日,ビセートル病院に入院した。
資料
東南アジア各国における比較文化精神医学的問題点—その予備調査から
著者: 荻野恒一
ページ範囲:P.1257 - P.1264
I.はじめに
今日,世界の各地が急激かつ一様に,高度で画一的なテクノロジー文明のインパクトを受けつつあり,ここでそれぞれ異なる伝統的固有文化との葛藤ないし摩擦を引き起こしている。この種の文化摩擦現象は,いわゆる発展途上国において著しく,一般的に言って政治経済体制を超えて,先進国側の文化輸出によって惹起されているといえる。この傾向は東南アジア諸国においても顕著に見られ,しかもここではわが国の役割が大きいと言わなければならない。このような事情のゆえに,東南アジアの現地住民が蒙っている精神医学的事象を調査する場合,われわれはこれを第三者的研究者の立場からだけ行なうわけにはゆかず,しかもここでこうした研究調査という行為そのものが,この種の深刻な文化摩擦の原因になりうることも,たえず留意していなければならない5)。
わたしは以上のことを充分に考慮に入れた上で,昭和53年11月13日から12月12日までの30日間,台北,バンコク,ジャカルタ(以上,7日ずつ),クアラルンプール,シンガポール(おのおの4日間)を歴訪し,それぞれの地の大学,病院,研究所を訪ね,とくに可能なかぎり病者との面接に参加することに努めた。幸い以上の各地において例外なく,このさいこの点については,各精神科医の快い協力を受けることができた。
さてわたしの調査研究の主題は,東ニューギニァ(今日のパプア・ニューギニア)7),奥能登,沖縄,青森県南部地方などにおける比較文化精神医学研究6)の影響もあり,つぎの2つにおのずから限定されていった。すなわち,1)東南アジァ各国の精神分裂病(以下,分裂病)の精神病理学的諸症状および発病状況の分析,2)シャーマニズムを含めた伝統的民間療法と現代精神医療との文化摩擦現象,である。わたしはいま,このように調査内容を限定したことによって,今日的文化摩擦現象を比較文化精神医学的見地から明らかにするうえでは,かえって主題を鮮明にしたと考えている。というのは,1)について言うと,分裂病発生の状況は,2つ以上の異種文化のあいだの摩擦状況と理解することができ,さらに分裂病の諸症状の精神病理は,このような摩擦状況の証言ともいえる場合が少なくなかったからであり,また 2)の問題はそのまま,伝統文化と西欧文化との摩擦現象の縮図であるとさえ思えたのである2,5)。つぎにこれらの予備調査の概略と今後の調査への展望について述べる。
追悼 金子準二先生を偲ぶ
略歴と主な業績
著者: 田辺子男
ページ範囲:P.1266 - P.1266
略歴
大正6年12月 東京帝国大学医学科卒業
7年1月 東京府巣鴨病院医員
12年3月 東京警視庁衛生部技師
13年5月 大阪府技手,内務部社会課
14年8月 東京府立松沢病院講師
15年3月〜昭和24年3月 慶応義塾大学医学部講師
昭和6年4月〜25年3月昭和医専,昭和医科大学教授
24年1月〜54年8月 慈雲堂内科病院顧問
24年3月〜29年6月 東京精神病院協会常務理事,29年6月〜41年8月 同理事長
24年6月〜40年4月 日本精神衛生会常務理事
24年8月〜29年8月 日本精神病院協会常務理事,29年8月〜37年10月 同理事長
25年6月〜31年6月 日本病院協会常務理事
25年1月〜38年7月 中央優生保護審査会委員
26年4月〜38年9月 精神衛生審議会委員
35年4月〜37年5月 日本精神神経学会監事
金子準二先生を偲ぶ
著者: 元吉功
ページ範囲:P.1267 - P.1267
私は学生時代(慶大医学部)に先生の司法精神医学の講義を聴いた。当時の学生にはなじみにくい学問分野であったが,先生は教壇をあちこち歩きながら,独得のジョークを交えて学生を笑わせ,なかなか人気(?)のあったことを覚えている。卒業後,神経科教室へ入ってからは,先生の御声咳に接する機会は多くなったが,私が都内の精神病院の管理者に転出してからは,行政官でもあった先生と私の間は,監督する者とされる者とに変った。およそ役人らしからざる役人であったが,悪質な経営者には峻巌な態度を崩さず,当然病院業者からはずいぶん怖がられていた。先生が大変ないわゆる読書家であり愛書家であったことは知っている人も多いと思うが,鞄の中から古色蒼然たる書物を取り出し,今日これを神田の古書店で見つけた,と言って嬉しそう自慢されることもしばしばあった。こうして先生が数十年にわたって蒐集された万巻の古書・古文献は先生の胸中で醞醸され,晩年俗事から開放された先生は,あたかも蚕が糸を吐き繭を作るように,十巻数千頁に及ぶ御労作を発表された。日本精神病学書史(呉秀三賞受賞),日本狐憑史科集成その他で,詳細は先生の業績リストを一見すれば分るが,将来は知らず,今日もうこのような著述をなしうる人はいない。また先生のこの一連の著作を味読し,その真価を知る人も多くはないであろう。
このような学術上の偉業のほかに,先生が精神医療の世界に残された大きな足跡は,民間精神病院を統一組織化し(日本精神病院協会および東京精神病院協会),有力な団体として育て上げたことと,精神衛生法の制定に主導的な役割を果たされたことである。協会の設立は昭和24年であり,精神衛生法の制定は翌25年であるが,二つの運動はほとんど平行して進められていた。しかし金子先生の胸中には,まず民間病院の組織化を優先させることであったもののようである。当時私は,植松(協会の初代理事長),金子両先生の下でお手伝いをしていたから,その間の事情は知っているつもりであるが,精神科医の長年の悲願であった「精神病者監護法」と「精神病院法」を廃棄し,新しい精神衛生法の制定を企図するに当っては,まず精神医療の実質的な担い手である民間病院の全国組織を作ることが先決であると考えておられたようである。この組織の結成が,法制定運動の有力な背景となるばかりでなく,危惧された官僚ペースの作業の歯止めになると考えたのが,先生の本音だったと思う。精神医療の歴史も現実も,また戦前とはいえ長い間監督官庁にも在職して,公・私立病院の表裏を知り尽くしていた先生は,日本の将来の精神医療の発展は,政府や自治体に頼るよりも,民間病院の充実に期待する外ないと考えていたようである。先生の書かれた「二十年」(日精協発刊)の序文にも,行間にその意中を汲みとることができる。そうでなければ先生が協会の拡充のため専従職員一人すら居ない時期に,老躯に鞭打ち東奔西走,あれだけの情熱を燃やすはずがない。精神衛生法の制定には当時の植松慶大教授,林松沢病院長が主たる参画者であり,議員提出の法案として議会方面の工作には当時の参議員議員中山寿彦氏の尽力に負うところの大きかったことはよく知られた事実である。さまざまな紆余曲折はあったが,法案のでき上るまでの主役は金子先生であった。成文化された法の中には金子案の主要な柱は生かされている。現在,精神衛生法に対しては厳しい批判もあるが,敗戦の傷痕の未だ癒えない時期,連合軍の占領下という悪条件の中で,新しい法律の制定を企画立案し成功させるのは,並大低の労苦ではないのであり,数え立てれば欠点もあろうが,この法律が日本の精神医療史上に一時期を画したことに疑いはない。先生が自ら手がけた二つの大事業は立派に実を結んだのであって,天寿を完うされた先生の御霊の前に,私は今ここに,改めて跪きたい。
基本情報
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特集 「治療を終える」に向き合う
66巻11号(2024年11月発行)
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66巻10号(2024年10月発行)
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特集 精神疾患への栄養学的アプローチ
66巻2号(2024年2月発行)
特集 うつ病のバイオマーカー開発の試み
66巻1号(2024年1月発行)
特集 性差と精神医学—なぜ頻度や重症度に差があるのか
65巻12号(2023年12月発行)
特集 精神科領域の専門資格—どうやって取得し,どのように臨床へ活かすか
65巻11号(2023年11月発行)
特集 精神疾患回復の時間経過を見通す
65巻10号(2023年10月発行)
特集 DSM-5からDSM-5-TRへ—何が変わったのか
65巻9号(2023年9月発行)
特集 拡がり続ける摂食障害(摂食症)—一般化とともに拡散・難治化する精神病理にどう対処するか
65巻8号(2023年8月発行)
特集 複雑性PTSDの臨床
65巻7号(2023年7月発行)
特集 子どものうつ病に気づく
65巻6号(2023年6月発行)
特集 精神科医療の必須検査—精神科医が知っておきたい臨床検査の最前線
65巻5号(2023年5月発行)
増大号特集 いま,知っておきたい発達障害 Q&A 98
65巻4号(2023年4月発行)
特集 わが国の若手による統合失調症研究最前線
65巻3号(2023年3月発行)
特集 災害精神医学—自然災害,人為災害,感染症パンデミックとこころのケア
65巻2号(2023年2月発行)
特集 精神医療・精神医学の組織文化のパラダイムシフト
65巻1号(2023年1月発行)
特集 精神医学における臨床研究のすゝめ—わが国で行われたさまざまな精神医学臨床研究を参考にして
64巻12号(2022年12月発行)
特集 死別にまつわる心理的苦痛—背景理論からケアおよびマネジメントまで
64巻11号(2022年11月発行)
特集 ひきこもりの理解と支援
64巻10号(2022年10月発行)
特集 精神・神経疾患に併存する過眠の背景病態と治療マネジメント
64巻9号(2022年9月発行)
特集 学校で精神疾患を「自分のこと」として教育する
64巻8号(2022年8月発行)
特集 ジェンダーをめぐる諸課題を理解する
64巻7号(2022年7月発行)
特集 Withコロナ時代の精神医学教育の進歩—卒前教育から生涯教育まで
64巻6号(2022年6月発行)
特集 認知症診療の新潮流—近未来の認知症診療に向けて
64巻5号(2022年5月発行)
増大号特集 精神科診療のピットフォール
64巻4号(2022年4月発行)
特集 家族支援を考える
64巻3号(2022年3月発行)
特集 精神神経疾患の治療とQOL
64巻2号(2022年2月発行)
特集 精神科におけるオンライン診療
64巻1号(2022年1月発行)
特集 超高齢期の精神疾患
63巻12号(2021年12月発行)
特集 うつ病のニューロモデュレーション治療の新展開
63巻11号(2021年11月発行)
特集 「実感と納得」に向けた病気と治療の伝え方
63巻10号(2021年10月発行)
特集 統合失調症の心理社会的治療—どのように使い分け,効果を最大化するか
63巻9号(2021年9月発行)
特集 産業精神保健の現状と課題
63巻8号(2021年8月発行)
特集 認知症診療における精神科医の役割を再考する
63巻7号(2021年7月発行)
特集 自殺の現状と予防対策—COVID-19の影響も含めて
63巻6号(2021年6月発行)
特集 強迫についてあらためて考える
63巻5号(2021年5月発行)
増大号特集 精神科クリニカル・パール—先達に学ぶ
63巻4号(2021年4月発行)
特集 精神医療に関する疫学のトピック—記述疫学,リスク研究からコホート研究まで
63巻3号(2021年3月発行)
特集 サイコーシスとは何か—概念,病態生理,診断・治療における意義
63巻2号(2021年2月発行)
特集 いじめと精神医学
63巻1号(2021年1月発行)
特集 新型コロナウイルス感染症ただなかの精神医療
62巻12号(2020年12月発行)
特集 身体症状症の病態と治療—器質因がはっきりしない身体症状をどう扱うか?
62巻11号(2020年11月発行)
特集 若年性認知症の疫学・臨床・社会支援
62巻10号(2020年10月発行)
特集 精神科臨床における共同意思決定(SDM)
62巻9号(2020年9月発行)
特集 周産期メンタルヘルスの今
62巻8号(2020年8月発行)
特集 精神科医療における病名告知—伝えるか,伝えるべきでないか?伝えるなら,いつ,どのように伝えるか?
62巻7号(2020年7月発行)
特集 「大人の発達障害」をめぐる最近の動向
62巻6号(2020年6月発行)
特集 精神科診断分類の背景にある考え方
62巻5号(2020年5月発行)
増大号特集 精神科診療のエビデンス—国内外の重要ガイドライン解説
62巻4号(2020年4月発行)
特集 ベンゾジアゼピン受容体作動薬の問題点と適正使用
62巻3号(2020年3月発行)
特集 精神医学・医療の未来を拓く人材育成
62巻2号(2020年2月発行)
特集 発達障害と認知症をめぐって
62巻1号(2020年1月発行)
特集 SUN☺D臨床試験のインパクト—日本初の医師主導型抗うつ薬大規模臨床試験から学ぶ
61巻12号(2019年12月発行)
特集 精神疾患における病識・疾病認識—治療における意義
61巻11号(2019年11月発行)
特集 医療現場での怒り—どのように評価しどのように対応するべきか
61巻10号(2019年10月発行)
特集 トラウマインフォームドケアと小児期逆境体験
61巻9号(2019年9月発行)
特集 高齢者の精神科救急・急性期医療
61巻8号(2019年8月発行)
特集 光と精神医学
61巻7号(2019年7月発行)
特集 今再び問う,内因性精神疾患と心因性精神疾患の概念
61巻6号(2019年6月発行)
特集 マインドフルネス療法は他の精神療法と何が違うのか?
61巻5号(2019年5月発行)
特集 精神医学における主観と主体
61巻4号(2019年4月発行)
特集 統合失調症の治療ゴールをめぐって
61巻3号(2019年3月発行)
特集 ICD-11のチェックポイント
61巻2号(2019年2月発行)
オピニオン パーソナリティ障害の現在
61巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者のメンタルヘルス
60巻12号(2018年12月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅱ)
60巻11号(2018年11月発行)
特集 精神科臨床から何を学び,何を継承し,精神医学を改革・改良できたか(Ⅰ)
60巻10号(2018年10月発行)
特集 こころの発達の問題に関する“古典”をふりかえる
60巻9号(2018年9月発行)
特集 不眠症の治療と睡眠薬
60巻8号(2018年8月発行)
特集 作業療法を活用するには
60巻7号(2018年7月発行)
特集 双極Ⅱ型をめぐる諸問題
60巻6号(2018年6月発行)
特集 医療・医学の課題としての身体合併症
60巻5号(2018年5月発行)
特集 サイコオンコロジー
60巻4号(2018年4月発行)
特集 精神科診療におけるてんかん
60巻3号(2018年3月発行)
特集 せん妄をめぐる最近の動向
60巻2号(2018年2月発行)
特集 多様なアディクションとその対応
60巻1号(2018年1月発行)
特集 Research Domain Criteria(RDoC)プロジェクトの目指す新たな精神医学診断・評価システム
59巻12号(2017年12月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅱ)
59巻11号(2017年11月発行)
特集 「統合失調症」再考(Ⅰ)
59巻10号(2017年10月発行)
59巻9号(2017年9月発行)
特集 精神疾患の生物学的診断指標—現状と開発研究の展望
59巻8号(2017年8月発行)
特集 国連障害者権利条約と権利ベースのアプローチ
59巻7号(2017年7月発行)
特集 MRIのT2・FLAIR画像での白質高信号の意味を読み解く
59巻6号(2017年6月発行)
特集 精神医学と睡眠学の接点
59巻5号(2017年5月発行)
特集 認知行動療法の現在とこれから—医療現場への普及と質の確保に向けて
59巻4号(2017年4月発行)
特集 改正道路交通法と医療の視点
59巻3号(2017年3月発行)
特集 ADHDをめぐる最近の動向
59巻2号(2017年2月発行)
オピニオン 精神科医にとっての薬物療法の意味
59巻1号(2017年1月発行)
特集 インターネット依存の現在
58巻12号(2016年12月発行)
58巻11号(2016年11月発行)
特集 認知症の人の認知機能障害,生活障害,行動・心理症状の構造
58巻10号(2016年10月発行)
58巻9号(2016年9月発行)
特集 精神科臨床にみる家庭・家族の現在—何が変わり何が変わらないのか?
58巻8号(2016年8月発行)
58巻7号(2016年7月発行)
特集 精神疾患の予防と早期治療アップデート
58巻6号(2016年6月発行)
58巻5号(2016年5月発行)
特集 成人の自閉スペクトラム症とライフステージの課題
58巻4号(2016年4月発行)
58巻3号(2016年3月発行)
58巻2号(2016年2月発行)
特集 妊娠・出産・育児とメンタルヘルスケア
58巻1号(2016年1月発行)
特集 社会認知研究の最近の動向
57巻12号(2015年12月発行)
57巻11号(2015年11月発行)
シンポジウム 家族と当事者からみた精神科医療・精神医学
57巻10号(2015年10月発行)
特集 精神医学と神経学の境界領域—最近のトピックスから
57巻9号(2015年9月発行)
特集 統合失調症の認知機能障害の臨床的意義
57巻8号(2015年8月発行)
オピニオン DSM-5—私はこう思う
57巻7号(2015年7月発行)
特集 自殺対策の現状
57巻6号(2015年6月発行)
57巻5号(2015年5月発行)
57巻4号(2015年4月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅱ)
57巻3号(2015年3月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と今後の展望(Ⅰ)
57巻2号(2015年2月発行)
57巻1号(2015年1月発行)
特集 今後の産業精神保健の課題—近年の行政施策の動向をふまえて
56巻12号(2014年12月発行)
56巻11号(2014年11月発行)
56巻10号(2014年10月発行)
特集 良質かつ適切な医療の提供—改正精神保健福祉法41条の具体化
56巻9号(2014年9月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅱ)
56巻8号(2014年8月発行)
特集 うつ病の早期介入,予防(Ⅰ)
56巻7号(2014年7月発行)
56巻6号(2014年6月発行)
56巻5号(2014年5月発行)
特集 大学生とメンタルヘルス―保健管理センターのチャレンジ
56巻4号(2014年4月発行)
56巻3号(2014年3月発行)
56巻2号(2014年2月発行)
56巻1号(2014年1月発行)
55巻12号(2013年12月発行)
55巻11号(2013年11月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅱ
55巻10号(2013年10月発行)
特集 アンチスティグマ活動の新しい転機Ⅰ
55巻9号(2013年9月発行)
オピニオン 精神科医にとっての精神療法の意味
55巻8号(2013年8月発行)
特集 職場のメンタルヘルスと復職支援─その効果的な利用のために
55巻7号(2013年7月発行)
55巻6号(2013年6月発行)
55巻5号(2013年5月発行)
55巻4号(2013年4月発行)
55巻3号(2013年3月発行)
特集 SST最近の進歩と広がり
55巻2号(2013年2月発行)
55巻1号(2013年1月発行)
54巻12号(2012年12月発行)
54巻11号(2012年11月発行)
特集 アルコール・薬物関連障害
54巻10号(2012年10月発行)
特集 医療法に基づく精神疾患の地域医療計画策定
54巻9号(2012年9月発行)
54巻8号(2012年8月発行)
54巻7号(2012年7月発行)
54巻6号(2012年6月発行)
54巻5号(2012年5月発行)
54巻4号(2012年4月発行)
オピニオン マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法
54巻3号(2012年3月発行)
オピニオン 認知症の終末期医療の対応:現状と課題―尊厳をどう守るか
54巻2号(2012年2月発行)
特集 障害者権利条約批准に係る国内法の整備:今後の精神科医療改革への萌芽
54巻1号(2012年1月発行)
53巻12号(2011年12月発行)
シンポジウム 精神医学研究の到達点と展望
53巻11号(2011年11月発行)
特集 震災時の避難大作戦:精神科編
53巻10号(2011年10月発行)
特集 裁判員制度と精神鑑定
53巻9号(2011年9月発行)
53巻8号(2011年8月発行)
特集 性同一性障害(GID)
53巻7号(2011年7月発行)
53巻6号(2011年6月発行)
53巻5号(2011年5月発行)
特集 成人てんかんの国際分類と医療の現状
53巻4号(2011年4月発行)
シンポジウム 気分障害の生物学的研究の最新動向─DSM,ICD改訂に向けて
53巻3号(2011年3月発行)
53巻2号(2011年2月発行)
特集 統合失調症の予後改善に向けての新たな戦略
53巻1号(2011年1月発行)
52巻12号(2010年12月発行)
52巻11号(2010年11月発行)
52巻10号(2010年10月発行)
特集 高次脳機能障害をめぐって
52巻9号(2010年9月発行)
52巻8号(2010年8月発行)
52巻7号(2010年7月発行)
52巻6号(2010年6月発行)
52巻5号(2010年5月発行)
特集 児童期における精神疾患の非定型性―成人期の精神疾患と対比して
52巻4号(2010年4月発行)
特集 内因性精神疾患の死後脳研究
52巻3号(2010年3月発行)
特集 総合病院精神科衰退の危機と総合病院精神医学会の果たすべき役割
52巻2号(2010年2月発行)
52巻1号(2010年1月発行)
51巻12号(2009年12月発行)
51巻11号(2009年11月発行)
特集 現代の自殺をめぐる話題
51巻10号(2009年10月発行)
特集 若年性認知症をめぐる諸問題
51巻9号(2009年9月発行)
51巻8号(2009年8月発行)
51巻7号(2009年7月発行)
特集 精神疾患と睡眠マネージメント―最新の知見
51巻6号(2009年6月発行)
51巻5号(2009年5月発行)
51巻4号(2009年4月発行)
シンポジウム うつ病と自殺に医師はどう対応するのか―医師臨床研修並びに生涯研修における精神科の役割
51巻3号(2009年3月発行)
特集 社会脳をめぐって
51巻2号(2009年2月発行)
シンポジウム 統合失調症の脳科学
51巻1号(2009年1月発行)
50巻12号(2008年12月発行)
特集 Assertive Community Treatment(ACT)は日本の地域精神医療の柱になれるか?
50巻11号(2008年11月発行)
50巻10号(2008年10月発行)
50巻9号(2008年9月発行)
50巻8号(2008年8月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅱ
50巻7号(2008年7月発行)
特集 成人期のアスペルガー症候群・Ⅰ
50巻6号(2008年6月発行)
特集 疲労と精神障害―ストレス-疲労-精神障害について
50巻5号(2008年5月発行)
50巻4号(2008年4月発行)
50巻3号(2008年3月発行)
特集 精神疾患に対する早期介入の現状と将来
50巻2号(2008年2月発行)
50巻1号(2008年1月発行)
特集 精神医学的コミュニケーションとは何か―精神科専門医を目指す人のために
49巻12号(2007年12月発行)
49巻11号(2007年11月発行)
シンポジウム ストレスと精神生物学―新しい診断法を目指して
49巻10号(2007年10月発行)
49巻9号(2007年9月発行)
特集 「緩和ケアチーム」―精神科医に期待すること,精神科医ができること
49巻8号(2007年8月発行)
49巻7号(2007年7月発行)
特集 レビー小体型認知症をめぐって
49巻6号(2007年6月発行)
49巻5号(2007年5月発行)
特集 睡眠と精神医学:「睡眠精神医学」の推進
49巻4号(2007年4月発行)
49巻3号(2007年3月発行)
特集 統合失調症と感情障害の補助診断法の最近の進歩
49巻2号(2007年2月発行)
49巻1号(2007年1月発行)
シンポジウム 児童思春期の攻撃性・衝動性の理解と援助-ライフサイクルの視点から考える
48巻12号(2006年12月発行)
シンポジウム 気分障害治療の新たな展開
48巻11号(2006年11月発行)
48巻10号(2006年10月発行)
48巻9号(2006年9月発行)
特集 新医師臨床研修制度に基づく精神科ローテート研修の評価
48巻8号(2006年8月発行)
48巻7号(2006年7月発行)
48巻6号(2006年6月発行)
特集 オグメンテーション療法か,多剤併用療法か
48巻5号(2006年5月発行)
シンポジウム MCIとLNTDをめぐって
48巻4号(2006年4月発行)
48巻3号(2006年3月発行)
特集 災害精神医学の10年―経験から学ぶ
48巻2号(2006年2月発行)
48巻1号(2006年1月発行)
47巻12号(2005年12月発行)
シンポジウム 精神医療システムの改革:その理念とエビデンス
47巻11号(2005年11月発行)
特集 電気けいれん療法
47巻10号(2005年10月発行)
47巻9号(2005年9月発行)
47巻8号(2005年8月発行)
特集 リエゾン精神医学の現状と課題
47巻7号(2005年7月発行)
47巻6号(2005年6月発行)
47巻5号(2005年5月発行)
47巻4号(2005年4月発行)
47巻3号(2005年3月発行)
47巻2号(2005年2月発行)
特集 時代による精神疾患の病像変化
47巻1号(2005年1月発行)
46巻12号(2004年12月発行)
46巻11号(2004年11月発行)
46巻10号(2004年10月発行)
特集 精神科医療における介護保険制度
46巻9号(2004年9月発行)
46巻8号(2004年8月発行)
シンポジウム 精神障害治療の新展開
46巻7号(2004年7月発行)
46巻6号(2004年6月発行)
特集 精神科医療における危機介入
46巻5号(2004年5月発行)
46巻4号(2004年4月発行)
46巻3号(2004年3月発行)
46巻2号(2004年2月発行)
46巻1号(2004年1月発行)
特集 臨床心理技術者の国家資格化についての主張
45巻12号(2003年12月発行)
特集 統合失調症と認知機能―最近の話題
45巻11号(2003年11月発行)
特集 ICFと精神医学
45巻10号(2003年10月発行)
特集 新医師臨床研修制度における精神科研修はどうあるべきか
45巻9号(2003年9月発行)
45巻8号(2003年8月発行)
シンポジウム 痴呆症とパーキンソン病研究の新展開―原因分子の発見をてがかりとして
45巻7号(2003年7月発行)
45巻6号(2003年6月発行)
特集 統合失調症とは何か―Schizophrenia概念の変遷
45巻5号(2003年5月発行)
45巻4号(2003年4月発行)
特集 新医師臨床研修制度の課題―求められる医師像と精神科卒後教育の役割
45巻3号(2003年3月発行)
特集 ひきこもりの病理と診断・治療
45巻2号(2003年2月発行)
45巻1号(2003年1月発行)
44巻12号(2002年12月発行)
シンポジウム WHO精神保健レポートと日本の課題
44巻11号(2002年11月発行)
特集 精神疾患の脳画像解析と臨床応用の将来
44巻10号(2002年10月発行)
44巻9号(2002年9月発行)
44巻8号(2002年8月発行)
特集 精神疾患と認知機能
44巻7号(2002年7月発行)
特別企画 WPA 2002 横浜大会に期待する
44巻6号(2002年6月発行)
特集 司法精神医学の今日的課題
44巻5号(2002年5月発行)
44巻4号(2002年4月発行)
44巻3号(2002年3月発行)
特集 新しい向精神薬の薬理・治療
44巻2号(2002年2月発行)
44巻1号(2002年1月発行)
43巻12号(2001年12月発行)
43巻11号(2001年11月発行)
特集 青少年犯罪と精神医学
43巻10号(2001年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病の心理社会的治療の進歩
43巻9号(2001年9月発行)
43巻8号(2001年8月発行)
43巻7号(2001年7月発行)
43巻6号(2001年6月発行)
特集 社会構造の変化と高齢者問題
43巻5号(2001年5月発行)
特別企画 薬物依存者に対する精神保健・精神科医療体制
43巻4号(2001年4月発行)
43巻3号(2001年3月発行)
43巻2号(2001年2月発行)
特集 今,なぜ病跡学か
43巻1号(2001年1月発行)
42巻12号(2000年12月発行)
シンポジウム ライフサイクルと睡眠障害
42巻11号(2000年11月発行)
42巻10号(2000年10月発行)
特集 職場の精神保健
42巻9号(2000年9月発行)
42巻8号(2000年8月発行)
42巻7号(2000年7月発行)
42巻6号(2000年6月発行)
42巻5号(2000年5月発行)
特集 精神疾患の発病規定因子
42巻4号(2000年4月発行)
42巻3号(2000年3月発行)
特別企画 精神医学,医療の将来
42巻2号(2000年2月発行)
シンポジウム 新しい精神医学の構築—21世紀への展望
42巻1号(2000年1月発行)
41巻12号(1999年12月発行)
特集 児童精神科医療の課題
41巻11号(1999年11月発行)
41巻10号(1999年10月発行)
41巻9号(1999年9月発行)
41巻8号(1999年8月発行)
41巻7号(1999年7月発行)
41巻6号(1999年6月発行)
特集 治療抵抗性の精神障害とその対応
41巻5号(1999年5月発行)
41巻4号(1999年4月発行)
41巻3号(1999年3月発行)
41巻2号(1999年2月発行)
41巻1号(1999年1月発行)
特集 記憶障害の臨床
40巻12号(1998年12月発行)
シンポジウム がん,臓器移植とリエゾン精神医学—チーム医療における心のケア
40巻11号(1998年11月発行)
40巻10号(1998年10月発行)
40巻9号(1998年9月発行)
40巻8号(1998年8月発行)
シンポジウム 災害のもたらすもの—阪神・淡路大震災復興期のメンタルヘルス
40巻7号(1998年7月発行)
40巻6号(1998年6月発行)
40巻5号(1998年5月発行)
特集 アジアにおける最近の精神医学事情
40巻4号(1998年4月発行)
40巻3号(1998年3月発行)
40巻2号(1998年2月発行)
特集 精神病像を伴う躁うつ病および分裂感情障害の位置づけ—生物学的マーカーと診断・治療
40巻1号(1998年1月発行)
39巻12号(1997年12月発行)
39巻11号(1997年11月発行)
特集 精神科における合理的薬物選択アルゴリズム
39巻10号(1997年10月発行)
39巻9号(1997年9月発行)
39巻8号(1997年8月発行)
シンポジウム スーパービジョンとコンサルテーション—地域精神医療の方法
39巻7号(1997年7月発行)
39巻6号(1997年6月発行)
39巻5号(1997年5月発行)
特集 学校精神保健—教育との連携の実際
39巻4号(1997年4月発行)
39巻3号(1997年3月発行)
39巻2号(1997年2月発行)
39巻1号(1997年1月発行)
38巻12号(1996年12月発行)
シンポジウム 痴呆の薬物療法の最前線—向知性薬の臨床と基礎
38巻11号(1996年11月発行)
特集 精神医学における分子生物学的研究
38巻10号(1996年10月発行)
38巻9号(1996年9月発行)
38巻8号(1996年8月発行)
38巻7号(1996年7月発行)
38巻6号(1996年6月発行)
38巻5号(1996年5月発行)
特集 精神病理学の方法論—記述か計量か
38巻4号(1996年4月発行)
38巻3号(1996年3月発行)
38巻2号(1996年2月発行)
38巻1号(1996年1月発行)
37巻12号(1995年12月発行)
37巻11号(1995年11月発行)
37巻10号(1995年10月発行)
37巻9号(1995年9月発行)
37巻8号(1995年8月発行)
特集 外来精神科医療の現状と課題
37巻7号(1995年7月発行)
特集 阪神・淡路大震災—現場からの報告
37巻6号(1995年6月発行)
37巻5号(1995年5月発行)
37巻4号(1995年4月発行)
37巻3号(1995年3月発行)
37巻2号(1995年2月発行)
37巻1号(1995年1月発行)
特集 分裂病者の社会復帰—新しい展開
36巻12号(1994年12月発行)
シンポジウム アルツハイマー型痴呆の診断をめぐって
36巻11号(1994年11月発行)
36巻10号(1994年10月発行)
36巻9号(1994年9月発行)
36巻8号(1994年8月発行)
36巻7号(1994年7月発行)
36巻6号(1994年6月発行)
特集 精神医学と生物科学のクロストーク
36巻5号(1994年5月発行)
特集 精神疾患の新しい診断分類
36巻4号(1994年4月発行)
36巻3号(1994年3月発行)
36巻2号(1994年2月発行)
36巻1号(1994年1月発行)
特集 精神科治療の奏効機序
35巻12号(1993年12月発行)
35巻11号(1993年11月発行)
35巻10号(1993年10月発行)
35巻9号(1993年9月発行)
35巻8号(1993年8月発行)
シンポジウム 精神障害者の権利と能力—精神医学的倫理のジレンマ
35巻7号(1993年7月発行)
35巻6号(1993年6月発行)
35巻5号(1993年5月発行)
35巻4号(1993年4月発行)
特集 現代日本の社会精神病理
35巻3号(1993年3月発行)
35巻2号(1993年2月発行)
特集 加齢に関する精神医学的な問題
35巻1号(1993年1月発行)
34巻12号(1992年12月発行)
特集 精神科領域におけるインフォームド・コンセント
34巻11号(1992年11月発行)
34巻10号(1992年10月発行)
34巻9号(1992年9月発行)
34巻8号(1992年8月発行)
特集 薬物依存の臨床
34巻7号(1992年7月発行)
34巻6号(1992年6月発行)
34巻5号(1992年5月発行)
34巻4号(1992年4月発行)
34巻3号(1992年3月発行)
シンポジウム 境界例の診断と治療
34巻2号(1992年2月発行)
34巻1号(1992年1月発行)
33巻12号(1991年12月発行)
特集 不安の病理
33巻11号(1991年11月発行)
33巻10号(1991年10月発行)
33巻9号(1991年9月発行)
33巻8号(1991年8月発行)
33巻7号(1991年7月発行)
33巻6号(1991年6月発行)
33巻5号(1991年5月発行)
33巻4号(1991年4月発行)
33巻3号(1991年3月発行)
33巻2号(1991年2月発行)
特集 精神科領域におけるレセプター機能の研究の進歩
33巻1号(1991年1月発行)
32巻12号(1990年12月発行)
シンポジウム 「うつ」と睡眠
32巻11号(1990年11月発行)
32巻10号(1990年10月発行)
32巻9号(1990年9月発行)
32巻8号(1990年8月発行)
特集 精神疾患の現代的病像をめぐって
32巻7号(1990年7月発行)
32巻6号(1990年6月発行)
特集 精神分裂病の生物学的研究
32巻5号(1990年5月発行)
32巻4号(1990年4月発行)
32巻3号(1990年3月発行)
特集 向精神薬の見逃されやすい副作用と対策
32巻2号(1990年2月発行)
32巻1号(1990年1月発行)
31巻12号(1989年12月発行)
31巻11号(1989年11月発行)
31巻10号(1989年10月発行)
シンポジウム 精神障害者の責任能力
31巻9号(1989年9月発行)
31巻8号(1989年8月発行)
31巻7号(1989年7月発行)
31巻6号(1989年6月発行)
特集 現代社会と家族—諸病態との関連から
31巻5号(1989年5月発行)
31巻4号(1989年4月発行)
31巻3号(1989年3月発行)
31巻2号(1989年2月発行)
31巻1号(1989年1月発行)
特集 サーカディアンリズム—基礎から臨床へ
30巻12号(1988年12月発行)
30巻11号(1988年11月発行)
シンポジウム 痴呆とパーキンソニズム
30巻10号(1988年10月発行)
30巻9号(1988年9月発行)
特集 世界の精神科医療の動向
30巻8号(1988年8月発行)
30巻7号(1988年7月発行)
30巻6号(1988年6月発行)
シンポジウム 地域ケアと精神保健
30巻5号(1988年5月発行)
30巻4号(1988年4月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第2部
30巻3号(1988年3月発行)
創刊30周年記念特集 精神医学—最近の進歩 第1部
30巻2号(1988年2月発行)
30巻1号(1988年1月発行)
29巻12号(1987年12月発行)
特集 躁うつ病とセロトニン
29巻11号(1987年11月発行)
29巻10号(1987年10月発行)
29巻9号(1987年9月発行)
29巻8号(1987年8月発行)
29巻7号(1987年7月発行)
29巻6号(1987年6月発行)
29巻5号(1987年5月発行)
29巻4号(1987年4月発行)
29巻3号(1987年3月発行)
29巻2号(1987年2月発行)
29巻1号(1987年1月発行)
特集 老年精神医学
28巻12号(1986年12月発行)
28巻11号(1986年11月発行)
特集 脳の働きと心―大脳の機能をめぐって
28巻10号(1986年10月発行)
28巻9号(1986年9月発行)
28巻8号(1986年8月発行)
28巻7号(1986年7月発行)
28巻6号(1986年6月発行)
28巻5号(1986年5月発行)
28巻4号(1986年4月発行)
28巻3号(1986年3月発行)
28巻2号(1986年2月発行)
特集 現代の子供—心身の発達とその病理—東京都精神医学総合研究所 第13回シンボジウムから
28巻1号(1986年1月発行)
27巻12号(1985年12月発行)
特集 摂食障害の心理と治療
27巻11号(1985年11月発行)
27巻10号(1985年10月発行)
27巻9号(1985年9月発行)
27巻8号(1985年8月発行)
27巻7号(1985年7月発行)
27巻6号(1985年6月発行)
特集 前頭葉の神経心理学
27巻5号(1985年5月発行)
特集 精神分裂病の成因と治療—東京都精神医学総合研究所 第12回シンポジウムから
27巻4号(1985年4月発行)
27巻3号(1985年3月発行)
27巻2号(1985年2月発行)
特集 睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)―その病態と臨床
27巻1号(1985年1月発行)
26巻12号(1984年12月発行)
26巻11号(1984年11月発行)
26巻10号(1984年10月発行)
26巻9号(1984年9月発行)
26巻8号(1984年8月発行)
26巻7号(1984年7月発行)
特集 側頭葉障害における言語症状
26巻6号(1984年6月発行)
26巻5号(1984年5月発行)
26巻4号(1984年4月発行)
26巻3号(1984年3月発行)
26巻2号(1984年2月発行)
特集 DSM-III—その有用性と問題点
26巻1号(1984年1月発行)
特集 精神疾患に対する神経内分泌的アプローチ
25巻12号(1983年12月発行)
特集 カルバマゼピンの向精神作用
25巻11号(1983年11月発行)
25巻10号(1983年10月発行)
特集 少年非行の心理と病理—東京都精神医学総合研究所 第11回シンポジウムから
25巻9号(1983年9月発行)
25巻8号(1983年8月発行)
特集 児童精神医学の現状と将来—都立梅ケ丘病院30周年記念シンポジウムから
25巻7号(1983年7月発行)
25巻6号(1983年6月発行)
25巻5号(1983年5月発行)
25巻4号(1983年4月発行)
特集 聴覚失認
25巻3号(1983年3月発行)
特集 精神医学における病態モデル
25巻2号(1983年2月発行)
特集 薬物と睡眠をめぐって
25巻1号(1983年1月発行)
24巻12号(1982年12月発行)
特集 アルコール依存症の精神医学—東京都精神医学総合研究所 第10回シンポジウムから
24巻11号(1982年11月発行)
24巻10号(1982年10月発行)
特集 精神科診療所をめぐる諸問題
24巻9号(1982年9月発行)
24巻8号(1982年8月発行)
24巻7号(1982年7月発行)
24巻6号(1982年6月発行)
24巻5号(1982年5月発行)
24巻4号(1982年4月発行)
特集 視覚失認
24巻3号(1982年3月発行)
24巻2号(1982年2月発行)
特集 リチウムの臨床と基礎—最近の話題
24巻1号(1982年1月発行)
23巻12号(1981年12月発行)
23巻11号(1981年11月発行)
特集 Ⅱ.アジアにおける精神衛生問題
23巻10号(1981年10月発行)
特集 失行
23巻9号(1981年9月発行)
23巻8号(1981年8月発行)
23巻7号(1981年7月発行)
特集 てんかんのメカニズムと治療—東京都精神医学総合研究所 第8回シンポジウムから
23巻6号(1981年6月発行)
23巻5号(1981年5月発行)
23巻4号(1981年4月発行)
23巻3号(1981年3月発行)
23巻2号(1981年2月発行)
23巻1号(1981年1月発行)
22巻12号(1980年12月発行)
特集 躁うつ病の生物学
22巻11号(1980年11月発行)
特集 Butyrophenone系抗精神病薬の臨床精神薬理学
22巻10号(1980年10月発行)
特集 日本精神医学と松沢病院
22巻9号(1980年9月発行)
22巻8号(1980年8月発行)
特集 思春期の精神医学的諸問題—東京都精神医学総合研究所 第7回シンポジウムから
22巻7号(1980年7月発行)
特集 Brain Function Testへのアプローチ
22巻6号(1980年6月発行)
22巻5号(1980年5月発行)
特集 睡眠研究—最近の進歩
22巻4号(1980年4月発行)
22巻3号(1980年3月発行)
22巻2号(1980年2月発行)
特集 向精神薬をめぐる最近の諸問題
22巻1号(1980年1月発行)
特集 幻覚
21巻12号(1979年12月発行)
21巻11号(1979年11月発行)
特集 精神分裂病の生物学
21巻10号(1979年10月発行)
21巻9号(1979年9月発行)
21巻8号(1979年8月発行)
特集 老人の精神障害—東京都精神医学総合研究所,第6回シンポジウムから
21巻7号(1979年7月発行)
特集 精神分裂病の遺伝因と環境因
21巻6号(1979年6月発行)
特集 創刊20周年記念 第2部
21巻5号(1979年5月発行)
特集 創刊20周年記念 第1部
21巻4号(1979年4月発行)
21巻3号(1979年3月発行)
21巻2号(1979年2月発行)
特集 妄想
21巻1号(1979年1月発行)
20巻12号(1978年12月発行)
特集 精神鑑定
20巻11号(1978年11月発行)
20巻10号(1978年10月発行)
シンポジウム 精神分裂病者の治療について—東京都精神医学総合研究所,第5回シンポジウムから
20巻9号(1978年9月発行)
20巻8号(1978年8月発行)
20巻7号(1978年7月発行)
20巻6号(1978年6月発行)
20巻5号(1978年5月発行)
20巻4号(1978年4月発行)
20巻3号(1978年3月発行)
20巻2号(1978年2月発行)
20巻1号(1978年1月発行)
19巻12号(1977年12月発行)
特集 青年期の精神病理
19巻11号(1977年11月発行)
シンポジウム こころとからだ—東京都精神医学総合研究所,第4回シンポジウムから
19巻10号(1977年10月発行)
19巻9号(1977年9月発行)
19巻8号(1977年8月発行)
特集 在宅精神医療(2)—社会復帰活動とその周辺
19巻7号(1977年7月発行)
19巻6号(1977年6月発行)
19巻5号(1977年5月発行)
19巻4号(1977年4月発行)
特集 精神分裂病の精神生理学
19巻3号(1977年3月発行)
19巻2号(1977年2月発行)
シンポジウム 生のリズムとその障害—東京都精神医学総合研究所,第3回シンポジウムから
19巻1号(1977年1月発行)
18巻12号(1976年12月発行)
特集 近代日本の宗教と精神医学
18巻11号(1976年11月発行)
18巻10号(1976年10月発行)
18巻9号(1976年9月発行)
18巻8号(1976年8月発行)
18巻7号(1976年7月発行)
18巻6号(1976年6月発行)
特集 在宅精神医療—日常生活における指導と治療
18巻5号(1976年5月発行)
シンポジウム 大都市の病理と精神障害—東京都精神医学総合研究所第2回シンポジウムから
18巻4号(1976年4月発行)
18巻3号(1976年3月発行)
18巻2号(1976年2月発行)
18巻1号(1976年1月発行)
17巻13号(1975年12月発行)
臨時増刊号特集 精神医学における日本的特性
17巻12号(1975年12月発行)
17巻11号(1975年11月発行)
17巻10号(1975年10月発行)
17巻9号(1975年9月発行)
17巻8号(1975年8月発行)
17巻7号(1975年7月発行)
17巻6号(1975年6月発行)
17巻5号(1975年5月発行)
17巻4号(1975年4月発行)
17巻3号(1975年3月発行)
17巻2号(1975年2月発行)
17巻1号(1975年1月発行)
16巻12号(1974年12月発行)
16巻11号(1974年11月発行)
シンポジウム 現代における精神医学研究の課題—東京都精神医学総合研究所開設記念シンポジウムから
16巻10号(1974年10月発行)
16巻9号(1974年9月発行)
16巻7号(1974年7月発行)
シンポジウム 向精神薬療法の現状と問題点—Dr. Frank J. Ayd, Jr. を迎えて
16巻6号(1974年6月発行)
誌上シンポジウム 日本の精神医療についての4つの意見
16巻5号(1974年5月発行)
16巻4号(1974年4月発行)
16巻3号(1974年3月発行)
16巻2号(1974年2月発行)
16巻1号(1974年1月発行)
15巻12号(1973年12月発行)
特集 精神障害と家族
15巻11号(1973年11月発行)
15巻10号(1973年10月発行)
15巻9号(1973年9月発行)
15巻8号(1973年8月発行)
15巻7号(1973年7月発行)
15巻6号(1973年6月発行)
15巻5号(1973年5月発行)
15巻4号(1973年4月発行)
特集 痴呆の臨床と鑑別
15巻3号(1973年3月発行)
15巻2号(1973年2月発行)
15巻1号(1973年1月発行)
14巻12号(1972年12月発行)
特集 精神障害者の動態
14巻11号(1972年11月発行)
14巻10号(1972年10月発行)
14巻9号(1972年9月発行)
14巻8号(1972年8月発行)
14巻7号(1972年7月発行)
14巻6号(1972年6月発行)
14巻5号(1972年5月発行)
特集 てんかん分類へのアプローチ
14巻4号(1972年4月発行)
14巻3号(1972年3月発行)
14巻2号(1972年2月発行)
特集 作業療法
14巻1号(1972年1月発行)
13巻12号(1971年12月発行)
特集 社会変動と精神医学
13巻11号(1971年11月発行)
13巻10号(1971年10月発行)
特集 内因性精神病の生物学的研究
13巻9号(1971年9月発行)
13巻8号(1971年8月発行)
13巻7号(1971年7月発行)
13巻6号(1971年6月発行)
13巻5号(1971年5月発行)
特集 向精神薬をめぐる問題点
13巻4号(1971年4月発行)
13巻3号(1971年3月発行)
13巻2号(1971年2月発行)
13巻1号(1971年1月発行)
12巻12号(1970年12月発行)
特集 社会のなかの精神科医
12巻11号(1970年11月発行)
12巻10号(1970年10月発行)
12巻9号(1970年9月発行)
12巻8号(1970年8月発行)
12巻7号(1970年7月発行)
12巻6号(1970年6月発行)
特集 境界例の病理と治療
12巻5号(1970年5月発行)
特集 対人恐怖
12巻4号(1970年4月発行)
12巻3号(1970年3月発行)
12巻2号(1970年2月発行)
特集 医療危機と精神科医—第6回日本精神病理・精神療法学会 討論集会をめぐって
12巻1号(1970年1月発行)
11巻12号(1969年12月発行)
11巻11号(1969年11月発行)
11巻10号(1969年10月発行)
11巻9号(1969年9月発行)
11巻8号(1969年8月発行)
11巻7号(1969年7月発行)
11巻6号(1969年6月発行)
11巻5号(1969年5月発行)
特集 心気症をめぐつて
11巻4号(1969年4月発行)
11巻3号(1969年3月発行)
特集 医学教育と精神療法
11巻2号(1969年2月発行)
11巻1号(1969年1月発行)
10巻12号(1968年12月発行)
10巻11号(1968年11月発行)
10巻10号(1968年10月発行)
10巻9号(1968年9月発行)
10巻8号(1968年8月発行)
10巻7号(1968年7月発行)
特集 集団精神療法(日本精神病理・精神療法学会第4回大会シンポジウム)
10巻6号(1968年6月発行)
10巻5号(1968年5月発行)
特集 うつ病—日本精神病理・精神療法学会(第4回大会シンポジウム)
10巻4号(1968年4月発行)
10巻3号(1968年3月発行)
10巻2号(1968年2月発行)
10巻1号(1968年1月発行)
9巻12号(1967年12月発行)
9巻11号(1967年11月発行)
9巻10号(1967年10月発行)
9巻9号(1967年9月発行)
9巻8号(1967年8月発行)
9巻7号(1967年7月発行)
特集 精神療法の技法と理論—とくに人間関係と治癒像をめぐって
9巻6号(1967年6月発行)
特集 心因をめぐる諸問題
9巻5号(1967年5月発行)
特集 創造と表現の病理
9巻4号(1967年4月発行)
特集 精神療法における治癒機転
9巻3号(1967年3月発行)
9巻2号(1967年2月発行)
特集 精神分裂病の診断基準—とくに“Praecoxgefühl”について
9巻1号(1967年1月発行)
特集 内因性精神病の疾病論
8巻12号(1966年12月発行)
特集 うつ病の臨床
8巻11号(1966年11月発行)
特集 宗教と精神医学
8巻10号(1966年10月発行)
特集 地域精神医学—その理論と実践
8巻9号(1966年9月発行)
8巻8号(1966年8月発行)
8巻7号(1966年7月発行)
特集 精神医療体系のなかでの精神病院の位置づけ
8巻6号(1966年6月発行)
特集 薬物と精神療法
8巻5号(1966年5月発行)
8巻4号(1966年4月発行)
特集 精神分裂病の家族研究
8巻3号(1966年3月発行)
特集 精神活動とポリグラフ
8巻2号(1966年2月発行)
8巻1号(1966年1月発行)
7巻12号(1965年12月発行)
7巻11号(1965年11月発行)
7巻10号(1965年10月発行)
7巻9号(1965年9月発行)
7巻8号(1965年8月発行)
7巻7号(1965年7月発行)
7巻6号(1965年6月発行)
特集 呉秀三先生の生誕100年を記念して
7巻5号(1965年5月発行)
7巻4号(1965年4月発行)
7巻3号(1965年3月発行)
特集 精神分裂病の“治癒”とは何か
7巻2号(1965年2月発行)
特集 精神療法の限界と危険
7巻1号(1965年1月発行)
6巻12号(1964年12月発行)
6巻11号(1964年11月発行)
特集 向精神薬・抗けいれん剤の効果判定法
6巻10号(1964年10月発行)
6巻9号(1964年9月発行)
6巻8号(1964年8月発行)
6巻7号(1964年7月発行)
6巻6号(1964年6月発行)
6巻5号(1964年5月発行)
6巻4号(1964年4月発行)
6巻3号(1964年3月発行)
6巻2号(1964年2月発行)
特集 神経症の日本的特性
6巻1号(1964年1月発行)
特集 近接領域からの発言
5巻12号(1963年12月発行)
5巻11号(1963年11月発行)
5巻10号(1963年10月発行)
5巻9号(1963年9月発行)
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5巻7号(1963年7月発行)
5巻6号(1963年6月発行)
5巻5号(1963年5月発行)
5巻4号(1963年4月発行)
5巻3号(1963年3月発行)
特集 てんかん
5巻2号(1963年2月発行)
特集 病識〔精神病理懇話会講演および討議〕
5巻1号(1963年1月発行)
4巻12号(1962年12月発行)
4巻11号(1962年11月発行)
特集 睡眠
4巻10号(1962年10月発行)
4巻9号(1962年9月発行)
4巻8号(1962年8月発行)
4巻7号(1962年7月発行)
4巻6号(1962年6月発行)
4巻5号(1962年5月発行)
4巻4号(1962年4月発行)
4巻3号(1962年3月発行)
4巻2号(1962年2月発行)
4巻1号(1962年1月発行)
3巻12号(1961年12月発行)
特集 非定型内因性精神病
3巻11号(1961年11月発行)
3巻10号(1961年10月発行)
3巻9号(1961年9月発行)
3巻8号(1961年8月発行)
3巻7号(1961年7月発行)
3巻6号(1961年6月発行)
3巻5号(1961年5月発行)
3巻4号(1961年4月発行)
3巻3号(1961年3月発行)
3巻2号(1961年2月発行)
3巻1号(1961年1月発行)
特集 妄想の人間学—精神病理懇話会講演ならびに討論